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番号6175 兎岳(ウサギダケ) 1,925.6m
所在地 南魚沼市(旧南魚沼郡六日町)、魚沼市(旧北魚沼郡湯之谷村) 2.5万図「兎岳」 三角点 三等三角点(点名 兎岳・ウサギダケ) 標高差 1,500m
掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、越後百山
緯度 370358 経度 1390553 国土地理院
登山口 登山道あり。。
山行記録 藪山ネット
2014.09.30〜10.02
十字峡(0:35)→栃ノ木橋登山口(3:30)→5合目(1:30)→丹後山避難山頂(0:02)→丹後山(0:30)→大水上山(0:35)→兎岳(1:10)→巻倉山(0:35)→源蔵山・縦走路(0:25)→灰ノ又山(0:25)→源蔵山・縦走路(0:10)→源蔵山山頂(0:05)→源蔵山・縦走路(0:20)→テント場(0:05)→水場(0:05)→テント場→(0:15)→巻倉山(1:15)→兎岳(0:30)→大水上山(0:30)→丹後小屋(1:10)→5合目(2:10)→栃ノ木橋登山口(0:30)→十字峡 登山道となる林道は十字峡トンネル出口で通行止めとなっている。 三国川沿いの林道を進んで栃ノ木橋を渡って50m進むと栃ノ木橋登山口に着いた。 急登を登ると2合目に着いた。 ブナ林の中をアップダウンの登りでゴヨウ松が多くなると3合目に着いた。 3合目には大きなゴヨウ松があった。 「合目」の標識は距離で決められているようで3合目が実質の登山時間の中間だと思われた。 中ノ岳を見ながら登ると5合目から少し緩やかな登りとなって急登を登ると6合目に着いた。 シシ岩を越えると笹原となって9合目の水場の分岐に着いた。 平坦な山頂尾根を登って丹後山避難小屋に宿泊した。 山小屋では、ボランティアで登山道の刈り払いを続けているK氏と一緒になり、刈り払いの苦労話しを聞いたが頭の下がる思いであった。 翌朝は小雨が上がったので灰ノ又山へ向かった。 ガスで視界が利かない平坦な笹原状の登山道を歩くと兎岳に着いた。 ここから今日のメインルートとなるが刈り払いが済んだ快適な登山道である。 笹原の登山道を下って鞍部から登り返すと巻倉山に着いた。 巻倉山山頂は、狭いが360度の展望で兎岳が大きく見えた。 笹原を下ると草地のあるテント場に着いた。 水場の標識を確認して源蔵山を登る。 縦走路は源蔵山山頂をトラバースしていた。 平坦な縦走路を進むと少しの登りで灰ノ又山に着いた。 灰ノ又山は双耳峰で北峰と南峰があり、標高は同じくらいであるが南峰に三角点があり、こちらを山頂としていた。 灰ノ又山山頂の展望は良かったが、荒沢岳の鋭峰はガスで見えなかった。 往路を引き返したが、源蔵山山頂を通過したので復路に登った。 笹薮を登ると蔓が少しあったが短時間でシラビソのある木々で覆われた源蔵山山頂に着いた。 山頂には標識があったが展望は木々であまり良くなかった。 縦走路に戻ってテント場に下った。 水場は急斜面を沢に下って沢を50mくらい進むとあった。 沢を左岸に渡り右に回り込むと滝状の水が岩の上を流れていた。 山小屋で同宿したK氏によると沢を探して水場を発見したとのことであった。 テント場に戻って巻倉山に登ると天気予報どおり晴れて展望を楽しみながら避難小屋に戻った。 翌朝は、ご来光を楽しんで巻機山から続く山々やひときわ目立つ中ノ岳と、荒沢岳の鋭峰の展望を楽しんでから下山した。 |
兎岳 | 林道の通行止め地点 |
林道を登山口まで歩く | 栃ノ木橋登山口 |
急登の登山道を2合目まで登る | 「合目」毎に石の標識が設置されている |
ブナ林を登る | 3合目の大きなゴヨウ松 |
4合目を過ぎると紅葉は盛りである | 8合目のシシ岩 |
丹後山避難小屋 | 丹後山山頂 |
丹後山・二等三角点 | 利根川水源の碑 |
大水上山山頂 | 兎岳山頂 |
兎岳三角点 | 兎岳から荒沢岳への分岐点 |
綺麗に刈り払われた登山道 | 巻倉山山頂 |
テント場 | 水場への下り |
水場 | 縦走路上の源蔵山標識 |
源蔵山山頂へ笹薮を登る | 源蔵山山頂 |
源蔵山山頂の展望 | 源蔵山から灰ノ又山間の池塘 |
灰ノ又山山頂 | 灰ノ又山三角点 |
丹後山からのご来光 |
2008.10.12〜13
十字峡駐車場(0:35)→栃ノ木丹後山登山口(4:30)→丹後山山頂(0:35)→大水上山(0:35)→兎岳(1:20)→鞍部(1:15)→池ノ段・9合目(0:20)→中ノ岳山頂(0:15)→池ノ段(1:30)→日向山(2:20)→十字峡中ノ岳登山口 十字峡から丹後山と中ノ岳縦走は、新潟県屈指の急登が続く中ノ岳側からと中ノ岳より低い丹後山があり、両山とも避難小屋があるので好みの方向から縦走することができる。 今回は、丹後山から1泊で登ることにした。 野中集落から三国ダムに向かうとダム周遊道路の右岸が土砂崩れで通行止めとなっていた。左岸を進み十字峡トンネルを出ると駐車場となっているが連休のためか、いっぱいで1台だけどうにか駐車できた。 駐車場は、トンネルの手前と落合橋を渡った先の中ノ岳登山口にあるが、どちらも近い距離である。 駐車場から通行止めとなっている三国川沿いの林道を歩く。30分で栃ノ木橋があり橋を渡ると登山口に着いた。橋を渡ったすぐに山道があるがこれは作業道で50m先に登山口がある。 丹後山も中ノ岳も登山口から1合目ごとに石の標識が設置されていた。登山口付近の紅葉は少し早いが頂上付近は紅葉が盛りであった。 急坂を登ると沢の水音が聞こえなくなって尾根に出る。2合目を過ぎると中ノ岳の展望が開け、3合目付近に松の巨木があった。 ブナ林を登りジャコノ峰付近から展望のある尾根道となる。 特徴のあるシシ岩近くなると笹原の山頂尾根が見えてくる。尾根から越後沢山への縦走路は廃道の状態であった。平坦な笹尾根を登ると丹後山避難小屋があり、丹後山山頂に着いた。 丹後山山頂は平坦でピークがわからないが高い草木が無いので360度の展望が楽しめた。 丹後山避難小屋は、当日に天水を溜めるタンクが外され、付近の案内標識も小屋内に格納されていた。前日の宿泊者が30人とのことであったが、今日は5人である。夜は満点の星と十四夜の月で零度近くまで冷え込んだ。 翌日も快晴で笹原をハイキング気分で歩くと利根川源流の碑があり、すぐに大水上山に着いた。大水上山山頂は平坦で急いで歩くと見落とすような感じであった。 兎岳に着くと荒沢岳からの縦走者に会ったが、登山道は、はっきりしていて水場も使用できたとのことで、縦走路を見ると登山道が良く見えた。兎岳山頂も360度の展望であった。 兎岳から中ノ岳手前の鞍部の間は、登山道が笹で覆われていて、露で濡れていたため雨具のズボンが必要であった。 岩尾根のアップダウンを繰り返して鞍部を過ぎると中ノ岳への急登が始まった。池ノ段の分岐からは急登もなく中の岳山頂に着いた。山頂の先に中ノ岳避難小屋が見えた。 中ノ岳山頂も360度の展望で越後駒ヶ岳、八海山、荒沢岳、平ヶ岳、兎岳、巻機山山塊から会津・尾瀬の山々や谷川連峰、頸城山塊等が楽しめた。 9合目まで戻り十字峡に向けて下山した。 5合目にある日向山には、雨量計測所の建物があり、脇に三等三角点があった。日向山山頂からは、中ノ岳から八海山への縦走路のオカメノゾキや阿寺山の展望が良く見えた。 中ノ岳から十字峡へは、高低差はあるが、急下降、池、展望の尾根、岩、鎖、ブナ林があり変化に富んでいた。 2合目までは、一気に降りたが、十字峡の水音が聞こえてからは、登山口が長く感じられた。 |
大水上山から兎岳 | 兎岳山頂 |
兎岳三角点 | 兎岳山頂から中ノ岳 |
兎岳山頂 | 兎岳から荒沢岳 |
2008.08.08 青木さんの記録
登山口(1:10)→二合目千本松原(1:10)→四合目(0:40)→五合目日向山(1:00)→七合目(1:30)→九合目(0:30)→中ノ岳(0:20)→九合目(1:30)→小兎岳(0:30)→兎岳(0:50)→大水上山(0:20)→利根川水源碑(0:20)→丹後山(0:20)→八合目(0:30)→六合目ジャコノ峰(0:30)→四合目(0:50)→二合目(1:00)→登山口栃の木橋(0:40)→林道ゲート しゃくなげ湖右岸の道路は大戸沢付近で土砂崩れで、途中で通行止めです。 中ノ岳九合目から兎岳までは、登山道の草刈りが、行われておらず、笹、草が茂っています。 兎岳から丹後山までは、登山道の草刈りが、行われており気持ちよく歩けます。 他の方の報告にあるように水場がないので、水は多めが良いようです。 最後の林道歩きで、かなりアブにやられました。注意が必要です。 |
1999.10.10 吉田さんの記録 兎岳
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