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番号0217 アオネバ峠(アオネバトウゲ) m
所在地 佐渡市(旧両津市、相川町) 2.5万図「両津北部」 三角点 標高差 m
掲載資料 コンサイス山名辞典、旧20万地形図に掲載
緯度 380829 経度 1382251 国土地理院
登山口 登山道あり。ドンデン高原。
山行記録
2023.05.23
ドンデン避難小屋(0:35)→アオネバ十字路(1:15)→アオネバ渓谷登山口(0:40)→基幹林道国仲北線入口(0:08)→登山口(0:13)→橋・右岸から左岸(0:45)→巻き道ピーク(0:35)→分岐(0:20)→岨巒堂山山頂(0:15)→分岐(0:20)→高巻き道ピーク(0:45)→橋・左岸から右岸(0:13)→登山口(0:05)→幹林道国仲北線入口(1:10)→両津港 ドンデン避難小屋で宿泊してアオネバ渓谷を下ってから岨巒堂山に登り両津港に行く計画とした。 岨巒堂山は、金北山縦走路のイモリ平から登山道があるのでこのコースも考えたが普通に車道登山口からの往復とした。 避難小屋からアオネバ渓谷を下ったが、花の盛りは終わっていた。 ドンデン線から基幹林道国仲北線に入ると入口に古峰神社参道の石柱があり、少し入った場所に神社が祀られていた。 基幹林道を470m入った場所に支林道があり、非舗装の支林道を120m入ると登山口になっていた。 ここには4〜5台の駐車場所があり、車道はこの先の発電所まで続いていたが、鉄パイプで通行止めとなっていた。 発電所を過ぎると登山道となって沢に沿って続いていた。 登山道は足場を利用した橋で右岸に渡り、更に左岸に渡っていた。 登山道は一部草に覆われていたところもあったが、はっきりしていて、赤テープも随所にあったが標識は無かった。 沢から離れると、登山道は尾根を登らずに沢状のところと平坦なところを繰り返して登って行った。 傾斜の緩い登山道を小さなアップダウンで登って行くと沢の音が近づいてきて高巻きを急登で登った。 高巻きを過ぎると緩やかな斜面を峠に向かって登って行くと分岐に着いた。 この山は標識が無いのでここが唯一の分岐地点であるので注意が必要である。 直進は金北山縦走路に行くので、右の登山道を登る。 山頂に近づき高低差80mくらいの急登を登ると岨巒堂山山頂に着いた。 山頂には石祠と欠けた山頂標識、三角点があった。 三角点は石祠から東側に1mくらい離れた場所の草むらにあった。 山頂からの展望は両津湾、金北山縦走路が良く見えた。 下山は往路を引き返して、車道で両津港に戻った。 |
岨巒堂山 | ドンデン避難小屋 |
金北山縦走路入口 | アオネバ十字路 |
ユブ | 登山道の状況 |
アオネバ登山道標識 | アオネバ登山口 |
基幹林道国仲北線入口 | 基幹林道国仲北線 |
古峰神社 | 基幹林道国仲北線から支林道を入る |
支林道終点・登山口 | 支林道終点の駐車場所 |
林道は発電所まで続いていた・ここから登山道となる | 登山道の状況 |
左岸から右岸へ | 右岸から左岸へ |
緩やかな登山道 | 草に覆われた登山道・登山道ははっきりしている |
沢状の登山道を登る | 高巻きへの急登の登り |
山頂手前の分岐(左・金北山縦走路へ、右・山頂) | 岨巒堂山山頂 |
岨巒堂山山頂の石祠 | 岨巒堂山山頂・三角点 |
岨巒堂山山頂から縦走路 | 岨巒堂山山頂から両津湾 |
2006.05.25 佐藤さんの記録 ドンデン〜金北山縦走
2004.05.15
白瀬木戸登山口(1:00)→トビガ沢(1:00)→金剛山(0:20)→和木分岐(0:20)→雪畑山登山口(0:10)→雪畑山(0:10)→雪畑山登山口(1:00)→小芝園(0:35)→論天山(0:25)→佐渡縦貫線車道(0:25)→アオネバ十字路(0:45)→アオネバ登山口(1:30)→両津港 白瀬集落から木戸登山口までは舗装されているが狭い車道である(約2km)。木戸登山口には3〜4台が駐車できる。登山道はここから丸太橋で白瀬川を渡ってついている。少し行くと沢を登るが水路として活用されているようである。 登山道の右側には錆びて朽ちている有刺鉄線が張られているが放牧地であったころの囲いとのことである。平坦な登山道を進むと土灰への分岐を通りトビガ沢に着く。ミズナラ等の林を進むと蟻塚が多くなって松や杉が出てくる。 芝生となっている組禿に着くと展望が開け目の前に金剛山がそびえ海も見える。杉の木立ちの中を進むとミズナラやブナ等の混生林となりトラバースぎみに進んで岩を見ながら登ると山頂に着いた。 山頂には鳥居とお堂があり鳥居の脇に三角点があった。展望は素晴らしくドンデン山から金北山、山毛欅ヶ平山が見渡せ、眼下には両津湾が広がっていた。北東側には森林基幹道が山頂近くまで付けられているのが見えた。 金剛山から雪畑山へはガレ場を下るが山頂付近はウラジオヨウラクやハイイヌツゲの低木で縦走路に出ると杉の古木が多くなった。和木山への分岐を過ぎるとすぐに雪畑山の登山口に着いた。雪畑山へは縦走路からの往復となるが片道10分であった。途中には大きな天然杉が多い。雪畑山も展望が良く、両津湾、佐渡の山並みが一望できる。山頂には新しい四等三角点と明治の年号の入った三角点の石柱があった。 雪畑山登山口からドンデン山への縦走路は平坦で展望は無く、標高900mを歩いている感じはなく平地の林の中を歩いているようである。ここにも杉の古木が多く花の終わったザゼンソウの群落があちこちにあった。小さなピークとピークの間には芝生状の場所があり展望が開けていて花が咲いていた。 ドンデン山に近くなると山全体に樹木がなくなり芝生状となり放牧された牛の糞があちこちの見えるようになる。登山道の脇のピークに三角点があり佐渡トレッキングマップには論天山と記載されていた。ドンデン高原は霧立山、尻立山、ドンデン山、タダラ峰と山座同定が難しい場所である。 ドンデン池の付近には放牧された牛が寝そべっていた。キャンプ場は荒れていて炊事場等のコンクリート片があるだけである。 キャンプ場からはドンデン山荘には行かずに林道を歩いて佐渡縦貫線を通り、アオネバ十字路に向った。 アオネバ峠からの梅津渓谷は花の盛りが過ぎていたが今年は例年より花の時期が早いようである。アオネバ登山口からは時間に余裕があったので約7kmの車道を両津港まで歩いた。 |
アオネバ渓谷登山口の標識 | アオネバ十字路 |
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