>>home
>>last month
>>next month


 

9:21 2005/02/26【和解】

最近、実家の両親が妙に仲が良いのです。

私が実家にいた頃の二人はどちらかというと、いやあからさまに仲が悪くて、夫婦喧嘩は絶えなかったし、何度も別居の話が出るくらいでした。最初にキレて「離婚してやる!」とわめき立てるのはいつも母のほうで、父が「お前のほうが出ていけ!」と応酬すると、突然なぜか都合良く母が風邪を引いて熱を出して、部屋に引きこもって泣き続けている、というのがいつものパターンでした。

どうやら、当時の母には「たとえ父がいなくなっても、私には娘がいる」みたいな考えがあったみたいなんですよね。ところがその娘ですが、一度家を出てしまったらもう、電話も出ない、メールの返事も書かない、盆と正月にしか帰らない、帰ってきても夜は地元の友人と飲みに行ってしまう、という体たらく。そして、「就職の時は地元に戻ってくるかも」という最後の願いも無惨に打ち砕かれ、ついに「もし父がいなくなったら自分に構ってくれる人は誰もいない」という事実を認めざるを得なくなったようです。齢50歳にしてやっと、パートナーとお互い妥協しあって上手くやっていこう、という努力を始めてくれました。

おかげで、昔は親子喧嘩の状勢が悪くなった時は「うまいこと夫婦喧嘩に転化してしまってグダグダになっているうちに逃げる」という技が通用したのに、ここ数年は「父と母がタッグを組んで私を非難する」という10年前にはありえなかったパターンに陥ることが多くて、ますます実家に帰るのが憂鬱になるのでした。
 

11:35 2005/02/25【クレーマー】

ずーっと使っていなかった銀行の口座がありまして、無駄な通帳やキャッシュカードが家にあるのもなんとなく気持ち悪いので解約しに行くことにしました。そうしたら、すっかり忘れていたのですが月々の会費を払うと時間外手数料が無料になるみたいなプランに入っていたらしく、未払いの会費4000円を払わないと解約できないと言われました。

そんなの知らない聞いてない話が違う意味わかないと1時間ゴネ続けたら、どこからか不思議パワーが働いて2000円にまけてくれました。

銀行は値切れる、という事実を始めて知りました。
 

8:43 2005/02/23【メッセージ】

今の会社でバイトを始めてから3ヶ月半になります。最初の頃は緊張感があったので、ちゃんと朝早く起きてフルメイクで出社していたのですが、だんだん面倒くさくなり、そのうちファンデーションのみになり、とうとう昨日は初のノーメイク出社をしてしまいました。

休憩時間から帰ってくると、なぜか私の机の上にエステのチラシが置いてありました。

これは何のメッセージですか。汚いものを見せつけられるのは目の毒だからエステに行ってどうにかしろってことですか。私のスッピンってそんなに衝撃的でしたか。
 

22:34 2005/02/16【カラオケ実現】

最近世間を騒がせていたバレンタインなんとかの日だったのですが、あまりにもカラオケに行きたかったので、会社の昼休みに近くのカラオケボックスで「ひとりカラオケ」してきました。

そしたら、なんか混んでるんですよ。普段の平日昼間は笑っちゃうくらい空いてて、1フロアで人がいるのが私の部屋だけ、ってこともあるくらいなのに、大学生くらいのカポーがわんさかいるのです。さすがに満員とまではいかなかったけど、通された部屋の両隣をさりげなく覗いてみると案の定両方ともカポーでした。しかも、片方の部屋では普通にカラオケしてるのに、もう片方の部屋では、一瞬しか見てないので確言は出来ないけど、でもあれは間違いなく、だ、抱き合ってるんですよ。

これはもう、普通に歌ってる場合じゃありません。なんとかしてムードをぶち壊してやらないと気がすまない。と、ここのカラオケボックス、意外と壁が薄いことに気づきました。不潔じゃないほうのカポーが歌ってる曲、けっこうはっきり聞こえてくるじゃないですか。これだ!

そこで本当は中島美嘉の新曲とか試してみようと思っていたけれど、ここぞとばかりアニソンとかゴリエとか気分の萎えそうな曲ばかりを大音響にして歌いまくってやりました。

努力の甲斐あってか偶然か、私が歌い始めて20分後、不潔なほうのカポーはさっさと退室していきました。やった、勝った。母さん、私勝ったよ! 何かをやり遂げたような清々しい気分で心がいっぱいです。さて、私もそろそろお昼ご飯を買って会社に戻るか。満面の笑みをうかべて退室する私。

……本当に勝ったのだろうか?(深く考えない方向で)
 

2:09 2005/02/15【盗んだバイクで走り出す】

最近、大学院時代に何やってたんですか?と聞かれて、
「哲学です」と答えるのがすごく恥ずかしい。

好きな音楽は?と聞かれて「プログレです」って言うのも、
実はすごく恥ずかしい。

好きな酒は?と聞かれて「シングルモルト」と答えるのも、
好きな作家は?と聞かれて「安部公房」と答えるのも、
なんかもうものすごく恥ずかしい。

なんなんだ。
これが「反抗期」ってやつですか?
 

3:04 2005/02/14【更新】

→一語100%参加テキストです。
 

1:23 2005/02/14【賞味期限】

じゃあ僕と一緒にカラオケに行こうよ、という眼鏡男性からのメールは一通も来ませんでした。
とはいえ、せっかくのイベントなので何かチョコレートっぽいチョコレートを作って食べようと思ったのですが、材料になりそうなものを買いに行くのが面倒くさいし、お金もありません。

そこで冷蔵庫の奥を探ってみると、
デテキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
1年前のバレンタインの時に、何か作ろうと思って買ったけど結局何も作らないで放置していた割りチョコが!

賞味期限は明らかに切れています。
でもちゃんと密閉されているからカビは生えないだろうし、チョコは腐らないし、すごい粉吹いてるけど、これはブルーム現象といって表面のカカオバターが固まっただけなので別に食べるのに支障はないはずだし。

試しに湯煎にかけてみました。匂いは普通のチョコレートです。おいしそう。
しかし、なかなか溶けません。 普通は60度くらいでトロトロになるはずなのに、耳たぶくらいまでしか柔らかくなりません。 頑張って更に温度を上げて混ぜ続けていると……。

なぜか、
ど ん ど ん 固 ま っ て い き ま す 。
温度を上げると固まるチョコなんて初めて見ました。どうも、成分が分離してしまったみたいです。 焦げたブラウニーを潰したような外見の、ジャリジャリする塊になってしまいました。

結論。
チョコは賞味期限内に食べましょう。
あとカラオケ行きましょう。今なら、かつてチョコレートだったジャリジャリする塊がもれなくついてきますんで。
 

1:47 2005/02/13【謎解き】

カラオケが好きなのです。

もちろんそれは、物理的に叫ぶことでストレス解消になるとか、自己顕示欲を満たせるとかいう理由もあるけれど、それ以上に、「実際に歌ってみなければ理解できないこと」もあるということ、そしてそれは「実際に歌ってみたら理解できなくなってしまうこと」よりもはるかに大きいのではないか、という信念があるからです。

ある曲を初めて歌うときはものすごく緊張します。それは、私が知ってるはずの曲が知らない曲に変わる瞬間だから。マイクを通して聞く自分の声は予想とあまりにも違って、慌てて微調整していくうちに、後半ではだんだんしっくりくるようになってくる。そうか、このフレーズは、こんな風に力強く歌うべきだったのか、なるほどこのメロディーではこの音がこんなに重要だったのか、と初めて目を開けたように、作者の意図が見えてくるのです。

音楽を創るということは、一種の謎解きだと思っています。ある問いの答えを得るために試行錯誤する過程を表現しているのではないか、と。「答え」が見つかった瞬間、曲は完成します。その「問い」の中身は、言葉にすると陳腐になってしまうけれど、「私はどう生きていけば良いのか?」とか、多分そんな感じなのだと思います。

するとこれをカラオケで歌うというのは、作者の謎解きの過程を追体験しているのかもしれません。

まあ何が言いたいかというと、
カラオケ行きてー。誰か誘って!
ということです。
 

22:13 2005/02/10【淋しいと死んじゃう】

腕時計というのは不思議なもので、腕につけているうちは壊れないのだけど、長い間外しているといつのまにか壊れてしまう、という話を聞いたことがあります。確か科学的根拠もあったような気がするのですが忘れました。

ところで今朝、出かけようとしたところ、腕時計が見あたらないことに気づきました。どうやら昨日行った友人の家に忘れてきたみたい。仕方ないので、前代の腕時計を1ヶ月ぶりに使おうと思いました。 前代の腕時計は10年間愛用していて、そろそろ傷が痛々しくなってきたため1ヶ月前に引退させたものです。

……止まっていました。
先月はあんなに元気に動いていたのに!

と、感傷に浸っている暇はありません。あわてて引き出しをひっくり返すと、3年前に100円ショップで買って、1回使ったきり忘れていた腕時計が出てきました。しかもこっちの時計は、何時間も狂ってはいるものの、バリバリ働いていてくれたので、ありがたく使わせていただくことに。

というわけで、今日一日はちゃんと時計と共に生活することが出来た、のですが、今時計を見たらさっそく2分ほど狂ってました。今朝時報で合わせたばっかりなのに。つくづく、淋しくても死なない奴っていうのはこのくらい大雑把な性格じゃないと駄目なんだなーと思ったのでした。
 

23:10 2005/02/06【ゴミ処理】

社会見学第二段として行ってきたのは、東京都主催のゴミ処理場・埋立地ツアーです。快適な貸切バスに添乗員までついているのに、参加費は無料。東京都グッジョブ!

  

お台場地域のゴミは、普通のゴミ収集車で収集するのではなくて,地下にあるパイプを使って各家庭のダストシュートから直接清掃工場へと空気輸送されます。SFみたいです。 運ばれたあとは高温で燃やされて灰になります。灰の一部は建築資材としてリサイクルされるそうです。

燃えないゴミと粗大ゴミは、細かく砕いてから鉄分を取り除きます。取り除いた鉄分は売却してリサイクルされます。

鉄を抜いたあとの燃えないゴミ・粗大ゴミと、可燃ゴミを燃やしたあとの灰は最終処分場である埋め立て地に運ばれます。ちなみに東京の埋め立て地、あと15年くらいでいっぱいになってしまうそうです。

お気づきのようにこのツアー、家庭で排出されたゴミがその後、最終処分場に行き着くまでに通る道を、そのままの順番で体験できるようになっています。つまり、自分自身がゴミになったようなバーチャル体験ができるわけです。まあ、もともと私の存在自体がゴミのようなものですけど、疑似ゴミ体験をしてしまった今となっては更に思考回路がゴミっぽくなってきました。1日のツアーを終えて、砕かれ分別され燃やされた私は、さしずめ今は埋め立て地に眠る灰の気分です。

さて、明日からまた1週間が始まりますが、さっぱりバイト行く気になりません。(だって灰だから)
 

0:31 2005/02/05【3センチのドラマ】

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、下の絵は火の点いたガスコンロを横から見た断面図になっています。ピンクのが炎です。構造的に、ガスコンロ本体と炎の間には、ちょっとした隙間があるわけじゃないですか。

普段は特に気にならないこの隙間ですが、時に命を賭けたドラマに発展することもあるのだ、という事実を今日学んでしまいました。

いつものように、バイトから家に帰ってくるわけじゃないですか。で、とりあえず寒いのでコーヒーでも入れようと思って、半ば習慣的にガスコンロに火をつけるわけです。

カサカサッ

あれ? 今なんて?

カサカサカサカサッッ!!!

よく目をこらしてみると、何か黒い物体、仮にまっくろくろすけとしますが、そのまっくろくろすけが、ものすごい勢いでその隙間の部分を何周も何周も走り回っているのです。しかし、所詮円いガスコンロですから、逃げても逃げても同じ場所に戻ってきてしまうだけです。前に走っても後ろに走っても彼を取り巻く絶望的な状況は変化しません。かといって右や左に走ったとしたら、燃えさかる炎の壁に突き当たってしまうだけです。30周くらい走ると、さすがのまっくろくろすけも体力の限界が近づいてきたらしく、ペースダウンしてきました。

カサカサ……カサ……カサ……カ……サ…………。(しーん)

さて、これから私は、このガスコンロをどうすれば良いのでしょうか。今のところ、怖くて半径2メートル以内に近づけずにいるのですが。
 

1:17 2005/02/02【社会見学】

私が今のアパートの家賃を3ヶ月滞納しているという事実は、どうやらまだブラックリストには出回っていなかったらしく(超アナログな不動産屋だったのが幸いしました)、鶴見区のマンションの審査が通ったという連絡がありました。引越しは3月始めくらいになりそうです。

住む家も決まったことだし、そろそろ社会人になるまでの秒読みが始まりました。今のうちしか出来ないことをいろいろやっておかなくちゃ!

今のうちしか出来ないこと、といったら何があるでしょうか。働き出したら、たぶん一番足りなくなるのは「時間」です。特に私の職場はカレンダー通りのスケジュールになるらしいので、平日に休むことはほぼ不可能になります。つまり、今行くべき場所は「平日しか開いていない場所」です!

平日しかやってない、といえば公共施設の見学です。たとえば小学校の時に入った国会議事堂なんかも、平日は一般公開してるけど、休日に見学するためには議員の紹介が必要だったはず。というわけで、この手の施設をいろいろ見学に行くような社会人サークルに入れてもらうことにしました。

まず第一弾として、先週は日銀に行ってきました。
付属の貨幣博物館でお金の歴史について学んだり、1億円分のお札の見本を持たせてもらったり、日銀の職務内容についてオペレーションがなんたら公定歩合がかんたらってビデオを見せられたり、お土産に古くなったお札(シュレッダーで木っ端微塵になっているもの)をいただいたりしたあとは、地下倉庫の見学です。

残念ながらカメラ撮影は禁止されていたので中の写真は撮れなかったのですが、頑丈な金属の扉と年季の入った石造りの壁は、確かに最近まで何兆円ものお金が置かれていたという重みを感じさせられました。……と、見学終了時間までまだ少し時間があるはずなのに、なぜか異様に急ぎ始める説明員。みんなからの質問も早々に切り上げて、すごい早足で出口に向かい始めました。なんだなんだ。

「火事だぁ〜っ!」

突然ドアの前で、消防服を着た人が絶叫します。か、かじ?

「すいません、避難訓練が始まってしまったので、早く外に退避してください。もうすこしでインパルス銃が打ち込まれますから」

そんなものを撃たれたらたまったもんじゃないので、あわてて荷物をまとめて避難します。発煙筒の煙がモクモクと上がっている中、係員に誘導されて外に走り出る我々一般人の集団。どう見ても避難訓練の演出に勝手に組み込まれています。聞いてないよ!

まもなく消防車が続々と登場し、放水が始まりました。インパルス銃とやらも撃ちこまれまくっていました。逃げ遅れたら、たぶん今ごろ全身びしょ濡れになっていたことでしょう。つーか、避難訓練があるって事前に分かっているはずですよね? それなら普通、見学とかぶらないようにスケジュール調整するもんじゃないんでしょうか。せっかくバイトを休んでまで見学に来たのに、こんな半端なところで中断されて追い出される側の気分にもなってみて欲しいですね。 まったく、これだから認可法人は分かってないって言われるんですよ。

どうせ訓練に参加させるなら、はしご車で救出される役くらいやらせて欲しかったのに! (そっちかよ) (すごく楽しかったです)
 

0:18 2005/02/01【運命の選択】

その時、私の心は2人の男性の間で大きく揺れ動いていました。

1人はメタルフレームの眼鏡の似合う誠実そうな青年(以下、メタルフレーム君とする)で、地方の国立大学を卒業し、今は地方公務員をやっています。出世志向はあんまりなくて、将来は良いパパになりそうな感じです。メタルフレーム君は、一応私の彼氏ということになっています。

もう1人はセルフレームの眼鏡の似合うベンチャー企業幹部(以下、セルフレーム君)。慶応大卒で実家もお金持ちらしいです。で、このセルフレーム君が、私にアプローチしてくるわけですよ。そりゃ迷いますよね。だって結婚したら玉の輿ですよ。みんなに羨まれること間違いなしですよ。

というわけで、私はウホウホな気分でセルフレーム君とデートに出かけるわけです。ところが、やはりオイシイ話には罠があるもので、話しているうちにこのセルフレーム君、女癖も悪いしギャンブルも大好きということが明らかになりました。

いくら高学歴で高収入だといっても、この人と一緒にいても幸せにはなれなさそうだなーと思い直す私。将来のことを考えても、やっぱり、メタルフレーム君とのお付き合いを続けようと決意……したところで目が覚めました。

ちなみにメタルフレーム君もセルフレーム君も知らない人だったのですが、両方ともかなり好みのイケメンだったのです。
これってひょっとして予知夢かしら?
近い将来、この2人と出会って恋に落ちたりしちゃうのかしら? どきどき。
ただの欲求不満ですかそうですか。
 
 
>>back to if→itself