百字ヶ岳(:入広瀬村 毛猛山塊 足沢太郎助経由) 残雪状況 2001.4.21


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Posted by 皆川 on 2001/04/23 07:54:34:

    百字ヶ岳(入広瀬村 毛猛山塊 足沢山・太郎助山経由)残雪状況他 2001.4.21 
    5時30分 国道252号線スタート 天候曇り 気温 0℃位 
    雪は麓では結構多い、ツバキの藪はほとんど埋まっている。雪は硬くいきなりの急登はきつい、TEXはピッケルを出す。去年より幾分多い気がする、一昨年はぐっと少なかった。80mほど登って左の稜線に出る。細い稜線はイワウチワが盛り、目を和ませてくれる。左からの尾根と交わる頃から尾根も広くなりまた雪の上を進む。ブナの穴から見ると雪は1.5〜2m位だろうか。やはり低い所は去年より少し多いようだ。尾根も細くなり再びイワウチワの稜線をゆく。尾根には、もう咲いているタムシバもある。ふりかえると眼下の景色がすばらしい、その奥に守門が映える、しかし米さんとTEXが景色はいいから・・・と言っているように見え、休まず足を進める。おかげでだんだんピッチが上がる。合流点をすぎてまもなく尾根も広くなりまた雪の中を歩く。去年より少し少なめで一昨年よりは大分多い。えらく早く着いたので足沢山で10分ほど休憩。この先は木々が霧氷ですばらしい。特にハイマツについて霧氷はなんともいえない。太郎助に向かう尾根は雪が結構ついている。クレバスはあるだろうが、この分だとそう難儀しなくともいけそう。ピッケルを出しトラバース気味に雪堤をすすむ。1100m位で雪堤が切れていてしばらく藪を行く。また雪堤に戻り快調にとばす。1300m付近の急登は藪を刈りながらすすむ、霧氷の先に見える桧がすばらしく、米さんがカメラを出す。この頃から急に暖かくなり霧氷がバラバラと音を立てて落ちてくる。藪は仕方ないが頭や背中に氷が落ちるのがきつい。去年10m程の壁が出来たところは雪が低く難なく通過。一部藪に乗りながらも太郎助山に到着。まだ早いので百字に向かう。ここもほとんど雪堤を歩ける、今年は雪のつき方が良いようだ、桧沢からの吹上がすずしい。雪がやわらかくなり足首までもぐり、所々見えないクレバスで足をとられる。
    9時40分 百字ヶ岳着 天候曇り 風はほとんどなし。えらく早く着いてしまったがここで宴会との事。穴を掘ろうとしたら、米さんが風がないからいいよという、せっかくスコップを持ってきたが尾根の雪のないところに座る。ビールを冷やし乾杯、遠くはガスがかかって見えない、駒や荒沢の山頂はガスの中。太郎助に向かっている人が大声でこちらを呼んでいるので手を振り声を返す、見ていると太郎助でやめたようだ。結局薄日はさした物の晴れなかった。熊刈り部隊も見かけず、動物も足跡は合ったが姿は全く見なかった。
    12時40分 3時間の宴会も閉め、下山開始、雪の上は走ったものの3時間近くかかって下山。15時30分すぎようやく車に到着。後で聞いたら熊刈りは今日は未丈に行ったとの事であった。ただこの山塊は5月6日まで狩猟期間であるので注意が必要。


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