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番号0157 金剛山(コンゴウセン) 962.1m

所在地 佐渡市(旧両津市) 2.5万図「小田」 三角点 三等三角点(点名 金剛山・コンゴウザン) 標高差 880m

掲載資料 コンサイス山名辞典、日本山名事典、越後百山、新潟花の山旅

緯度 381021 経度 1382510 国土地理院

登山口 登山道あり。白瀬。基幹林道・名木・和木線から。ドンデンからの縦走。

山行記録  藪山ネット

 2004.05.15

白瀬木戸登山口(1:00)→トビガ沢(1:00)→金剛山(0:20)→和木分岐(0:20)→雪畑山登山口(0:10)→雪畑山(0:10)→雪畑山登山口(1:00)→小芝園(0:35)→論天山(0:25)→佐渡縦貫線車道(0:25)→アオネバ十字路(0:45)→アオネバ登山口(1:30)→両津港

 白瀬集落から木戸登山口までは舗装されているが狭い車道である(約2km)。木戸登山口には3〜4台が駐車できる。
 登山道はここから丸太橋で白瀬川を渡ってついている。少し行くと沢を登るが水路として活用されているようである。
 登山道の右側には錆びて朽ちている有刺鉄線が張られているが放牧地であったころの囲いとのことである。
 平坦な登山道を進むと土灰への分岐を通りトビガ沢に着く。ミズナラ等の林を進むと蟻塚が多くなって松や杉が出てくる。
 芝生となっている組禿に着くと展望が開け目の前に金剛山がそびえ海も見える。
 杉の木立ちの中を進むとミズナラやブナ等の混生林となりトラバースぎみに進んで岩を見ながら登ると山頂に着いた。
 山頂には鳥居とお堂があり鳥居の脇に三角点があった。
 展望は素晴らしくドンデン山から金北山、山毛欅ヶ平山が見渡せ、眼下には両津湾が広がっていた。
 北東側には森林基幹道が山頂近くまで付けられているのが見えた。
 金剛山から雪畑山へはガレ場を下るが山頂付近はウラジオヨウラクやハイイヌツゲの低木で縦走路に出ると杉の古木が多くなった。
 和木山への分岐を過ぎるとすぐに雪畑山の登山口に着いた。
 雪畑山へは縦走路からの往復となるが片道10分であった。途中には大きな天然杉が多い。
 雪畑山も展望が良く、両津湾、佐渡の山並みが一望できる。山頂には新しい四等三角点と明治の年号の入った三角点の石柱があった。
 雪畑山登山口からドンデン山への縦走路は平坦で展望は無く、標高900mを歩いている感じはなく平地の林の中を歩いているようである。
 ここにも杉の古木が多く花の終わったザゼンソウの群落があちこちにあった。
 小さなピークとピークの間には芝生状の場所があり展望が開けていて花が咲いていた。
 ドンデン山に近くなると山全体に樹木がなくなり芝生状となり放牧された牛の糞があちこちの見えるようになる。
 登山道の脇のピークに三角点があり佐渡トレッキングマップには論天山と記載されていた。
 ドンデン高原は霧立山、尻立山、ドンデン山、タダラ峰と山座同定が難しい場所である。
 ドンデン池の付近には放牧された牛が寝そべっていた。キャンプ場は荒れていて炊事場等のコンクリート片があるだけである。
 キャンプ場からはドンデン山荘には行かずに林道を歩いて佐渡縦貫線を通り、アオネバ十字路に向った。
 アオネバ峠からの梅津渓谷は花の盛りが過ぎていたが今年は例年より花の時期が早いようである。
 アオネバ登山口からは時間に余裕があったので約7kmの車道を両津港まで歩いた。
金剛山 白瀬・木戸登山口と駐車場
白瀬川を渡って登る 蟻塚
金剛山山頂 金剛山山頂の三角点
雪畑山山頂 論天山山頂
論天山の三角点 アオネバ峠
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