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0:42 2005/06/03【究極の酸辣湯】

ものの雑誌によると、最近はグルメなオサレOLたちの中で酸辣湯(サンラータン)が注目を浴びているそうです。酸辣湯とはその名の通り酸っぱくて辛い中華風のスープで、美味しくてヘルシーらしいです。

酸っぱいものも辛いものも大好きな私、想像するだけでもよだれが出てきます。きっとそのスパイシーなスープなら来る夏の蒸し暑さも吹き飛ばしてくれそうじゃないですか。グルメなオサレOL(自称)としては、チェックしないわけにはいきません。幸い、通勤経路からそう逸れてない場所には横浜中華街があります。早速、酸辣湯が美味しいと評判のお店を何軒か巡ってみました。

ところが、運ばれてきた酸辣湯は、想像とは微妙に違うものでした。鶏や蟹、干し椎茸の出汁が調和した上品なスープ、お酢をベースにほんのりトマトの控えめな酸味、隠し味程度に垂らされたラー油の仄かな辛さ。美味しいか不味いかと聞かれれば、確かに美味しいです。でも、こんな上品な酸っぱさは酸っぱさではないし、控えめな辛さなんて辛さじゃないのです。なんというか、もっとジャンクな、屋台で売ってるようなB級グルメ的なスパイシーさを求めていたのに、期待はずれです。なーんだ。酸辣湯って、ただのスープだったんじゃん。

この程度のブツなら、もう高いお金出して店巡りするのはやめよう、と思った矢先のことでした。コンビニの店先で200円の「酸辣湯麺」というカップラーメンを発見したのです。安かったこともあって、これが最後という気分で購入し、家に帰ってお湯を注ぎます。お酢と一味唐辛子を好みでドバドバ足して、食べてみると……。

(゚д゚)ウマー

これですよこれ。私が求めていた酸辣湯の味は。はっきり言って、高くて本格的なやつよりもはるかに美味しいです。舌を強烈に刺激する酸味と辛味はまさに四川の魂。下品なほどたっぷり効いたにんにくと生姜の香りが後を引いて、すっかりハマってしまいました。

それにしてもひどい貧弱な味覚です。中華街の1500円の酸辣湯よりも、コンビニの200円のカップ麺のほうが美味しく感じるなんて。我が貧乏舌のクオリティを思い知ったので、これからは、物知り顔で「中華ならあの店が美味しい」なんて話をするのはやめようと心に決めたのでした。
 

1:21 2005/05/27【減る】

止まってしまった携帯電話を復活させたい→携帯代を引き落としていたクレジットカードの有効期限が切れているので更新しなきゃいけない→郵貯と一緒になってるクレジットカードなので、まずは郵貯の通帳の住所を新しくしなきゃいけない→通帳名義の住所変更のためには本人確認のための普通免許証の住所も変更しなきゃいけない→免許の住所変更のためには住民票をとりに行かなきゃいけない→職場から昼休みに行って帰れる圏内に住民票をもらえる施設はない→まあ、携帯なんて普段は使わないし手続きなんていつでもいっかー。

こうやって友達って減っていくんだなーと身をもって実感中です。
 

2:15 2005/05/24【モテと瞬発力】

先週末、富士急ハイランドに行きまして、超・戦慄迷宮といういわゆるお化け屋敷に入ってみました。ところが、前を歩いていた大学生くらいのグループが、ちょっとでも何かが動くたびに超音波のような悲鳴を上げ続けていたため、後発隊としては興ざめしてしまい、存分に楽しむことができませんでした。

でも、でもですよ。あのキャーキャー言って、連れの男子たちにからかわれていた女子大生軍団は間違いなくモテです。勝ち組なのです。そして後ろで白けていた私は誰から見ても明らかに負け組です。悔しい。私もモテたい。一体何の違いが私と彼女たちの明暗を分けているのでしょうか。

たとえば、たとえばですね。ただ「女の子っぽく振る舞う」だけなら、すごく頑張れば何とかなるような気がするのです。ピンクいヒラヒラの服を着て肉じゃがを作れば素敵眼鏡男子とフォーリンラブできると言われたら、多分尻尾振って実行しちゃいます。モテるためならそのくらいの魂はあっさり売ってみせます。

だけど、「お化け屋敷で悲鳴」というスキルは高度すぎるのです。なぜなら、そのためには「瞬発力」が必要だから。
誰かが奇声をあげて駆け寄ってきたら、一瞬でそれがお化けだと判断して悲鳴を上げなければいけない。これは、かなり高度なスキルです。

ハッキリ言って、私の頭の回転は相当遅いですよ。自動車免許教習を合宿で受けた時は「ブレーキもアクセルも何もかも遅い」と指摘されて1人だけ卒業が遅れたし、芝居やってた頃も、完璧なダンスをしてるつもりだったのに、あとでビデオを見たら自分だけ1テンポ遅れていたし。お化け屋敷でも、お化けに脅かされた3秒後にやっと「あ、今のお化けだったのか」と気づくくらいトロい人間が、咄嗟の出来事に反応して悲鳴をあげるなんて、不可能です。ああ、モテるためには頭の回転まで鍛えなきゃいけないなんて! なんて険しい道なのでしょう!

どうすれば頭の回転って鍛えられるのでしょうか。
教えてグーグル先生。

どうやら、倍速再生が良いみたいなので、早速挑戦してみようと思います。夢のモテライフがたった4000円の出費で実現するなら、安いもんじゃないですか。胡散臭いのは承知ですが私だって必死なんです察してください。ちなみに、そもそも元が不細工な人は何をやってもダメという驚愕の真実を指摘する行為は固く禁じたいと思います。もう少しだけ夢を見させて。
 

6:58 2005/04/28【友達が出来ません】

今のところ、ゴールデンウイークの予定が「日記を書く」と「屑デス」しかありません。
 

18:26 2005/04/18【体脂肪】

久しぶりの友達に会ったら、私の胸のあたりをしげしげと見つめてから「痩せた?」と聞かれました。

そのあたりが人より痩せてるのは元からです!
 

0:33 2005/04/05【罠】

自分の新しい職場についてネットでいろいろ検索してみたら、「○○社って基本的に仕事は楽だし福利厚生もまあまあだし働きやすい職場だよ。ただ、唯一××課は例外で、あそこだけは地獄のように仕事が多いんだよね」という2ちゃんねるの書き込みを見つけました。

私が配属されたの、その××課です。
 

0:26 2005/04/04【辞令交付】

4月1日から社会人になったわけですが、幸いまだクビになっていません。

今までの経験からして、辞令交付式にも変な神様のご加護とかがあって、いきなり遅刻するとか、ステージの上で豪快にコケて全職員にパンツを見られるとか、もらった辞令を見たら「北海道支部に行け」と書いてあるとか、そういうオチがないかどうかビクビクしていたのですが、どうにか何事もなく式を終えることが出来ました。名前を呼ばれて返事する声が半分裏返ったり、偉い人に話しかけられて思わず目を反らしてしまったり、多少挙動不審だったかもしれませんけど、まあ許容範囲だったと思います。配属先も横浜市内だったので、うちからドアtoドアでも1時間以内で通勤できるということで、一安心。配属先の課の人たちはみんな良い人で、明るい雰囲気の職場でした。

よかったよかった、なんとかやっていけそうだ、と思いながら家に帰り着き、ふと鏡を見ると、不思議なことにスーツの上下の色が微妙に違っていました。ジャケットは濃い灰色なのに、スカートは薄目の灰色なのです。あれ?

不審に思ってクローゼットの中を見てみると、私の持っているもう一着のスーツのほうは「ジャケットは薄目の灰色、スカートは濃い灰色」になっていました。あ。
 

8:23 2005/03/29【ローマ・パリ旅行記3 フォロ・ロマーノ編】

というわけで、やっとのことで(本当だよ!)念願のローマにたどり着き、さっそく観光を始めることにしました。まずは、フォロ・ロマーノという、ローマ時代の遺跡が密集している地域へ。

いやホントに凄かったです。平たく言えばローマって、「街中全部遺跡」なんですね。最初の頃は、古い建物や綺麗な教会を見かけるたびにいちいち感動してシャッターを切っていたのですが、2時間も経った頃にはだんだん目が慣れてきて、そこに遺跡があるのが当然になってきます。そういえば以前、イタリア人に付き添って東京案内をしたことがあったのですが、「新しい建物しかない」と驚いて、新宿の写真を撮りまくっていたことを思い出しました。確かにこんなところに住んでいたら、東京の景色は異様だろうなー。

コロッセオ。

ベネチア広場。

それから、驚いたのはまだ冬なのにアイス(いわゆるイタリアンジェラード)を食べてる人がすごく多いということです。聞くところによるとイタリアでは、美味しいジェラード屋を知っているのが紳士のたしなみだそうで。あまりにもみんな美味しそうに食べていたので、冷え性の私もつい頼んでしまいました。一番小さなサイズにしたのに、それでも日本のダブルくらいあります。

お味のほうですが、確かに美味しかったです。甘さ控えめで、新鮮なフルーツたっぷりの風味がして、イタリアの太陽に似合うアイスだと思います。ただ、どれだけ美味しかったからといって、冷たいものが暖かくなるわけではありません。食べ終わってから数十分、「ごろごろっ♪」と不思議な音を立て始めた下腹との精神戦を強いられる羽目になったのでした。

*

さて、そろそろ夕食の時間です。今日はまだ1日目なので、あまり冒険せずに「日本語メニューあります」とドアに書かれているレストランに入ることにしました。

席に着き、「じゃぱにーずめにゅーぷりーず」と言ってみたところ、確かに日本語らしき文字の書かれた紙を渡されたのですが……。


側面皿?


そもそも読めないのですが……。
って、機械翻訳かよ! 手抜きすぎ!

ちなみに、「グリルの低音」はとても美味しかったのですが、とうとう最後まで低音が何なのかは分かりませんでした。

*

腹も膨れたところで、そろそろ足りなくなってきたインターネット分を補充しようと思って駅の中のインターネットカフェに行ってみたのですが、なんとこれがネカフェのくせにダイアルアップ! 結局ほとんど巡回は出来ずに、最低限のメールチェックだけで1時間が経ってしまいました。
イタリアで遅いのは飛行機と電車だけではありません。インターネットも遅いのです。前者は許せるけど、後者に関しては「この国に住むのは無理」と思いました。だってほら、インターネットって空気のようなものだし。(ないと死にます)
 

11:19 2005/03/26【ローマ・パリ旅行記2 嫌われる編】

翌朝、朝一番の飛行機でローマに向かいます。今度こそローマに行ける!と思ったら、なぜかこの飛行機も出発が1時間遅れるとのこと。私もしかして、ローマに嫌われていますか?

暇つぶしにそのへんに置いてあった雑誌をパラパラと見てみると、ジブリについての記事がありました。英語訳も添えてあったので読んでみると、内容はほぼ「もののけ姫」「千と千尋」「ハウル」の記述だったのですが、なぜか挿絵はじゃりん子チエでした。日本のアニメは凄いと褒め称えているこのライターさん、何か大きな勘違いをしている気がします。

今までのローマからの嫌われ方からして、国境直前で飛行機が落ちたり、ハイジャックされてロシアに方向転換されたりしないか本気で不安だったのですが、どうにか無事にレオナルド空港に着陸しました。ホッとしたのもつかの間、いつまでたっても扉が開かず、下のほうからは「キュイーンキュイーンガッガッガッ」という無気味な音が絶え間なく聞こえてきます。
「ブレーキトラブルのため、もう少々お待ちください」
ま た か よ !
ちなみに30分待たされました……。

ここから市内までの道のりは、もう説明するのさえ面倒になってきたのですが、案の定市内への直通電車も30分遅れていて、しかもほとんどのドアが壊れていて開かないため、10両以上はある列車なのにたった3つくらいのドアから長蛇の列を作って1人ずつ乗り込んでいったので、全員が乗り終わるまで10分以上かかりました。なんつーか、自分を含めて日本人が日頃どれだけ行き急いでいるのかを実感させられました。人間、このくらいの心のゆとりがないと駄目なんですね。

うん。ゆとり要らない。いいから早くしてくれ。
 

3:00 2005/03/24【慌ただしい】

帰国した翌日からバイトに行ってるわけですが、この時期にフルタイム勤務はさすがに身体に堪えます。

とにかく眠いのです。朝目覚ましで起きた時なんで、このまま無理に外出したら死ぬんじゃないかってくらい眠いし、仕事中もあくびが止まりません。パソコンに向かって入力作業をしながら、何度も船を漕いでいます。意識を失ってしばらくして気がつくと、ディスプレイが「っっっっっっっっっっっっっっっっっっっm」って文字で半分くらい埋め尽くされていることもあります。

しかし、勤務中はそこまでツライというのに、いつも業務時間が終わった瞬間、頭がスッキリしてきます。目もぱっちり覚めて、見違えるように元気になるのです。

うん。これはいわゆる「時差ボケ」というやつだと思います。断じて仕事イヤイヤ病ではありません。
 

6:52 2005/03/18【ローマ・パリ旅行記1 受難編】

今回の旅行に使った航空会社はエールフランスだったので、客も日本人よりフランス人のほうが多いくらいでした。

いつも日系の航空会社を使うと、機内食を食べる時に周りはソフトドリンクか、ビール一杯くらいしか飲んでないのに、私だけワインをお代わりしていて微妙に恥ずかしい思いをしていまいた。しかし、そこはさすがフランス人。みんながしがしワイン飲んでます。私の隣の席に座っていたムッシューも、ワイン2回もお代わりした上、食後のブランデーも3杯飲みまくっていました。おかげで私も便乗してお代わりを言い出しやすくて、ワイン2本とカルバドスでいい気分です。

食事もエコノミークラスにしてはそこそこ美味しくて、ちゃんとチーズも付くので、お酒が進みます。うん、フランスっていい国だ。酒好きな奴に悪い奴はいない。

……と思ったら、よく周りを見渡したらさすがのフランス人たちも、せいぜいワイン1、2本しか飲んでいなくて、こんなに飲んだくれているのは隣のムッシューと私の2人だけでした。いや気づかなかった方向で。

*

12時間のフライトを終え、パリでローマ行きに乗り継ぎます。さて、私が乗る次の飛行機は何番ゲートだろう、電光表示板を見てみると、そこには一言、赤い文字で「canceled」と書かれています。

え、canceledって何のこと? それどこのゲート?
私フランス語読めないからわかんなーい……って、これ英語かよ。キャンセル?

どうやらこの日は、悪天候のためパリ発の夜の便がことごとく欠航するという日だったようです。とりあえず乗り継ぎカウンターに行って見ると、同じような境遇の乗客が長蛇の列を作っていて軽いパニック状態でした。係員の説明によると、もう今日中には便は出ないので、ローマに着くのは早くても明日の昼になるとのこと。

なんだか、出発早々、日本から変な神様を連れてしまった感が満載ですが、悲観している暇があったらとりあえずこれからの身の振り方を考えなければいけません。カウンターで明日の朝の便と今夜のホテルを手配しました。どうやらホテル代はエールフランスが払ってくれるみたいで。ついでに、前に並んでいた人がホテルまで往復のタクシーチケットももらっていたので「私にはくれないの?」と文句を言ってみると、「本当はビジネスクラスだけなんだけど……」みたいなことをブツブツ言いながら出してくれました。最近「ゴネ得」というテクニックを取得し、確実にジャパニーズオバサンに近づきつつあるifでした。
 

8:42 2005/03/17【帰還】

ただいま!

と言ってもなんのことだか分からないかもしれませんが、実はここ数回の更新作業は友人にお願いしておりまして、その間卒業旅行としてローマとパリに行っていました。「お前大学院卒業してないじゃん」「そもそも中退したのだって去年じゃん」とかいう突っ込みはナシの方向で。ニートを卒業するんだよ!

旅日記はまたあとで書くとして、とりあえずお土産にパリジャン特製Tシャツを買ってきました。フリーサイズです。メールをくれた先着1名様にプレゼントいたします。近々私と会う予定のある方、または郵送するために住所を私に知られても構わないという方は、メールフォームから送ってください。

ちなみに絵柄はこれ。(注:会社では見ないほうがいいです)

※追記。欲しいというメールが殺到すると思っていたのに2通しか来ませんでした。みんなセンスないなぁ。というわけで、彩瀬様にお渡しすることになりました。大事に着て下さいね!
 

1:17 2005/03/14【境界線】

どこらへんまでが「身だしなみ」や「礼儀」で、どこらへんからが「媚び」や「偽善」なのか、その境界線がよく分かりません。

たとえば、 取引先の相手の新しい髪形をホメるのは礼儀なのか媚びなのか。肌が汚いのを気にしてメイクするのは身だしなみなのか媚びなのか。大嫌いだった奴の葬式で悲しそうな顔をするのは礼儀なのか偽善なのか。

本来、その境界線は自分の心の持ち方にあります。相手をできるだけいい気分にさせよう、って気持ちでやったならそれは身だしなみだったり礼儀だったりするけど、自分がトクをしようと思ってやったのなら媚びだったり偽善だったりするはずです。

ただし、グレーゾーンは非常に広いし、心の持ち方なんて他人からは見えません。こっちは善意のはずだった言動も、相手によっては悪意的に誤解されてしまう可能性があります。

そのような誤解は、回避不可能なのかもしれません。なぜかというと、多分その人が私のことを好きか嫌いかが先にあるのです。で、同じ言動でも好きだった場合は「礼儀正しいなー」と感じて、嫌いだった場合は「またこの偽善者が」って思うんですよね。

また、私のことが嫌いな人だったら、最初の例で言えばホメた時は「偽善だ」と感じ、ホメなかった時は「礼儀がなってない」と、どちらにせよネガティブに思われてしまうでしょう。

どちらにせよネガティブに思われてしまうのだったら、ホメないよりホメたほうがいいと思います。メイクはしないよりしたほうがいいし、葬式では悲しそうにしたほうがいい。他人からネガティブ評価されそうになると、つい悩んで惑わされてしまうけど、右往左往して今まで味方だった人までもを失うくらいなら、自分が正しいと思ったことを貫いたほうがいいのかもしれない、と思う今日この頃です。
 

0:53 2005/03/12【取り戻す】

今思うと、私の生まれ育った家庭は「衣」「食」は極限までケチって「住」にばかり執着する家でした。要するに、マイホームを購入するためにかなり無理めな貯金をしてました。

夕飯のおかずは、2枚100円のアジの開きとかイワシの丸干しとかだったし、1ヶ月に1度の外食は290円の「くるまやらーめん」だったし、年に一度の誕生日ディナーは「スエヒロ」の980円のステーキセットで、それでもものすごく楽しみにしていました。

洋服も、かろうじてワンシーズンに1着の一張羅があるだけで、普段は3枚1000円のTシャツとか着せられていました。髪もずっと親が切ってたし。幼小中学校と制服だったので、それでも何とか引け目を感じることなくやっていくことができたのが幸いでした。

大学に入ると同時に東京で一人暮らしを始めて、カルチャーショックを受けます。世の中にはこんなに美味しい食べ物がたくさんあったのか!と。
それまでがそれまでだったから、もうマクドナルドやコンビニの冷やし中華ですら新鮮でした。今まで20年間遅れていたぶんを取り戻さなくちゃ!とばかりに、それ以来、食べたことのなかったさまざまな種類の料理を順に制覇していったわけです。

もちろん高級レストランなんて行けないけど、料理の技術とか、1000円くらいで食べられるB級グルメについては、ほぼみんなに追いつき、追い越すことが出来たという自負があります。

……と。

はて、食べ物に関してはこうやって取り戻そうと躍起になっていたのに、なぜか「衣」に関しては、未だにこのザマなんですか。同じくらい追いつく努力をしていれば、今ごろもうちょっといろいろマシになっていたはずなのに。
 

0:50 2005/03/10【ワープ】

8時に目覚ましで起きて、その後すぐに着替えを開始したわけですが、着替えが終わったらなぜか10時(バイト始業時間)でした。

慌てて遅刻の電話を入れたわけですが、でも私、どう考えても10分くらいしか着替えに使ってないのです。二度寝した記憶も一切ないのです。この空白の時間、一体私はどこで何をしていたんだろう。

き、きんぐくりむぞん……?
 

8:31 2005/03/09【お金をかける場所】

かなりバタバタと引越してしまったため、荷造りなんてすごくいいかげんでした。何でもかんでも適当に紙にくるんでダンボールに押し込んでしまっただけで、重さのバランスとかなーんも考えていません。

特に心配だったのは、ワイングラスとカクテルグラスです。あんな細いガラスの柄、きちんとした緩衝材も入れずにダンボールに放り込んでしまったので、多分割れてるだろうな、割れてないわきゃないよな、と思いながら恐々と開封しました。

ところが、結果は全て無事。そういえばこのグラス類、みんなそれなりに値のはるものでした。人生を楽しくする要素の中でも「酒が美味い」は最重要事項なので、生活費を切り詰めてこだわりの飲酒用品を収集していた時期があったのです。やっぱり高いものって、見た目がかっこいいだけじゃなくて、質も良いものを使っているんですね。

ちなみにその後、別のダンボール箱を開けると、マツモトキヨシで300円で買ったアイシャドウが粉々になって箱中に散乱し、一緒に入れていた雑貨類が全てピンク色に染まっていました。100円ショップで買ったヘアジェルも、閉めたはずのフタが開いてしまっていて、周辺の一角がジェルまみれです。

私はもうちょっと女性として、お金をかける部分を考え直すべきだと思いました。
 

0:55 2005/03/08【居心地の良い部屋】

新しい部屋での新しい生活が始まりました。

今まで住んでいた家は、再三書いた通りものすごいボロアパートで、収納がほとんどないので足の踏み場もないほどの荷物が床に積み重ねられていました。壁もありえないくらい薄く、テレビや音楽は歌詞も聞き取れるくらい丸聞こえです。隣の部屋からは、よくおばさんが韓国語で怒鳴っているのが聞こえてきたし、家の前を大型車が通ると震度2くらい揺れるような場所でした。

それに比べて新しい部屋は、夢にまでみた鉄筋コンクリートのマンション。収納もたっぷりあるのでスペースを広く使えるし、余計な音は聞こえてきません。これで快適な生活が……と思ったのですが、なぜか妙に居心地が悪いのです。スペースが広いとどこに座っていいのか分からなくて落ち着かないし(以前は人が座れる場所は1箇所しかなかった))、逆に窮屈です。騒音が聞こえてこないのも良いことのはずなのに、かえって淋しくて、息苦しくなってしまいました。ここ、本当に私の家? 私の居場所はどこか他にあるような気がして仕方ありません。

帰りたい。他の、自分のための場所に帰りたい。
なにこれ。今更ホームシック?

そこでふと、まだダンボールに入ったままの荷物がいくつもあることを思い出しました。私はおもむろにその中の一つを選び、開封します。中から出てきたのはそう、電話とモデム。コンセントとモジュラージャックに繋ぎ、マイPCを差込み、ブラウザを開きます。画面一杯に表示されるgooのトップページ。

その瞬間、さっきまでバリバリに感じていた違和感がスーっと消えていくのが分かりました。ああ、ここは私の家。私だけの新しい城だ。私の居場所はここにある!

*

今日の結論。人が生きていくためには、空気の次にインターネットが必要である。
 

0:50 2005/03/05【引越し前夜】

インターネットと共に一日が始まりインターネットとともに終わる生活をしている私は、当然ながら紙媒体の新聞などとっていません。ネットで無料で見られるものをわざわざお金払って買おうなんてブルジョアな趣味は持ち合わせておりません 。

しかし、困るのが引越しの時です。食器などを包む緩衝材として、一番簡単でリーズナブルな素材はなんといっても古新聞なわけで。 このためだけに新聞を取るのもバカらしいし、親に相談してみたところ、実家の古新聞を送ってくれるということに。

そんなわけで、10日前に我が家に届いた実家からのダンボール。本当は毎日コツコツと荷造りすれば良いのでしょうけど、私がそんな地道な努力をするわけもなく、当然引越し前夜である今日まで放置されていました。そして今日も、仕事終わってからヌメリナイトなんて余裕こいて行っていたので、家に帰ってきたのは深夜です。さて、さすがに荷造りを始めなくてはいけません。重い腰を上げて、段ボールを開封したのでした。

その途端に、漂ってきたものすごい腐臭。

一瞬、何かの嫌がらせで生ゴミを送ってきたのかと思ったのですが、よく見ると親からの手紙が同封されていました。「最近のifは忙しそうで、食生活が乱れてると思うので、野菜をいろいろ同封します」と。そう、古新聞と一緒に入っていた茶色っぽいドロドロしたビニール袋は、親の真心の野菜類だったのです。ところが、暖房の効きまくった部屋に10日間放置された結果、まさに生ゴミ以外の何者でもなくなってしまったのでした。

せっかくの古新聞も半分くらい駄目になってしまったし、明日はゴミの日ではないので捨ててしまうことも出来ず、とりあえず全て新居に持っていくしかありません。私の輝かしい新生活は、生ゴミの匂いと共にスタートすることになりそうです。
 

9:16 2005/03/02【道を踏み外す】

いったい何時から自分は道を踏みはずしてしまったのだろう、とよく悩みます。何が原因で、こんなに社会不適応人間になってしまったのだろう、と。

まず最初に思い浮かんだ可能性が、高校時代にちょっとメンヘルをこじらせちゃってアタマの病院のお世話になっていたことです。あの時にいかに自分が駄目であるかを見せ付けられてしまったため、その後他人と深く関わるのを恐れるようになってしまったのではないか、と。

でもよく考えてみれば、小中学生の時点ですでに、校内でも有名な問題児だったのでした。特に小学生の時は、通学路でことりさんとお話していて遅刻したり、授業を抜け出して裏山を探検していたり、放課後に勝手に体育倉庫に忍び込んで備品の縄でブランコ作って遊んでいたり、両手一杯摘んできた花を机の中に詰め込んだまま夏休みになってしまって登校日には教室中に腐臭が漂っていたり、PTAの集まりに母が行くと、「ああ、あのifさんのお母様ですね」と白い目で見られていたそうです。(本当にごめんなさい)

で、では幼稚園児の時はどうだろう。さすがに幼稚園で問題児なんて聞いたことありません。いくら私だって、当時は普通の子供だったはずです。みんなと仲良くおままごとや鬼ごっこをしていたはず。恐々と母に聞いてみると……。

「幼稚園生の時のあなたは、先生が何度言っても他の友達の輪には決して混じらずに、いつも1人で教室の隅で1日中本を読んでいる園児だったのよ」

結論:社会復帰は絶望的。
 
 
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