鋸山　積雪状況他　2001.3.10

鋸山　カモシカ調査　栃尾半蔵金積雪状況　　 2001.3.10
13時10分　天候　曇　風は殆ど無し、積雪は防雪センター脇で2.5m位　雪は2週間前より増えている。時々薄日がさし暑くてヤッケは着ずにスタート。林道は朝圧雪した跡に5ｃｍ程の新雪が積もっていた。真木林道は春の田圃に合わせ一部雪を割り始めている。田圃に入ると30〜40ｃｍの新雪がある、とても重い。スノーシューで膝下くらいのラッセルだが下は堅い。スノーシューのつま先部分にスコップ一林位の雪が載るので足を振りながら歩く。歩き始めて20分ほどたつと、ようやく雲も厚くなり雪が降り始めた。歩き始めた頃見えた山頂も、完全に雲に隠れ視程は300〜500m程度。ただ、これではカモシカは見えない？林に入ってすぐののテープが低い。2月始めの積雪量に戻った様だ。相変わらず風は弱く4〜5m程度だが、雪が降り始めたので幾分涼しい。林の中に入ると膝上までもぐる。登りきるころには雪は軽くなったが堅いところがなくなりどこまでももぐる気がする。少し風が出てきた10m程度か。ガスと雪で遠くは見えない、視程200〜300m。2週間前に見えたマーキングテープもまた雪の中にもぐったようだ。動物の足跡は全くない。カモシカの姿を探しながら見るが姿は無し。新雪は50〜70ｃｍ、積雪は3.5m以上あるようだ。花立からの稜線に出ても風は変わらず、5〜10m程度。新しい雪庇が結構大きい、高さ7〜8mか、新雪部分が1.5mはある。稜線は広い。風で新雪が飛ばされた所は黄砂でよごれている。
14時55分　山頂は雪、気温氷点下1〜2℃位　風は5〜10m 積雪3〜3.5m位　視程は200〜300m。結局今日もカモシカの様子はわからず。一月前の雪洞跡は全くわからず。粟ヶ岳岳に行った仲間と無線がつながり15分ほど過ごしそのまま下山開始。雪も強くなりトレースは消え始めていた。気温が下がったが雪は深く、急斜面のくだりでも膝が雪の上に出ない。田圃に入る頃には表面が凍って、膝で割って進むとバリバリ音がする。何とか走って下山。山内さんに挨拶して16時防雪センター着。防雪センターではカラオケ大会をやっていた。

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