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番号6169 小兎岳(コウサギダケ) 1,858m

所在地 南魚沼市(旧南魚沼郡六日町)、魚沼市(旧湯之谷村) 2.5万図 「六日町」 三角点 三角点なし 標高差 m

掲載資料 日本山名事典

緯度 370411 経度 1390539 国土地理院

登山口 登山道あり。

山行記録 

 2008.10.12〜13

十字峡駐車場(0:35)→栃ノ木丹後山登山口(4:30)→丹後山山頂(0:35)→大水上山(0:35)→兎岳(1:20)→鞍部(1:15)→池ノ段・9合目(0:20)→中ノ岳山頂(0:15)→池ノ段(1:30)→日向山(2:20)→十字峡中ノ岳登山口

 十字峡から丹後山と中ノ岳縦走は、新潟県屈指の急登が続く中ノ岳側からと中ノ岳より低い丹後山があり、両山とも避難小屋があるので好みの方向から縦走することができる。
 今回は、丹後山から1泊で登ることにした。
 野中集落から三国ダムに向かうとダム周遊道路の右岸が土砂崩れで通行止めとなっていた。左岸を進み十字峡トンネルを出ると駐車場となっているが連休のためか、いっぱいで1台だけどうにか駐車できた。
 駐車場は、トンネルの手前と落合橋を渡った先の中ノ岳登山口にあるが、どちらも近い距離である。
 駐車場から通行止めとなっている三国川沿いの林道を歩く。30分で栃ノ木橋があり橋を渡ると登山口に着いた。橋を渡ったすぐに山道があるがこれは作業道で50m先に登山口がある。
 丹後山も中ノ岳も登山口から1合目ごとに石の標識が設置されていた。登山口付近の紅葉は少し早いが頂上付近は紅葉が盛りであった。
 急坂を登ると沢の水音が聞こえなくなって尾根に出る。2合目を過ぎると中ノ岳の展望が開け、3合目付近に松の巨木があった。
 ブナ林を登りジャコノ峰付近から展望のある尾根道となる。
 特徴のあるシシ岩近くなると笹原の山頂尾根が見えてくる。尾根から越後沢山への縦走路は廃道の状態であった。平坦な笹尾根を登ると丹後山避難小屋があり、丹後山山頂に着いた。
 丹後山山頂は平坦でピークがわからないが高い草木が無いので360度の展望が楽しめた。
 丹後山避難小屋は、当日に天水を溜めるタンクが外され、付近の案内標識も小屋内に格納されていた。前日の宿泊者が30人とのことであったが、今日は5人である。夜は満点の星と十四夜の月で零度近くまで冷え込んだ。
 翌日も快晴で笹原をハイキング気分で歩くと利根川源流の碑があり、すぐに大水上山に着いた。大水上山山頂は平坦で急いで歩くと見落とすような感じであった。
 兎岳に着くと荒沢岳からの縦走者に会ったが、登山道は、はっきりしていて水場も使用できたとのことで、縦走路を見ると登山道が良く見えた。兎岳山頂も360度の展望であった。
 兎岳から中ノ岳手前の鞍部の間は、登山道が笹で覆われていて、露で濡れていたため雨具のズボンが必要であった。
 岩尾根のアップダウンを繰り返して鞍部を過ぎると中ノ岳への急登が始まった。池ノ段の分岐からは急登もなく中の岳山頂に着いた。山頂の先に中ノ岳避難小屋が見えた。
 中ノ岳山頂も360度の展望で越後駒ヶ岳、八海山、荒沢岳、平ヶ岳、兎岳、巻機山山塊から会津・尾瀬の山々や谷川連峰、頸城山塊等が楽しめた。
 9合目まで戻り十字峡に向けて下山した。
 5合目にある日向山には、雨量計測所の建物があり、脇に三等三角点があった。日向山山頂からは、中ノ岳から八海山への縦走路のオカメノゾキや阿寺山の展望が良く見えた。
 中ノ岳から十字峡へは、高低差はあるが、急下降、池、展望の尾根、岩、鎖、ブナ林があり変化に富んでいた。
 2合目までは、一気に降りたが、十字峡の水音が聞こえてからは、登山口が長く感じられた。
中ノ岳・池ノ段手前から兎岳への縦走路
鞍部、小兎岳、兎岳(左奥)


 2008.08.08 青木さんの記録

登山口(1:10)→二合目千本松原(1:10)→四合目(0:40)→五合目日向山(1:00)→七合目(1:30)→九合目(0:30)→中ノ岳(0:20)→九合目(1:30)→小兎岳(0:30)→兎岳(0:50)→大水上山(0:20)→利根川水源碑(0:20)→丹後山(0:20)→八合目(0:30)→六合目ジャコノ峰(0:30)→四合目(0:50)→二合目(1:00)→登山口栃の木橋(0:40)→林道ゲート

 しゃくなげ湖右岸の道路は大戸沢付近で土砂崩れで、途中で通行止めです。
 中ノ岳九合目から兎岳までは、登山道の草刈りが、行われておらず、笹、草が茂っています。
 兎岳から丹後山までは、登山道の草刈りが、行われており気持ちよく歩けます。
 他の方の報告にあるように水場がないので、水は多めが良いようです。
 最後の林道歩きで、かなりアブにやられました。注意が必要です。

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