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1:36 2008/06/30【文法】

面白さが分かる、というのは、その世界の言葉を理解する、ということだと思います。 どの世界も、それぞれ独特な言葉で出来ていて、独特な文法で会話されているものです。一見普通の日本語に見えてしまうので気づかないけれど、本当はスポーツ界はスポーツ語、芸術界は芸術語、金融界は金融語で成り立っています。

日本語として解釈してしまうと何が面白いのかさっぱり分からないけれど、ちゃんとその世界の文法を学べば、一つ一つの動作にどんな意味があり、どんな価値があるのかが分かって、面白くなってくるのです。

最近、クイズマニアと飲む機会があったので、クイズの面白さは何なのか聞いてみました。てっきり「雑学をひけらかすのが好きな人たち」だと思いこんでいたのですが、クイズの出題には一定のルールがあって、そのルール(つまりクイズ語の文法)を理解すれば次に何が出題されるのかが分かってくるんだ、という話を聞いて、それなら確かに面白いかもしれない、と納得しました。

また、健康体操の専門家と話す機会があったので、思い切って「体操って何が面白いんですか」と聞いてみたこともあります。素人の自分から見たら、ダンスみたいに見た目が綺麗なわけでもないし、陸上みたいに体力を使うようにも見えないし、何のためにやっているのかよく分からなかったのです。しかし、体操というのは左右の骨や筋肉のバランスを整えるためのもので、だから左右対称に無理のない動きをするように出来ているのだ、と聞いて、味気ないと思っていた動きにちゃんと意味があるのだなあと感心しました。

文法を知ろうとするちょっとした努力で、面白くなかったものが面白くなったりします。日本語だけで判断して面白くないと決めつけるのではなく、せめて少しだけでもその世界の文法に触れてから、自分に必要か否かを判断したいものです。
 

14:52 2008/06/28【鼻の横】

松山ケンイチの鼻の横のホクロがものすごくエロいと思うのですが、なぜエロいと思うのか自分でも上手く説明ができません。あのホクロは絶対誘惑してると思うのです。触りたい。というか押したい。

そういえば以前、オフ会でお会いしたヨシモトさんが鼻の横にミニサイズのバンドエイドを貼ってるのを見てえらく興奮したのに、その気持ちを誰も理解してくれなかったことを思い出しました。バンドエイドはエロいだろ……。常識的に考えて……。

不自然だからこそ、目にとまり想像力が働くからなのでしょうか。不完全な部分があると、隙があるように見えるから、その隙につけ込んでみたくなるんですよね。パーフェクトなものは、自己完結してしまって他者の介入を許しません。何かが欠落していたり、余計だったりするからこそ、そこから新しい物語が生まれてくるのです。
 

で、不思議なのはこれだけ欠落に萌えている私が、夫の人のハゲには萌えられないことです。
 

1:29 2008/06/27【終わった恋と新しい恋】

前も書いているように、実写版デスノートで松山ケンイチが演じるLが大好きです。あの徹底した役作りは、今まで「眼鏡にあらずんば男にあらず」と公言していた私をして眼鏡男子絶対宣言を撤回させるほどの威力でありました。

で、今年公開された、Lのスピンオフ映画「L Change the World」。あれが、どうしても納得いかなかったのです。もちろん人によっていろんな感想があるでしょうけど、キャラ萌えばかり強調されていて、本来の設定を生かし切れてない気がして、正直期待はずれでした。

昨日がちょうどDVDの発売日だったこともあって、感想がうpされてること期待して、いくつかのLファンサイトを見て回ったのです。自分と同じように納得できなかった人とモヤモヤ感について話し合いたい、という気持ちだったのですが、「感動して泣きました」「何度見ても最高です」という絶賛書き込みばかりで、一気に萎えました。

無理だー。私そこまで盲目になれないわー。
いくら松山ケンイチがいい演技をしてようと、あの脚本じゃ泣くのも萌えるのも無理です。あまりの温度差に耐えかねて、今まで巡回コースに入っていた「L」ファンサイト、全部アンテナから外しました。さよなら私の恋。
 

そのかわりに、「松山ケンイチ」ファンサイトをたくさん登録しました。(満面の笑みで)
 

21:29 2008/06/24【Lomo】

もともと写真を撮るのは好きなのですが、最近はとりわけLomoにハマっています。

カメラ好きの方には説明不要だと思いますが、Lomoというのはプラスチックレンズを使ったオモチャのフィルムカメラのことです。ピントが全然合わなかったり、色味がおかしかったり、全体的にかなり欠陥の多いカメラなのですが、その欠陥が「味」になって、アートっぽい写真が撮れるということで、愛好家がけっこういます。

なんか、Lomoに惹かれるのって、ダメ男に惹かれてしまう女性の気持ちに似ていると思うんですよ。言われた通りの仕事を正しくこなすだけの秀才カメラよりも、何をやらかすか分からない不良カメラのほうが刺激的で面白く感じるとか、「ただのダメな写真」になってしまうことが圧倒的に多いからこそ、ごくたまに素敵な写真が出来るとコイツ天才かも!と思ってしまうとか。Lomo愛好家の女性は、ニートの男に貢いでしまったり、俺様男に尽くしてしまったりした経験がある人が多いんじゃないでしょうか。
 

いやそんな、決して実体験というわけじゃ。
 

1:12 2008/06/20【兼任】

職場で配置換えがありました。

私は以前から、広報の仕事がしたい!ホームページとか作りたい!と主張していたのですが、その夢が叶い、広報部門を兼任させてもらえることになりました。

兼任?

そう、今までの課に籍を置いたまま、広報の仕事「も」してごらん、という話なのです。もちろん、やりたいことをやらせてもらえるのはありがたいけど、心配なのは仕事量です。広報の仕事が増えたぶん、今までの仕事を減らしてもらえればいいのですが、今までの課に新しい人が増えるわけでもないみたいだし。

おそるおそる、新しい事務分担表を開きます。減ってるかな? 減ってるよね? まさか、変わっていないなんてそんなことあるわけ、

増えてました。

えー!
 

1:59 2008/06/19【音信不通】

夫の人が仕事の納期前に2、3日帰ってこないことはよくあるのですが、そういう時は、いつもなら伝言板に書いておくとか、「帰れません」メールをくれるとか、生きているという痕跡だけは必ず残すことになっています。

ところが、昨日も今日も帰ってこない上、メールも電話もありません。こちらからメールしても返事がないし、何度電話をしても呼び出し音はするのに出てくれません。
えー、そろそろ警察に行ったほうがいい?
いや、その前に会社に連絡か?

寝る前にもう1回だけ、と思って電話をしてみたところ、洗面所に脱ぎ捨てられたジーンズのポケットから、「ブルルルル、ブルルルル」と何かが振るえるような妙な音が聞こえてきました。あ。
 

1:41 2008/06/18【元をとる】

バイキング形式の食事が、あまり好きでありません。

大きなトレイに作り置きされた料理って、冷めているし、あまりいい材料を使ってないことが多いし、大食いというわけでもない自分は、元が取れなくて損した気分になります。

ところで、今の職場には2つ社食があって、1つは普通の定食屋、1つはバイキング形式で、値段は同じです。バイキング嫌いとしては迷わず定食屋のほうを使っていたのですが、これが妙に量が多いのです。残すのは失礼だし、かといって全部食べるのは身体に悪いし、困るのよねー。

という愚痴を言っていたら、「量が食べられないならバイキングのほうに行けばいいんじゃない? 量調節できるし」と言われて、コロンブスの卵!と思いました。そうか、バイキングだからといってたくさん食べなきゃいけないわけじゃないのか。簡単なことなのに、今まで気づいていませんでした。貧乏学生時代の「元を取らなきゃ」という強迫観念、恐ろしや。
 

2:23 2008/06/16【ノーメイク&ジャージ】

「結婚相手と恋愛相手は違う」って意見には大賛成ですけど、その最も大きい違いは、一般的に言うような経済力とか育児観の一致とかじゃなくって、ずばり「その人の前で、ノーメイクジャージ着て尻を掻けるか」だと思うんです。

恋愛相手だったら、一緒にいると自然と背筋が伸びてくるくらい緊張感の保てる相手のほうが、お互いに成長できて楽しいかもしれないですけど。結婚相手だったら、安心してリラックスできる相手じゃないと長続きしないと思います。特に共働きだと、仕事で疲れているのに、帰ってだらだらしてるのを怒られたりしたらブチ切れると思います。休んでいるのに文句言われるんだったら仕事なんてやめてやる!

……という話を先日の酒席でしたような気がするのですが、その、最近切に感じているのは、文句さえ言われなくなるくらい見限られるのは、それはそれで淋しいなあと。
 

21:14 2008/06/14【悲しいとき】

インターネットのお友達とばかり遊んでいると、時々あること。

「各自、自分の分を予約して、当日は現地集合」ってことになっていたレストランのイベントの主催者から、予約確認の電話がありました。

主催者「○○さんのお友達だと伺ったんですけど、お席、一緒でいいですよね」
私「はい。よろしくお願いします」
主催者「あとすいません、他にも何人かお友達がいらっしゃると聞いたんですが」
私「そうですね、たぶん、何人か」
主催者「よろしければお席まとめておきますので、お名前教えていただけれますか」
私「それがその、ええと、あー、本名を知らないもので……」
主催者「……あー……」
 

2:00 2008/06/12【恋をするのは世界に限りがあるから】

と、思うのです。

学生の時は、接点のある異性なんて、クラスで10人、部活で10人と、せいぜい20人くらいだったから、そうなると、この人となら分かり合えるかも!と思える相手なんて1人いればいいほうで、あとは論外なわけです。そうすると、たった1人の理解者が運命の人だと思っちゃうんですよね。

しかしインターネットを始めてオフ会とか行くようになって、毎月のようにたくさんの新しい人と出会うようになると、話の合う相手なんていくらでも出会えるわけで、相対的に1人1人の重要性が下がってしまうのです。目が肥えてしまうというか。

アクティブに活動をしていて出会いが多いはずなのに、恋人が出来ない人というのは、だいたいこのパターンなのではないでしょうか。
 

世界が狭かったころ、その狭さにいつもイライラして、外に出ていくための経済力や行動力を持っている仲間たちに嫉妬していました。でも今になって思うと、狭いかわりに深く、真摯な人間関係が築けていたと思います。他人と飲む機会はいくらでもあるけど、悩みを真剣に相談するような機会がなくなってしまった今は、ただ懐かしむばかりです。
 

1:11 2008/06/10【何もかもどうでもよくなるとき】

さっきトイレで勢い良く鼻をかんだら、使用したトイレットペーパーの質が悪すぎたのか、粉々になった破片が辺り一帯に飛び散り、全身が白い繊維まみれになりました。トイレットペーパーのばか! もう一生、あんたなんて尻を拭く以外には使ってやらないんだから!
 

1:18 2008/06/09【歳とったら落ち着かなきゃいけないなんて誰が決めたの?】

確かに、歳をとって手放さなくてはいけなくなったことはいろいろあるけど、歳をとったからこそ自由になったことも同じくらいあるのに。その自由を自ら諦める必要なんて全然ないと思うんですよね。
「もう歳だから」なんて言い訳にしか見えない。ただラクなほうに流されてるだけやん。
今だからできる面白いこと、もっともっとあると思うんだけどなぁ。
と、もう歳だから、と1次会で帰ろうとする友人に説教していました。

「へー、じゃあ、その面白いことって何よ」
「えっと、パイ投げとか」
「……それと?」
「うーん、クラブイベント?」
「……」
「あ、無人島?」
「……」

偉そうなことを言った割りに、この程度の「面白いこと」しか思い浮かばない貧弱な我が想像力でありました。
 

1:15 2008/06/04【3年目】

テレビを観ていたら、辺見えみりさんが出ていました。
実は辺見えみりさんとキム兄の入籍日、私と夫の人の入籍日と数日しか違わないんですよ。なんとなく親近感を感じていたのですが、そういや彼女たち、離婚してしまったんですよね。

やっぱ3年目って、ちょうど離婚したくなってくる時期なのかもねー☆

て思わせぶりに言ってみたところ、夫の人が1年ぶりくらいに自分の食べた食器を流しまで下げていました。下げるだけで洗おうとはしませんでしたー。しませんでしたー。
 

1:45 2008/06/03【痛み】

怒りとは、下から相手を見上げているときに起こりがちな感情だと思います。偉い奴らは俺たちのこと全然考えてくれないじゃないか!みたいな。

反対に悲しみとは、少し上から見下ろすような目線で、人々と見つめているときにわき上がってることが多いような気がします。どうして人間って、本当は愛し合いたいのに憎み合ってしまう生き物なのかしら?と達観しつつため息をつくような。

そして痛みとは、相手と同じ高さで、対等にぶつかり合っているからこそ感じるものだと思います。

ネガティブな感情なんて持たないにこしたことはないけど、仮に持たざるを得ないとしたら、なるべく「痛み」を感じられる人間になりたいなーと思います。
 

0:41 2008/06/02【朝ウイスキー】

六本木セレブの間で、「朝シャン」が流行っているらしいです。

といっても朝にシャンプーすることではなく、「朝食にシャンパーニュを飲む」ことの略だとか。酸味や炭酸の刺激のおかげで目が覚めるそうです。ちなみにセレブは、決して「シャンパン」とは言いません。おフランスの正しい発音で「シャンパーニュ」と言わなくてはなりません。知るか。

それに対抗して、自称横浜セレブこと、このわたくしは、「朝ウイスキー」を試してみました。二日酔い気味の日曜の朝、セレブらしくユニクロの一張羅で身を包み、最新の世界経済の動向について2ちゃんねるでチェックしながら、ウイスキーをストレートでぐいっと流し込みます。

とたんに、心にも身体にもすーっと剣が突き刺さるような刺激。一気に眠気が吹き飛びました。朝ウイスキー、なかなか良いです。シャンパーニュなんかより、よっぽど目覚まし効果がありますよ。片づけたい用事がたくさんある休日など朝ウイスキーすれば、時間を有効に使えそうでじゃないですか。ういー、もう一杯。ひっく。

迎え酒って言うな。
 

5:51 2008/05/30【好きな音楽】

「好きな音楽は?」と気軽に質問してしまうことが多いけど、1つや2つに絞って答えなければいけないなんて、すごく悩みます。
自分の場合、その時点で新しいと感じた音楽が好きな音楽になることが多いので、日々刻々と変わっていくのです。小学校まではテレビで流れる歌謡曲しか聴いたことがなかったから、中学でロックの叫び声を聴いたときは衝撃的だったし、高校になってからはテクノっぽい曲が面白いと思っていたし。大学にもなると求める変態レベルも高度になってきて、変拍子以外は聴きたくない!とか、コード記号で表せる程度の和音には興味ない!とか言い張っていたこともありました。
 

で、最近の自分がたどり着いた新境地はと言いますと。えー、電波アニソン?
 

5:18 2008/05/30【結婚オフレポ】

遅ればせながら、先日札幌において開催された「ニゴたん結婚オフ」にテキストサイト代表として出席させていただいたオフレポになります。

5月半ば、東京は半袖の陽気でしたが、この日の札幌の最低気温は1度。うっかり薄手のドレスしか持ってこなかった私は、震えながら会場に到着しました。ちなみに、他の人たちはもっと薄手のドレスを平気で着ていました。恐るべし北海道。
プログラムとともに新郎新婦のプロフィールを渡されたので見てみると、新婦の趣味欄には、
「乗馬、茶道」
と書いてあり、部屋を間違えた可能性についてしばし本気で悩みました。この場を借りて全世界に問いたい。問いつめたい。それは誰のプロフィールやねんと。

さらに新郎の趣味欄には、
「眼鏡集め」
と書いてあってシャンパン吹いた。それですかニゴたん! この人と結婚を決めた理由はそれですか!

*

席に着くといきなり配られる、「○」と「×」の札。新郎新婦の共通の趣味がクイズということで、余興のみならず祝辞、乾杯の発声、全てがクイズ形式で進んでいき、普通の披露宴にありがちなブーケトスのようなイベントは最後までないまま1次会はお開きとなりました。ていうか、もうみんな帰り始めているけど、いつまでブーケ持ってるの?
「あー、忘れてた。じゃあ今やるわ。はいはい未婚集まってー。投げるよー。はい投げたー。」
思いついてから実施まで30秒。こんな適当なブーケトスは生まれて初めて見ました。


(小島アジコさん作のウェルカムボード)

二次会では期待に応えてコスプレ姿で現れた新郎新婦。全く違和感ありません。どちらかと言えばさっきのウエディングドレス姿のほうがよっぽどコスプレっぽいです。ところでそれ何のコスチューム?
「ああこれは○×%☆#(クイズのゲームのキャラクターらしいのですが、マニアックすぎてよく分かりません)」

*

最後に、誰もが気になっているであろう疑問、「で、結局ネゲットなんですか?」をぶつけてみたところ、「出会う前からお互いのブログは知っていたけどネゲットではない」という大変往生際の悪いお答えをいただきました。
日本語でおk

というわけで、「何を書いてもいい」と言われたので本当に全部書きました。万が一、書いてはいけない内容が含まれていた場合、早急にご連絡いただいてももはや手遅れだと思うので諦めてください。本当におめでとう!>ニゴたん
 

1:21 2008/05/29【揺れる想い】

実写版デスノートを観たことがきっかけで、松ケンこと松山ケンイチさんのファンになってから1年半が過ぎました。そろそろ松ケンが、「僕のために全てを捨てててくれ!」と言って私をさらいに来てくれてもいい頃だと思う今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。三十路を目前とした永遠の乙女がお送りしています。

今まで、紀香とか浜崎あゆみとかがCMやってるくらいで携帯キャリアを変えようと思う若者の気持ちがさっぱり分からなかった(例が微妙に古いのは歳のせいです)のですが、最近、松ケンのCMを目にするようになって、「ドコモ、ちょっといいかも……」と心が揺らいでいます。だってさ、ドコモの携帯を使えば、もしかしたら通話ボタンを押したら、あの画面の中の松ケンと繋がって、彼の声が聞こえてくるかもしれないんですよ!(聞こえません) 運命ならば繋がせて!(君は誰とキスをする)

まあ実際のところ、先日機種変した際に「auをあと2年は使うよ契約」みたいなのにサインしてしまったし、アドレスが変わってしまうと連絡とれなくなってしまう人がたくさんいるので、auをやめるわけにはいかないんですけどね。
 

……2台目?
 

1:03 2008/05/27【初めて役に立った】

「壁を登れるようになること」以外に何も日常生活で役に立たないと思われていた壁登り能力。
ついに陽の目を見る日がやってきました!

職場で、どうしても背の高いロッカーの上に乗らないとできない作業が発生。
仕方ない、管財からハシゴ借りてくるかーという話になったのですが、よく見たらこのロッカー、登れそうなんですよ。

ほら、ここに足を置いて、あそこに手をかけて、体を斜めにぐいって動かせば、ね、てっぺんに届いた。あとはさっき手をかけたところに足をかけて、体重移動すれば、よし、ナイストライ!

無事作業は終わり、得意げにロッカーを下りる私に、なぜか課長は「そういうことはやめなさい!」と渋い顔。
傍目にも安定したムーブが出来ていたと思うんだけどなぁ。
 

私、今日スカートでした。
 

3:04 2008/05/26【あわわ】

文化系トークラジオlifeで拙著「短歌たん」が紹介されていました。ありがとうございます。

*

衣替えをしていたら昔のニーソが出てきたので試しに履いてみました。

太ももの贅肉がめり込みました。

糸冬了
 

17:59 2008/05/25【運動する】

ダイエットのために一番良いのは運動だって頭では分かるのですが、どうしても運動って好きになれません。だって疲れるし、外は紫外線が出てて肌に悪そうだし。協調性がないのでチーム競技だとみんなに迷惑かけるし。

……と、長年言い張っていた私ですが、実はここ半年ほど、生まれて初めて定期的にスポーツをしています。それは、クライミング。

正確に言うと、今やっているのは落ちても死なないくらいの低い壁をロープをつけないで登るやつなので、ボルダリングというそうです。話のネタに1回だけのつもりで行ってみたら、見事にハマってしまいました。なんかボルダリングって、すごく文化系のスポーツなんですよ。一見登れなさそうな壁でも、頭を使ってちょっと角度を変えたり力を入れる場所を変えたりすると意外と登れてしまうので、パズル感覚で遊べるんです。

「スポーツする私」というありえない構図が自分でも面白くて仕方ないので、会う人会う人に「ねえねえ聞いて! 私最近スポーツやってるんだよ! もう昔みたいな引きこもりデブヲタじゃないよ!」と言いふらしています。
「へー、じゃあ外の山に登りに行くの?」
「いや、外は紫外線出てるから、ジム専門」
「ロープ使う高い壁は登らないの?」
「だってロープは2人1組でやらなくちゃいけないからめんどくさい」
「で、痩せたの?」
「いや、運動したあとのビールが美味しすぎて、かえって太っちゃって」

結局のところ、引きこもりデブヲタであることに何ら変わりはないのは気のせいです。
 

2:22 2008/05/19【表意文字の悪戯】

豚肉と根菜の味噌汁のことを 「とんじる」と呼ぶか「ぶたじる」と呼ぶか?
という議論が時々あちこちで盛り上がっています。

面白いのは、たとえば「たぬき」vs「むじな」の場合は、「両方分かるけどうちの地域ではたぬきだなぁ」みたいなソフトな意見が多いのに、「とんじる」vs「ぶたじる」の場合は、お互い「とんじる? なにその変な造語」「ぶたじるなんて言う人に会ったことない」と全否定が多いことです。情報化社会に、ここまで文化の断裂ができるなんてかなりレアケースなのでは。

ちなみに私は「とんじる」文化圏です。「ぶたじる」なんて聞いたことありません。だって食堂のメニューは普通とんじるって書いてあるし、マルちゃんのカップうどんもとんじる味でしょ?

……って、違う!
食堂のメニューもカップうどんも、「豚汁」って書いてあった!

文化の断裂がなぜ起こったのか、謎が解けました。「豚汁」って表示を見て、とんじる文化圏の人は「とんじる」と読むし、ぶたじる文化圏の人は「ぶたじる」と読むわけで。かくして幼いころの刷り込みは日々増強されていくわけです。

自分と他人で違う読み方をしていることに気づいていない言葉、他にもありそうです。表意文字って面白い。
 

12:17 2008/05/17【嘘ついてごめんなさい】

えー、金曜日の夜ってリア充だからさー。なかなかそういうネットのイベントとか行けなくってー。

と言い訳をしたことが何回かあるのですが、よく考えると金曜日の夜に飲んでいる相手も、元をたどればインターネットで出会った人だったりするので、これっぽっちもリア充ではありませんでした。本当にありがとうございました。
 

0:41 2008/05/16【エコロジー】

4月から働いている部署が環境関係で、部署全体が「割り箸とレジ袋は悪」という宗教に取り憑かれているので、私も仕方なくマイ箸とエコバッグを持ち歩かされています。

エコバッグは正直まだ良さが分かりません。弁当の汁がこぼれたら洗わなくちゃいけないし、レジ袋って分別したり一時的な収納に使ったり便利だし。

でもマイ箸はいいですね。食べ物に割り箸のパルプ臭さがつかないので、お弁当を美味しく食べられます。洗うのも10秒で済むので負担にならないし。これは別部署に異動してからでも続けたい。

まあ、目的はエコロジーじゃなくて「美味しく食べるため」だけどな。
 

0:49 2008/05/15【似ている有名人】

「ゲゲゲの鬼太郎の猫娘に似てる」
と人からよく言われます。

確かに、丸顔でギョロ目で猫背気味なところが、自分でも似てると思ったので、飲み会などで「似ている有名人は?」と聞かれる機会があると、大抵「猫娘」と答えていたんですよ。

ところが、最近ふと検索してみると、今の猫娘って、昔と全然違って可愛い顔になっているのね。

ち、ちがうの!
別に、自分のことを美少女だと思いこんで、「猫娘に似てる」って言ったわけじゃないの!
私の知ってる猫娘はこんな美少女じゃなくてもっとキモい妖怪だったの! 信じて! 

過去、猫娘ネタを話した相手のうちどのくらいに、「ブスのくせに自分を美少女だと思いこんでいる痛いやつ」だと思われているのか、想像すると末恐ろしいです。もしかして、そのせいで逃した恋とかあったかもしれない。東映アニメーションは、私を陥れたおわびに眼鏡社員の1人や2人紹介してくれてもいいと思うの。思うの。
 

2:11 2008/05/14【食べ物の恨み】

熟したパパイヤが安かったので、これにバニラアイスをたっぷり乗せて、溶けかけたアイスをスプーンですくった身に絡めながら食べたらかなり幸せな気分になるんじゃないかしら、ついでに甘口のシャンパンと合わせちゃったら合っちゃったりするんじゃないかしら、ぐへへへへ、と胸を躍らせながら買ってきました。

パパイヤから種を取り除いて、切り口をレモン汁で締めてる間にシャンパンを開栓して、さあアイスアイスを思って冷凍庫を開けると、買っておいたはずのアイスがない! いつの間にか夫の人に食べられてなくなってる!

目の前には、切ってしまったパパイヤと、開栓してしまったシャンパン。

こういう時、キレてもいいよね?
 

22:53 2008/05/11【文学フリマ】

本日は文学フリマにて、本を買ってくださった皆様、差し入れをくださった皆様、本当にありがとうございます。おかげさまで、ほぼ予定部数を売ることができました。感想や気に入った歌など教えていただければ幸いです。

*

前回の文学フリマでは「肉短歌集」、今回は「短歌たん」で目立つことが出来たので、次回も何かネタをやろうと思っています。
今度は何短歌にしようかなぁ、というとみんな「いつも酒ばっかり飲んでるんだから酒短歌でいいじゃん」と言うのですが、酒短歌ってネタとしては平凡で、面白味に欠けますよね。

……と思っていたけど、確かに「酒に酩酊する自分」を歌った作品は星の数ほどあるけど、好きな酒の銘柄1つ1つについて、その酒がどのように素晴らしくて、どれだけ私が愛しているかを執拗に歌い続けたら、それなりにユニークなんじゃないだろうか。

そうすれば、飲んで美味かった酒の数だけいくらでも短歌が作れます。出来上がった作品で銘柄当てクイズとかやったら楽しいかも。

難点は、私の好きな酒が偏っているため、
・甘い香りで誘ってくるくせに、触れるとピリッと辛口の君に夢中
・一見取っつきにくいのに、近づいてみると実は優しいあなたに釘付け
の2パターンしか歌が出来ないことです。ギャップ萌え。あと前者の思考はだめんず。

*

ニゴたん結婚オフのオフレポはまた後日。
とり急ぎ、新郎はプロフィールの趣味欄に「眼鏡を集めること」と書いているような眼鏡男子でした。んなベタな!
 

15:53 2008/05/10【強さと正しさ】

明日はとうとう文学フリマです。秋葉原で私と握手!
ところで、現在札幌のネットカフェにてこれを書いています。今からニゴたんの結婚式に出席して、朝イチ新幹線、もとい朝イチ飛行機にてとんぼ返りする予定です。もし11時にまだ私がいなかった場合、飛行機が遅れているのだと思って、少しだけ待っていただけると幸いです。

*

昔は「東男と京女」と言いましたが、現代において客観的に見て理想のカップルとはどういう組み合わせなんだろうね?という話題が出たので、自分なりに考えてみたんですけど。
「強い男と正しい女」のカップルが最強なんじゃないかという結論に。

「強い男と優しい女」は昔は良かったかもしれないけど、男女平等がヒステリックに主張されている現代においてはゲームバランスが悪くなってしまいそうだし、「強い男と強い女」だと喧嘩ばかりになるか、お互い外で遊んでばかりになってしまいそうだし。
その点、「強い男と正しい女」だと、お互いに足りない部分を補完して、更に相乗効果で良い方向に向かっていけそうな気がします。

ちなみに、強い男しか出てこないのは単に私の好みです。
あれ? 客観的?
 

17:44 2008/05/08【エキナカ】

よく行く日本酒バーのお姉さんが、東京駅のエキナカにできたはせがわ酒店をホメていたので、近々行ってみたいのです。

しかしエキナカ、つまり改札の中にあるお店なので、仮に職場のある横浜駅で電車に乗って、東京駅で飲んでから自宅最寄り駅の東神奈川駅に帰った場合、キセルになってしまいます。キセルはしたくありません。かといって、わざわざ東京駅で改札を出に行くのもめんどくさい。

そこで、いわゆる「大回り」をすればいいじゃないか、という結論に達しました。大都市近郊区間のJRなら、同じ駅を2回以上通過しなければ遠回りしても最短距離の料金で良いよ、というルールがあるのです。だから、行きは東海道線で東京駅に向かい、帰りは中央線で八王子に行って、横浜線に乗り換えて、東神奈川で降りれば、横浜−東神奈川間のみの料金だけしか払ってなくてもルール違反ではない、ということです。やっべー私頭いいじゃん!

冷静に考えて、東京駅で改札出たほうがはるかにラクです。
 

10:03 2008/05/08【ヲタ】

ifさんって、昔は尖った文学ヲタって感じだったけど、今はごく普通のアニヲタだよね。
でもって今のほうが世間的評価は低いよね。

て話題が出たのですが。や、最初の1行は全くその通りなのですが、あとの1行は納得しかねます。

だって「尖った文学ヲタ」だった時は、いつも「この頭でっかちめ!」的な冷遇を受けていましたが、普通のアニヲタになってからはみんな優しくしてくれるようになりましたよ。

あれっ。この優しさは、ひょっとして、同情? 憐れみ?
 

8:06 2008/05/08【恋の味】

ジントニックって恋の味じゃね? ほらジュニパーベリーのほろ苦い香りとかさ? と言ったら誰も同意してくれなかったので、自分が他に恋の味だと思う食べ物を列挙してみるテスト。

・カンパリソーダ(後味のほろ苦さが)
・カフェオレ(コーヒーの苦さが)
・マーマレード(皮のほんのり苦いのが)
・ブラックチョコレート(カカオのほろ苦さが)
・抹茶アイスクリーム(ほろ苦い以下略)

……私、苦い恋しか経験したことがないってことでFA?
 

11:00 2008/05/06【エロ】

会議が終わって自分の職場の机に戻ったところ、「ifさんのエロを教えてください」と殴り書きされた付箋紙が机に貼ってありました。

エロ?
何を教えればいいの?

答え;
教えるべきものは私の「ID」だった、という古典的なオチでありました。心が汚れていてすいません。
 

0:39 2007/08/28【ワンメーター】

雑誌を読んでいたら「タクシーはワンメーターしか乗ったことのないような貧乏」というようなフレーズが出てきて、思わず首を傾げました。

だってさ、本当に貧乏だったら、ワンメーター程度の距離なんて普通歩くだろ?
歩くに耐えない距離だからこそ、断腸の思いでタクシーを呼ぶわけじゃないですか。たかがワンメーターでタクシー呼んじゃうような人はブルジョワだと思うのです。

かく言う私ですが、ターミナル駅の繁華街から自宅まで、タクシーに乗ると1000円ちょいという、非常に微妙な距離の場所に住んでいるので、飲んで終電を逃すたびに、どうやって帰ろうか悩みに悩みます。30分強程度だったら歩いてしまったほう健康にも良いと思うのだけど、雨の日や疲れている日はついついタクシーの誘惑に負けてしまったり。

ちなみに、「そもそも終電がなくなるまで飲まない」という選択肢はありえません。
 

1:03 2007/08/23【言葉とコレクション】

ものを創る、というのは、そのものの定義を自分で決めることでもある。出来上がった建築物を見れば、その建築家にとって建築とは何なのかが分かるし、料理を食べればその料理人にとって食事とは何なのかが分かる。

特に現代美術のように、かつて前衛を通り抜けて、一通りの冒険をやり尽くしてしまったようなジャンルにおいては、「○○とは何か」という定義を自覚しなければ立っていることすら出来なくなる。言葉にしか興味ないはずの私がなぜか現代美術に惹かれてしまうのは、作者の言葉がはっきり聞こえてくるからなのだと思う。

ものを集めることも、ものを創ることと似ている気がする。たとえば古い壷を集めている人でも、買おうと思う壷と買う必要ないと思う壷があるわけで、その境界線が彼にとって「壷とは何か」の境界線になっているはずだ。人形を集めている人でも、世の中に溢れる無数の人形の中から、自分の考える「人形のあるべき姿」に適合するものだけを選び取っているはずだ。だから他人のコレクションを見ることは、その人の言葉を、思想を、聴くことなのだ。
 

1:54 2007/08/21【ムネはないけどユメはある】

最近、山おんな壁おんな?とかいうドラマが流行っているらしいですね。キャッチフレーズの「ムネはないけどユメはある」って言葉をたまに駅張りポスターで見かけるのですが、そのたびに身体の奥底から言いようのない殺意がわき上がってくるのは自分だけじゃないはずです。

放送倫理機構は、「めくらめっぽう」とか「みみつんぼ」とか放送禁止用語にしてる暇があったら、一刻も早く「貧乳」も放送禁止にするべきだとと思います。人を生まれ持った身体的特徴で差別して傷つけるなんて、許されることではありません。断固として許しません。ついでに「巨乳」という不愉快極まりない言葉も永久に使用禁止でいいんじゃないでしょうか。
 

ただし、「美乳」だけは放送許可します。ほら、わたし美乳だからさ!
 

18:07 2007/08/19【アニメ声】

いわゆる典型的なアニメ声(高音で少し鼻にかかった、妹キャラがよく出しているようなロリ声)って、眉間にググッとシワを寄せて、目をギュッと細めて、つまり「苦しそうな顔」をして出すと出る声なんですよ。

とすると、人がアニメ声に萌えるのは、苦しんでいる少女に「助けて!」ってしがみつかれて頼られている感じがするからなのではないでしょうか。 そして、聞き手は頼られている感じがするからこそ、「よーし、俺が守ってあげなくちゃ」という好意を抱くことになり、この好意が「萌え」に繋がっていくのではないでしょうか。

つまり乱暴に言ってしまえば、アニメ声をアニメ声たらしめている本質的要素とは、単に音程が高いとか鼻にかかった声色を作るとかいう表面的な問題ではなくて、「苦しそうに発声している」点であると思うのです!
 

という結論に達するまで私が鏡の前で繰り広げた数々の奇行については黙秘させていただきます。
 

0:25 2007/08/19【恋愛の拡大再生産】

一般的に恋愛の拡大再生産といえば、
異性と交際する→異性ウケする行動がとれるようになる→より異性にモテるようになる
という格差社会構造のことを指すと思うのですが、これってちょっと違うんじゃ?という話。

というのも、異性ウケする行動なんて、その異性の数だけあるはずなので、「こうすればモテる」という方法がない以上、異性と交際したところで「その異性に」ウケる方法しか取得できないと思うのです。

つまり実際は、
サッカーに詳しい男の子と付き合う→自分もサッカーに詳しくなる→「サッカーに詳しい男の子」によりモテるようになる
というように、一つのジャンルだけにどんどん偏っていく傾向になるのではないでしょうか。

同じように、
ダメ男と付き合う→自然とダメ男が喜ぶような行動が身に付いてくる→よりダメ男にモテるようになる
という負の拡大再生産も起こりうるわけで、このループからはむしろ抜け出したほうが幸せになれるわけで。
だから変なループに入り込んでない恋愛ビギナーのほうが、ビギナーズラックでモテてしまうことも十分ありうるはずです。はずなのです。だから我々のような非モテにだってチャンスはあるはずなのです。格差社会なんて幻想なんです。大丈夫です!(必死)
 

11:41 2007/08/18【基準】

他人に対する近しさとか好感とかの基準として、

●嫌い→普通→好き

●知り合い→友達→親友

とかいろんな分け方がありますが、自分的には、

●信用→信頼→尊敬

というレベル分けが一番しっくりくるような気がします。

悪いヤツじゃないからお願いすればやってくれるだろう、てのが信用。そして、わざわざお願いしなくても期待通りのことをやってくれそうだ、が信頼。そして、期待通りどころかそれを更に上回る結果を出してしまう人に対しては尊敬。

信用と信頼の壁は努力すれば越えられないものではないけど、やはり「尊敬」される人になるのは相当難しいなあと思う今日この頃です。「期待を上回る結果」ってのは見方を変えれば「期待を裏切る結果」でもあるわけでして。
 

22:51 2007/08/16【読むべきもの】

私たちのいるこの場所は、本当は石ころ1つ投げただけでバランスが崩れて転がってしまうくらいデリケートに出来ているのだと思う。

空気を読む、というのは、この一見して平和で平凡な日常を維持するために、どれだけの人が見えないところで涙をこらえたり歯を食いしばったりしているのかを想像する力のことだ。
自分がうっかり立ててしまった波のせいで崩れたバランスを、たくさんの人が必死になってフォローして持ち直そうとしてくれていることに、ちゃんと気づけて、感謝できる力のことだ。
時に誰かが、私のために痛みを引き受けてくれる。
だから私も、誰かのために痛みを引き受けることを厭うわけにはいかない。
 

2:13 2007/08/16【粋】

サービスする側のおもてなし精神に関しては、いろんな本でさんざん語られているけれど、サービスを受ける側の心構えについては、「最低限のマナーを守ってあとは楽しむべし」程度しか語られていない気がします。

そこで、サービスを受ける側の心構えを個人的に「粋」と呼ぶことにしました。 ここから先は俺定義の粋の話なので、一般的な粋とは少しズレてます。

例えば、混んでる店は長居しないこと。
お店の名物料理や旬の黒板メニューを優先的に注文すること。
お世辞を言われたら、本気にして調子に乗るわけでもなく、どうせお世辞でしょ?といじけるわけでもなく、「ありがとう、お世辞でも嬉しいよ」的な対応ができること。
盛り上げてくれている時に水を差さないこと。

つまり、サービスする側が気持ち良くサービスできるように計らうこと、望むサービスができるようにファシリテートすること、が粋だと思うのです。

これはお店の話だけではなくて、何かを享受する立場の時にはいつも言えることです。要求して出してもらうのではなく、相手である人や社会やモノや現象が持っている、文化・歴史・自然環境などのコンテクストから自然に顕れたものを享受しようという心構えです。
都合よくねじ曲げていない、事象そのものを楽しむ心。ちょっと現象学ちっくですね。

もちろん、客なんだから店に気を遣う必要はない、って考え方は否定しない(野暮だとは思うが)し、考え方をみんなに押し付けるつもりもないけど、与える側と享受する側の幸福な共犯関係が成立した時にこそ素晴らしいサービスが受けられると思うので、それを放棄するのは勿体無いなぁと思います。
まあ、職員食堂のラーメンにマイ一味唐辛子をかけて食ってる私が言ったところで全然説得力ないんだけどな。
 

1:29 2007/05/30【更新】

久々に短歌集2つ更新しました。
 
 
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