守門大岳 積雪状況 2001.3.3


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Posted by 皆川 on 2001/03/05 09:02:54:

    守門大岳 積雪状況 守門村二分 2001.3.3
    道路の両脇は2.5m位の壁が出来ている。二分から10cm程度の新雪、所々凍結している。車は給水施設(冬季駐車場)まで。
    7時10分他に車は無し。天候は薄曇り 風は無い 駐車場は除雪してあるものの、新雪で状態がわからずバックするのに気を使う。まもなく米さん達も来てスタート。出発の頃一台来たようだ。橋を渡り終えるまで1〜2日前のトレースがうっすらと残る。猿倉橋へは向った跡はない。
    昨日大竹商店に聞いたところ、木曜日から金曜日にかけて30cmほど降ったとの事。雪はスノーシューを履いて深い所で膝までのラッセル。
    橋の上は2〜2.5mほどの積雪、そんなに多くは無い。大平へのショートカットの急斜面もまだ雪がたっぷりあるが、今日はひとつ手前の尾根を進む。あたりまえだがまだ沢には穴は無い。小杉の中を進むが雪はもぐって歩きづらい。長峰の尾根も堅いところは無く、風で飛ばされ薄くなったところと思うが全体に深い、平均して30cm位もぐる。
    8時20分 少し晴れまだ出て来た。保久礼小屋は全体が出て、屋根に2.5〜3mの雪がある。今年は山の雪が多いと言う話を聞くが特に多くないようだ、多めにみても50cm多い程度と思う。(昔の豪雪に比べて出なく、ここ10年程の中で)
    保久礼からの登りにかかったらさっきの陽射しで雪が重くなってきた。米さん達はブナ林で写真を撮り始めたので景色を見ながらゆっくりと一人で進む。風が無かったのか、ブナに付く雪は全体にまとわりついたようで、エビの尻尾になっていない。それでも日がさして来るととてもきれいになる。雪面に木々の影が出来、ブナは雪で花が咲いたようになっている。この景色を見るだけの為に来る人も多い。中津又側の斜面もとても見事だ。
    ただ雪は何時までも堅くならない。ブナ林を越え、潅木帯になっても深いところでは膝までもぐる。潅木帯を過ぎればと思っていたが、結局頂上までクラストしたところはなかった。最後までラッセルは珍しい、数ヶ所テープをつける。頂上もとても遠く感じた。
    12時 山頂では 気温氷点下4℃ 風も4〜5m 時々薄日が差す程度 視界はまあまあ、もやがありそんなに遠くまで見えないが、尾瀬燧程度までは見える。中津又の雪庇もすごいがいつもと変わらない。袴の雪庇もまだまだ激しさは無い。春になって回りの雪が落ちると激しくなるだろう。穴を掘るが雪が柔らかい。掘るにもピッケルは要らなかった。だんだん人が増えてきた。われわれのほかは全部スキーヤー。十人以上は来ているようだ。ただ装備は殆どの人が軽装備、大丈夫か?。袴にも3人ほど人影が見える。13時40分下山開始日、暖かくなり、来る時にも増して雪が重い。もう少し急だといいのだが、緩斜面の為トレースをたどると堅すぎ、外れると雪が絡み付く。
    15時40分駐車場 駐車場に入りきらず2台道路に停めてあった。10台以上入ったようだ。


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