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番号9385 乙妻山(オトツマヤマ) 別名 大日峰 2,318m

所在地 妙高市(旧中頸城郡妙高高原町)、長野市(旧上水内郡戸隠村) 2.5万図「高妻山」 三角点 三角点なし 標高差 m

掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、新潟県観光便覧

緯度 364834 経度 1380251 国土地理院

登山口 登山道あり。戸隠。

山行記録 

 2021.10.04

 駐車場(0:20)→牧場出口(1:35)→一不動(1:00)→五地蔵山(2:00)→高妻山(0:55)→乙妻山(0:55)→高妻山(1:30)→五地蔵山(1:40)→牧場入口(0:25)→駐車場

 高妻山は、日本百名山なので山名は知られているが、新潟県側からの登山道が無いことと新潟県から山容が見えにくいため長野県の山と思われている。
また、乙妻山は高妻山と一体の山で登山道があるが、高妻山から往復2時間かかるため、登山者は高妻山で引き返している状況である。
 キャンプ場入口の登山者用駐車場に駐車して出発した。
 キャンプ場を通って牧場を抜けると登山道入口があった。
 登山口は牧場の有刺鉄線を人間が通れるように作られていた。
 登山道は、大洞沢に沿って平坦な場所を進んで行き、鉄パイプで組んだ橋を渡ると本格的な登山道となった。
 沢を数回渡って登ると「滑滝」に着いて一枚岩の右側を鎖で登った。
 正面に滝が見えると「帯岩」と呼ばれる岩を最初は直登して滝の上をトラバースして登った。
 「氷清水」を過ぎると一不動避難小屋に着いた。
 避難小屋から少し離れた場所に「一不動」が祀られていた。
 ここから五地蔵山へは、アップダウンを繰り返して登るが、各ピークに「二釈迦」「三文殊」「四普賢」「五地蔵」「六弥勒」が祀られていた。
 五地蔵山は、山頂尾根の取り付きに「五地蔵」が祀られていて、中間の場所に五地蔵山の山頂標識があり、1998m標高地点に「六弥勒」が祀られていた。
 地形図では、1998m標高地点を五地蔵山としている。
 ここからは、山頂への斜面を見ながらアップダウンで登った。
 二つ目のピーク取り付き地点に「七薬師」が2053m標高点手前に「八観音」が祀られていた。
 2053m標高点付近に「九勢至」があって、ここから山頂に向かって250mの急登の登りとなった。
 岩が多くなると山頂尾根に着いて平坦な岩尾根を登ると山頂手前のピークに「十阿弥陀」が祀られている場所に着いた。
 ここから山頂へは大きな岩をいくつも超えて進むと三角点のある高妻山山頂に着いた。
 山頂からは360度の展望で頸城三山、飯縄山、黒姫山、戸隠山、遠くに北アルプスが見えた。
 乙妻山へは、最初に岩の急斜面を下るが急斜面を捲いて下るので問題無く下れた。
 一つ目のピークを登ると緩やかな尾根道となって、2297m標高地点付近からは、笹の多い場所の登山道となって歩きやすくなった。
 緩やかな下りで草原状の窪地に着くと緩やかな尾根の登りで乙妻山山頂に着いた。
 乙妻山山頂は細長い尾根で奥に山頂標識と「十三虚空蔵」が祀られていた。
 山頂からは高妻山と同様に360度の展望があった。
 また、「十一阿しゅく」は最初のピークに「十二大日」は窪地に祀られていた。
 乙妻山からは五地蔵山まで引き返して弥勒尾根で下山した。
 弥勒尾根は、最初は飯縄山を見ながら展望のある笹原の急斜面を一気に下った。
 樹林帯に入って1596m標高地点を少し登ったが緩やかな下りとなってブナ林を過ぎると牧場登山口に着いた。
 牧場管理道路を進むと朝登った大洞沢登山口に合流して駐車場に戻った。
乙妻山(高妻山から) 乙妻山(縦走路から)
高妻山 高妻山(乙妻山から)
五地蔵山 五地蔵山(高妻山側から)
登山口駐車場 登山口駐車場
牧場入口 牧場内作業道
牧場出口(弥勒尾根コースへの分岐地点) 何カ所も沢を渡る
滑滝・右側を登る 帯岩
帯岩のトラバース 氷清水
一不動避難小屋 一不動・二釈迦・三文殊・四普賢
五地蔵 五地蔵山山頂標識
五地蔵山山頂(六弥勒がある) 七薬師
2053m標高点 八観音
九勢至 山頂への登り
岩の多い登山道 十阿弥陀
十阿弥陀から高妻山山頂 高妻山山頂
高妻山山頂三角点 高妻山から乙妻山への縦走路
高妻山から急斜面を下りて振り返る・左側を下りた 十一阿しゅく
窪地 窪地にあった十二大日
乙妻山山頂 乙妻山山頂・十三虚空蔵
乙妻山山頂から焼山・火打山・妙高山 乙妻山山頂から後立山連峰


 2003.09.13 山道さんの記録 高妻山〜乙妻山

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