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番号6799  シシゴヤノ頭(シシゴヤノカシラ) シシ小屋ノ頭 1,472.6m

所在地 南魚沼郡湯沢町  2.5万図「茂倉岳」 三角点 三等三角点(点名 広久保・ヒロクボ) 標高差 m

掲載資料 日本山名事典

緯度 365323 経度 1385435 国土地理院

登山口 登山道あり。

山行記録

 2010.08.22 山道さんの記録 大源太山〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭



 2009.06.27

 旭原登山口駐車場(0:15)→鉄パイプ橋(0:02)→シシゴヤノ頭への分岐(0:15)→北沢徒渉(1:50)→大源太山(1:05)→主縦走路分岐(0:05)→七ツ小屋山(0:35)→分岐(0:35)→シシゴヤノ頭(1:00)→水場(0:20)→北沢(0:15)→旭原登山口駐車場

 駐車場着くと満車に近い状態で出発の支度中にも続々と後続の車両が到着していた。
 今回は、「謙信ゆかりの道」に引かれて七ツ小屋山に登ることにした。
 直登するコースと大源太山からの周回コースがあるが今回は周回コースをとることにする。
 登山口から平坦な道を15分進むと沢を渡る。沢には工事で使用する鉄パイプで組んだ橋が架けられていた。
 橋を渡るとすぐに分岐があり、シシゴヤノ頭への標識があった。今日はここが下山の場所である。
 地図の破線は北沢の右岸となっているが実際の登山道は北沢の左岸を登って行く。
 沢に沿って15分くらい進むと沢を渡るが、ここには黄色のロープが付けられていた。
 水量が少なく大きな石があったのでロープなしで渉った。
 沢を渡ったら右岸4〜5m進むと標識とマークがあり尾根への登山道となった。
 急登の登山道を登ると一気に標高を稼ぎ尾根に出て、展望が開け付近の山々が確認できるようになる。
 今回のコースは、ここからシシゴヤノ頭までの全コースの70%くらいが展望を楽しめるので気温が高いが展望が疲労を癒してくれた。
 山頂近くになると岩場となって鎖が設置されているが慎重に登れば問題はなかった。
 大源太山山頂は細長く狭いが360度の展望である。
 巻機山から朝日岳、七ツ小屋山、谷川岳、万太郎山、仙ノ倉山、苗場山と谷川連山と新潟・群馬県境の山々の大パノラマである。
 七ツ小屋山へは、100mくらい下って登り返す。下りの最初は登りと同じく岩場を下る。
 急斜面を鎖をたよりに一気に下ると鞍部付近に着いた。
 岩場が終わると急登もなくなって最後のひとふんばりで主縦走路の分岐に着く。
 分岐からクマザサの草原を歩くと七ツ小屋山に到着した。
 ニッコウキスゲが少し咲いていたが登山道脇にはつぼみがたくさんあり、まもなく満開を迎えるようである。今回は、ハクサンチドリ、ドウタンツツジ、ナナカマド、ゴゼンタチバナ、ギンリョウソウ、タニウツギ、オオイワカガミ、ユキザサ、ツクバネソウとたくさんの花が咲いていた。
 七ツ小屋山も山頂は狭いが360度の展望である。朝日岳の大きな山容と谷川岳の山容が目をひいた。
 主縦走路だけあって登山者が多くなる。
 七ツ小屋山から蓬峠に向けて主縦走路を気持ちよく歩くとシシゴヤノ頭への分岐に着く。
 分岐からシシゴヤノ頭へも平坦な登山道で360度の展望を楽しんで歩く。
 先程登った大源太山が鋭く尖った姿を現していてマッターホルンと呼ばれるのが良くわかる。
 シシゴヤノ頭も山頂は狭いが360度の展望である。
 下山路は、樹林帯で展望は無いがくの字形につけられているので比較的に緩やかな傾斜である。
 ヒロクボ沢の水音が聞こえてくると水場に着く。水量は少ないが真夏日の気温から開放してくれた。
 大きなブナの木の多い登山道を下ると北沢の登山道に合流し、鉄パイプの橋をわたり登山口駐車場に戻った。
シシゴヤノ頭 主縦走路側からシシゴヤノ頭
シシゴヤノ頭山頂 シシゴヤノ頭山頂
シシゴヤノ頭からの下山道・くの字形に下る 水場・塩ビ管からちょろちょろ
シシゴヤノ頭からの下山道・大きな山毛欅が多い シシゴヤノ頭への登山口標識

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