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番号7531  忠次郎山 (チュウジロウヤマ) 2,084m

所在地 南魚沼郡湯沢町、吾妻郡六合村  2.5万図「佐武流山」 三角点 三角点なし 標高差 m

掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典

緯度 364516 経度 1384315 国土地理院

登山口 登山道あり。群馬県境トレイル。

山行記録  藪山ネット

 2020.08.05

 登山口(1:20)→三坂峠(1:00)→1563m(2:00)→セバトノ頭(0:05)→水場(0:15)→ムジナ平(0:45)→大黒ノ頭(0:15)→上ノ倉山(0:40)→忠次郎山(0:40)→上ノ倉山(0:15)→大黒ノ頭(0:25)→ムジナ平(0:25)→セバトノ頭(1:30)→1563m(0:50)→三坂峠(1:10)→登山口

 群馬県境稜線トレイルとして三坂峠から白砂山間が2018年4月に登山道が新設され、ムジナ平に避難小屋が2019年9月に新設された。
 そこで今回、忠次郎山まで登って来た。
 新しい登山道は90%が笹原又は笹の斜面となっていたので木の根や切り株が無く、歩き安い登山道となっていた。
 今年は登山道の刈り払いが行われていないようで、登山道は体に笹が触れる状態となっていた。
 このため、朝露などで笹が濡れている場合は、雨具が必要であった。
 苗場スキー場から未開通の国道353号線を入り、舗装道終点から少し先に駐車して登る。
 すぐに通行止めの標識のある登山口があり、沢の音を聞きながら沢に沿って登る。
 平坦な登山道はぬかるんでいる場所が多くあり、黄連沢を過ぎると徒渉場所に着いた。
 徒渉するところは、数カ所あったので適当な場所を選んで渡った。
 2カ所の小さな沢を渡るとロープのある急斜面となり、ブナの尾根を登ると三坂峠に着いた。
 ここまでは、稲包山の登山道として整備されていたが、ここから先は新しい登山道となった。
 最初は、胸ぐらいまでの笹が登山道を覆っていたので、心配したがすぐに低い笹となったので問題なく歩けた。
 標高1563m地点までは、急登も無くアップダウンの繰り返しで登るが、変化が無いので単調であった。
 標高1563m地点を過ぎると倒木が多い場所やコメツガ等の樹林帯の登りがあって徐々に標高を上げる。
 要所要所には標識があったが開通して間もないのに壊れている標識があった。
 セバトノ頭は尾根の外れにあり、下るとすぐに水場への分岐に着いた。
 水場への登山道は笹に覆われていたが、真っ直ぐに下ると沢に出て沢を下ると水場に着いた。
 枯れる時期もあるとガイドブックに記載されていたが、冷たい水が豊富に流れていた。
 水場から15分でムジナ平に着いた。
 ムジナ平には新しい避難小屋があり、テント場もあったが、テント場の地面は竹の切り株が多くあったのでテントに傷が付きそうに思えた。
 ここからが縦走の核心部で笹原の斜面をジグザクに登ると大黒ノ頭に着き、小さなアップダウンで上ノ倉山山頂に着いた。
 大黒ノ頭と上ノ倉山の間は「山と高原地図」ではルートタイムが10分となっているが、10分では着けない状況であったので新ルートのために調査が不十分のようであった。
 上ノ倉山山頂には、倒れた主三角点と三等三角点、山頂標識があったが、木々で展望は良く無かった。
 細尾根を80m下って60m登ると忠次郎山に着いた。
 忠次郎山も木々で展望が悪かった。
 ここまで時間がかかったので上ノ間山への縦走を諦めて往路を引き返した。
 縦走路では展望があったが、雲っていて遠くの山々は見えなく大黒ノ頭へ引き返すところで雨に降られた。
 今回は、天候の関係で縦走路の途中までであったが、避難小屋の活用を考えれば余裕を持った登山計画が立てられそうであった。
忠次郎山 上ノ倉山(左)と大黒ノ頭(右)
駐車場所 登山口
沢に沿って登る 黄連沢を渡る
徒渉する ロープの斜面
ブナの尾根 三坂峠
縦走路の注意看板 笹の登山道
胸ぐらいの笹に覆われた登山道 低い笹になって歩き安くなる
1563m地点 倒木の多い場所
樹林帯を登る 1766m地点
笹平 セバトノ頭
水場分岐 水場
ムジナ平の避難小屋 ムジナ平
ムジナ平から上ノ倉山 大黒ノ頭
大黒ノ頭山頂 大黒ノ頭山頂標識
大黒ノ頭を上ノ倉山から振り返る 上ノ倉山山頂
上ノ倉山山頂標識 上ノ倉山山頂標識
上ノ倉山山頂三角点 上ノ倉山山頂・倒れていた主三角点
上ノ倉山側から忠次郎山 上ノ倉山側から忠次郎山
忠次郎山山頂 忠次郎山山頂標識


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