鋸山　カモシカ積雪状況　2001.2.24

鋸山　カモシカ調査　栃尾半蔵金積雪状況　　 2001.2.24
11時10分　天候　雪　風は殆ど無し、積雪は防雪センター脇で2m位　雪もだいぶ下がったようだ。暑くてシャツ１枚、ヤッケはズボンのみでスタート。林道は10ｃｍ程の新雪が積もっていた。真木林道は春の田圃に合わせ一部雪を割り始めている。途中で山内氏の家に挨拶。田圃に入ってももぐるのはスノーシューで15〜20ｃｍ程度、歩きやすい。林に入る頃は、新雪が20〜25ｃｍの深さ、少し風が出て来たがまだ暑い。ガスと雪で遠くは見えない、視程50〜100m位か。これでは先週あったと言うカモシカの足跡やフンもわからないだろう。幾分風が出てきて視界が開けるが、あるのはウサギの足跡だけ。雪はだいぶ締まってきて50〜70ｃｍは下がったようだ、ラッセルは深い所で膝まで。1月1日につけたマーキングテープが所々見えてきた。急登を登りきると急に風が強くなり、吹雪になりヤッケを着る。木々に付く雪もエビの尻尾に変わる。雪も風で吹き飛ばされクラストしていて歩きやすい。カモシカの姿を探しながら見るが姿は無し。積雪は3.0〜3.5m位か。花立からの稜線に出ると風はおさまり5〜10m程度。丸く広い稜線に新雪が乗りとても歩きやすい、2週間前の稜線の鋭さは無い。
12時50分　山頂は雪、気温氷点下1〜2℃位　風は5〜10m 積雪2.5.〜3m位　視程は200〜300m。結局今日もカモシカの様子はわからず。先々週の雪洞跡が見える。猿ヶ岳に行った仲間と無線がつながり20分ほど過ごしそのまま下山開始。それでもトレースは少し消えかけていた。気温が下がったせいで雪は軽くなり快適に走れる。40分ほどで防雪センター着。気温は上がらず、下でも氷点下0.4℃だった。除雪をしている諸橋氏の家によりお茶を頂く。カモシカは真木林道の上のほうの急な沢から五百山の方にかけてよく見かけるそうである。

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