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23:33 2005/01/30【怖いもの】

どうも世間では、インターネット=怖い、というイメージが未だにあるようです。インターネットの人となんか会ってしまったら最後、そのままメンヘルになって練炭で心中してしまったり、輪姦された上に殺されて埋められたり、アイコラ写真をwinnyで流されたりするに違いない、という認識を持っている人をよく見かけます。

ふざけんなと。
お前らはインターネットのことを何も分かってない。いや、インターネットに限らず世間のことをこれっぽっちも分かってない、と説教したくなりますよね。

いいですか。本当に怖いのはインターネットじゃない。
一番怖いのはリ・ア・ル、なんですよ!

だってそうじゃないですか。ネットで出会う人たちって、本当に良い人ばかりじゃないですか。インターネットは、私のような対人能力が不自由なブスヲタに残された最後の楽園なのですよ 私のような社会不適応人間の話でも、ネットの人ならちゃんと最後まで聞いてくれるし、時には真摯なアドバイスなんかもいただけてしまいます。 ついうっかり2ちゃん語を喋ってしまっても、笑顔で2ちゃん語で答えてくれます。

これがリアルだったら、「○○萌えー」とか言ってしまったら最後、生ゴミを見るような目で蔑まれますよ。ちょっと真面目な議論を試みても、ブサイクな基地外が何か吠えてるな、って言われるだけです。嘲笑の対象にでもしてくれたらまだマシなほう、きっと存在すら気づかなかったことにされて、アリのように踏み潰されて終わりですよ。奴らは、ただちょっと見た目がキモいというだけで、容赦なく我々を迫害するのです。ブ、ブ、 ブラインドタッチもできないくせに! 

他人と目が合っただけで冷や汗が出てきて、言葉はどもり、挙動不審になってしまう。そんな私が、現実という怪物とうまく折り合いをつけて生きていくためには、果たしてどうすれば良いのでしょうか。 オタクであるというだけで不当に評価され、むごい仕打ちを受けずにすむためにはどうすれば。

そうだ!
リアルが怖いのなら、リアルと関わらなければいいじゃない。一生ネットの中に閉じこもっていれば、一生がユートピアでいられるじゃないですか!

どうしてこんな素晴らしい生き方に今まで気づかなかったのでしょう。もう実在の友人なんて必要ありません。ああ現実社会に生きる矮小な輩よ、君らは一様に面白くない。本当に、つまらない。さようならリアルワールド!(内定通知をビリビリに破きながら)
 

6:03 2005/01/29【物件決定】

ついに重い腰をあげて引越しの物件探しをしました。その結果、横浜のちょっと東のあたりに気に入ったマンションを見つけたので、審査が通ればその場所に決めてしまうつもりです。

ところで、今回私が部屋選びの基準にしたのは、次のような条件です。

・アパートでなくマンション(ネットの人が来て少しくらい騒いでも近所迷惑にならないように)
・駅から近い(ネットの人が来るときに道に迷わないように)
・広い(ネットの人がたくさん来ても窮屈にならないように)

オフ会目的かよ!

ちなみに、自分では仲の良いお友達だと思っていたネットの人たちに「引っ越し終わったら遊びに来てね!」とメールを出してみたところ、まだ誰も返事をくれません。あれ? もしかして、お友達だと思っていたのは私だけ……だったのかな……?
 

8:46 2005/01/28【特別】

「君は平凡な子だ」

といわれてしまうのは至極もっともな意見なので仕方ないのだけれど、もちろん良い気はしない。だってさ、少しでも突出したものを持ちたいなーと思って日々それなりの努力はしているつもりなわけで。言下に否定されちゃうとちょっと寂しくなる。

「君は特別な子だ」

だからと言ってそう言われれば嬉しいのかと言われるとそういうわけでもなく、どうせ会う子会う子にみんな同じこと言ってんでしょアンタ?的な胡散臭さを感じてしまう。だって本当に特別だったらもうちょっといい人生過ごせてるはずだし、少なくとももうちょっとモテてるはずだ。いくら私が自意識過剰だからといってそのくらいのお世辞を見抜けないほどのアホじゃない。

「君は平凡な子かもしれないけど、僕にとっては特別だ」

たぶん一番言われて嬉しいのは、この台詞なんだろうなーと思う。

もちろん実際に言われたことなどあるはずがない。
 

1:31 2005/01/24【決意】

そろそろ本腰を入れて引っ越しについて計画を立てないといけない時期なのですが、さっぱりやる気が起こりません。土日など休みが出来ても、つい別のバイトを入れるか小旅行に行くかしてしまうので、不動産屋や引っ越し屋に電話も未だしていません。

ぶっちゃけ、今住んでいるところが住みやすすぎるんですよ。なんていったって吉祥寺なので、飲食店にしろ雑貨屋にしろ、没個性的なチェーン店は少なく、個人経営の小さくていい感じのお店が多いのです。マニアックなCD屋さんも、女性1人でも気軽に入れるバーでも、欲しいと思うものはなんでも揃っています。こんなに魅力ある街は他にないと思うんですよ。

更に言うなら、今住んでい部屋は家賃的にも大変魅力的です。隣がボケ老人の住むゴミハウスで、火事を起こされたり夏場はちょっと臭かったりするおかげで、相場よりもずっと安い値段で借りられています。こんなオイシイ家を手放して引っ越してしまうなんて、勿体ないと思ってしまうのです。やっぱり引っ越しはやめようかな。勤め先は横浜なんですけど、ここからだって1時間半くらいで十分通える距離なんですよね。あー、通っちゃおうかなー。

と、心が決まりかけた今日この頃、隣のゴミハウスがいつのまにか綺麗さっぱり更地になっていることに気づきました。

いやちょっと待て。一日や二日で普通更地にならないだろ。どう考えても一週間くらいバキバキしたりゴロゴロしたりガーガーしたりあってからこんな状態になったはずなのに、その過程が全て脳内あぼーんされていたみたいで、一切気づいていませんでした。どれだけ現実から目をそらしていたんですか、私。

こうなると、心配なのは家賃です。恐る恐る今の大家さんに問い合わせてみると、やはり契約更新の3月から、今までの格安価格ではなくなり、あるべき家賃に戻ってしまうということでした。ショックです。これからも格安価格で吉祥寺に住み続けられると思っていたのに。

うん。もう吉祥寺には未練ないや。早く引っ越ししよっと(あっさり)。
 

21:25 2005/01/22【読書傾向】

現在バイトしている会社の近くに古本屋を見つけたので、ふらっと入ってみたら、女流文学コーナーにおいてある本がことごとく私の蔵書とかぶっていてびっくりしました。マジで自分が酔って売り払ったんじゃないかと思うくらい見覚えのあるラインアップだったのです。世の中、読書傾向が似てる人ってけっこういるんですねー。

あれ?

そういえば以前、実家に置いてあった漫画を知らないうちに全て親に売り払われてしまったトラウマ経験がなかったようなあったような記憶が甦ってきました。実は私の知らないうちに、実家の残りの蔵書も親が、この系列店に、どうにかしていたなんてオチは……ない……よね……((((((( ;゚Д゚))))))?
 

8:57 2005/01/21【恋が必要だ】

去年は前半は勉強しかしていなかったし、後半はバイトと旅行しかしていなかったので、今年は創作活動を充実させる年にしようと思います。と抱負をたててみたのはいいけど、引っ越しやら就職の手続きやらが意外と忙しくてそっちに気を取られてしまい、いまいち創作に身が入りません。

やっぱ、あれですね。足りないのは恋ですね。恋分(こいぶん)です。小さくてもいいから胸のどこかで恋の炎が上がれば、連鎖反応的にどんどん右脳が活性化してきて、物語がムクムクと出てくるはずなのです。創作のインスピレーションを得るためにも、疑似恋愛でいいから恋がしたいなーと思うのです。

でもいくら疑似とはいえ、実在の人物を相手役に設定してしまうといろいろ厄介です。ぶっちゃけときめいたり一喜一憂したりすること自体がそれなりに面倒くさそうだし、バレないように隠す努力をするのも更に面倒くさそうだし、つまり考えただけであまりにもタルいので、心底やる気が起きません。さて、どうするべきでしょうか。

……。

そうだ、こんな時こそ。
我 々 に は 二 次 元 が あ る じ ゃ な い で す か !

すげー完璧な打開策ですよね。オタクに生まれて良かったです。 二次元のキャラクターに疑似恋愛するぶんには、誰にも迷惑をかけないし、自分が傷つくこともありません。さっそく新しいエロゲを買ってこようと思います。まずはこのあたりから。
 

23:40 2005/01/19【会費制秘密サークル】

4月の就職までの究極のモラトリアム期間を消化中の私、暇で暇で仕方ないので、前から話に聞いていて気になっていた場所を訪れてみることにしました。

そこは、いわゆる会費制のサークルのようなものでして、特に生き物を拷問したり殺戮したりするのが好きな社会人たちの集まりです。友人の紹介で行くと入会費が無料になるらしいので、知り合いに頼み込んで紹介してもらったのです。

集合時間になり、簡単に自己紹介をし合うと、とうとう殺戮の饗宴が始まります。今回の獲物は3種類。「先生」と呼ばれる人がが捕捉してきて、さっきまで暗くて狭いところに監禁していたその生き物たちを各参加者に分配しました。

まず、その生き物の足に当たる部分をちょん切ります。一度に切ってしまえばいいのに、まるでより苦しませることが目的かのように、1センチくらいずつ何度も何度もちょん切るのです。それが終わると、手に当たる部分を引き裂きます。こちらは付け根のあたりから容赦なく、まるで最初から手など存在しなかったかのように割いてしまいます。

手も足も失って途方にくれるその生き物を、とどめを刺すように針の山に突き刺します。さっき切り落としてしまった手に当たる部分も、見せしめのように、その針の山に一緒に突き刺すのです。あまりの苦痛と屈辱に悶絶せんばかりの表情を浮かべるその生き物をみんなで眺めながら、おいしいお茶をいただきました。

次回はどんな生き物を拷問しようかを相談したり、自宅で何かの生き物を切り刻んだという自慢話を聞いて写真を見せてもらったり、そんな楽しい時間を過ごしているうちに、終了時間となりました。そんなわけで私は、初めて参加した「小原流いけばな講座」の開場を、満足感とともにあとにしたのでした。
 

2:32 2005/01/18【運命の物件探し】

バイト→旅行→バイト→旅行というこの上もなくフリーダムなモラトリアム生活をおくっている今日この頃ですが、どうやら4月からの配属が横浜付近になるだろうという事実が明らかになってきました。

現在の住処である吉祥寺からも頑張れれば通えなくもない距離なので、あまり焦ってはいなかったけれど、さすがにそろそろ引っ越しのことを考えたほうが良いような気がしてきました。経験から言って、家が勤務先から遠いと絶対にそのうち面倒くさくなって行きたくなくなると思うのです。たった15分で行けたはずの大学でさえ途中から行くのが億劫になってしまったわけでして。さすがに1年間人並みに就活した勤め先なんだから、長く務めたいですよね。

しかも現在の家、吉祥寺の近くという点ではかなり気に入っているものの、家賃の高い地域なので物件自体はかなりアレだったりするのです。ぶっちゃけ、隣はぼけ老人の住むゴミハウス。覚えてる方もいらっしゃるかと思いますが、2年前に火事を起こしてもまだ立ち退いてなくて、夏になるととても芳しい匂いを醸し出してくれる、そんな家があるおかげで相場よりも1万円も低い家賃で借りられているような訳ありアパートなのです。さすがに新社会人としましては、もうちょっと夢のある部屋に住みたいじゃないですか。

そこで週末に、重い腰を上げて横浜近辺の不動産屋巡りをしてみたんですよ。ところが不動産屋というのは大金を扱うだけあって非常に保守的な人たちばかりで、「女性独り暮らし、新社会人」という条件を見せると一様に同じような物件を勧めてきます。すなわち、築浅でオートロックで2階以上で外観タイル張りの、小綺麗なブランドマンションです。

確かにそんな部屋に住んだら親も安心だろうし一般人の友達にも自慢できるかもしれませんが、でも違うんです! 奴らは全然分かっていません!
新築だのブランドだの、そんなくだらない価値を求めているわけじゃないんですよ私は!

いいですか、私が求めているのは、
テラスが異様にデカかったり、
遠近法を利用して実際以上に広く見えそうな部屋だったり、
収納が意味不明だったり 、
そういう楽しそうなお部屋なんですよ!

いつか心を通じ合える不動産屋さんに出会えることを信じて、候補物件をしらみつぶしに見に行ったところ、やっとのことで1つ、住みたいと思える家を見つけました。そのマンションは、坂の途中に変則的な形で建っているため、まずどこが何階なのかよく分かりません、しかも、入り口もやたらたくさんあって、どの入り口から入ればお目当ての部屋にたどり着けるのかもさっぱり分かりらないのです、紹介してくれた大家さんすら構造をよく把握していなくて、内見するまで2、3分、大家さん不動産屋さん共々迷い続けたという迷路ハウスでした。

迷路ハウス、素敵な響きではないですか。広さもたっぷりあるし、値段も予算内なので、来週までにもっと良い物件を見つけられなかったらここに決めてしまおうかと思うのです。入居が決まった際には、「ifの家の入り口を探すオフ」でもやろうと思うので、ぜひ来てくださいね!

……そんな基準で家を選んでも良いのだろうか?という疑問は却下です。
 

8:58 2005/01/14【死のバイト】

去年の一時期、某大手カメラ量販店で販売のバイトをしていたのですが、これがキツかった。「接客中は両足はぴったりとついていなければならない、一瞬でも休めの姿勢になっていたら即クビ」「手は絶対に前で組んでいなくてはならない、一瞬でも後ろで組んだら即クビ」「お客様の前を通る時には“失礼します”といいながら腰をかがめて通らないと即クビ」「たとえ業務に関係あることでも従業員同士雑談したら即クビ」などなど、趣旨は分かるけど全部バカ正直に守ってたら効率が落ちて仕方ないだろ、と言いたくなるような融通の利かないローカルルールでがんじがらめになっていました。

もうダメだ、私に販売は向いてない、他のバイトを探そうと思っていた時に、とある求人広告が目に入りました。そこには、「給料はやっすいけど、そのかわりどんなバカにでもできるし、対人コミュニケーション能力がない引きこもりでも大丈夫な倉庫内軽作業を紹介するよ(意訳)」と書かれています。経験者の友人に聞いてみると、本当にただ黙々と流れ作業するだけで、明るい挨拶とか誰とでもすぐ打ち解ける能力とか一切必要ないそうじゃないですか。これこそ私の求める仕事だ!と思って登録したわけです。

ところが、最初に紹介された仕事はパチンコ屋のティッシュ配りでした。めちゃめちゃ接客やん!と思いつつも、まあ配るくらいなら特に対人スキルは必要ないだろうし、別にいいやと思って集合場所に行ったところ、
「はい、これ制服だから着て」
と渡されたのは、超ミニスカートのチアガールルックでした。
正気ですか?
おまいら私の顔見てもまだこれを着ろと?
26歳不細工ヲタ女の生足を見て喜ぶ人がこの世のどこかに存在すると思うんですか?
……ええ、泣きながら着ましたとも。家賃と水道代を滞納している身としては、背に腹は変えられません。たぶんその日の渋谷では、変なものを見てしまったせいで食欲を無くす人が続出して、飲食業界の売上が落ちまくったことかと思います。いい気味です。

そんなこんなで「今度からはぜーーーーったい接客はやめてくれ」と派遣会社に懇願しておいたのですが、次に紹介されたのは「アパレル倉庫内整理」のお仕事でした。これぞ私のイメージしていた仕事です。きっと黙々と商品を畳んだり箱に詰めたりする仕事に違いありません。社会不適応者でも勤まるだろうと、引き受けることにしました。

連れて行かれた場所は渋谷109。ちょうど冬のバーゲンが始まったところですから、在庫置き場での作業もいろいろ忙しいのでしょうね。何の不審も抱かずに、指定された某店舗に入りました。
「おはようございます。○○(派遣会社)から来たifです」
「ああ、おはよう、じゃあこれ着て」
20歳そこそこと思われる金髪の店員に、店の服を渡されます。……って、なんで私が店の服を着るの? しかもどこから見てもギャル服なんですけど。超ミニだったりキラキラしてたりヒラヒラしてたりするんですけど。
「ほら、早くして」
状況がよく分からないまま、急かされるままにそれを着てみる私。鏡を見てあまりの似合わなさに舌を噛み切って死にたくなりました。
「じゃ、とりあえずこの辺の服、畳んでおいて」
えっと私、倉庫の作業だと聞いていたんですけど、ここ、ずいぶん狭くて人が多くてBGMのうるさい倉庫ですね? 店舗のように見えるのは気のせいですよね? 普通に買い物に来てるように見える高校生たちは、あれは客じゃなくて取引先のバイヤーとかなんですよね?
とりあえず、「ここは倉庫である」と自己暗示をかけながらひたすら畳んでいると、金髪店員、また無茶なことを言い出しました。
「あのー、畳むだけじゃなくて、少しはお客様へのトークもしてくださいよ?」
トーク?
って、やっぱり販売じゃんかよこのバイト!

慌てて派遣会社に抗議の電話をかけます。
「あの、今日の仕事、倉庫じゃなくて販売だったんですけど。私、販売はNGって言ってるじゃないですか」
「あらそう? ごめんなさいね。まあ、でもifさんこの前まで販売の仕事もちゃんとこなしていたそうじゃない。今日のところは大丈夫よね。じゃあよろしく(ガチャッツーツーツー)」

いや、確かに私はこの前まで販売やっていましたけど、でもそれってパソコン周辺機器の販売でしたから!
「このケーブルに合ったインターフェイスのプリンター探してるんだけど」みたいな質問だったら即答できるけど、「このカーディガンに合ったキャミソール探してるんだけど」言われても分かりません。全く分かりませんから!

それから、悪夢の8時間が始まりました。もう私の脳の理解力を超えた不思議な衣服たちをどうにか売りさばかなければいけません。ギャル服があまりに動くにくいので、邪魔な袖を捲り上げようとして金髪店員に「そのダサい着方はやめて!」とダメだしされながらも、清水の舞台から飛び降りるつもりで高校生風のお客様に声をかけてみます。
if「そのコート、今履いてるパンツにお似合いですよね」
客「えー、全然合わないよー(軽蔑の目で)」
_| ̄|○

ところが、5時間くらい経過したところから、脳内にモルヒネだか何だか変な汁が溜まってきたみたいで、感覚が麻痺してきました。最初の頃は恐怖の対象でしかなかったギャル服たちが、可愛いと思えるようになってきたのです。心なしか、自分のギャル服姿も最初の頃よりもサマになってきたような気がします。コーディネートのコツも分かってきたので、自然と接客にも力が入ります。「このスカートとあわせると可愛いんじゃない?」とかお客様にアドバイスしても、「ホントだ可愛いー。じゃあこれも買います★」とか言ってもらえるようになってきました。あれれ? なんだか楽しくなってきた。

金髪店員にも「ifさん、実はこの仕事向いてるんじゃない?」なんて言われてすっかり舞い上がった私は、帰り際にその店で売っていたキャミソールを1着買ってしまいました。うん。ちょっと若返ったような気がして、思いがけなく楽しいバイトでした。

家に帰ってから改めて、買った服を着てみたのですが、その瞬間にスーッと脳内モルヒネが切れて、暗示が解けました。
なにこれ。
鏡の中では、26歳不細工ヲタ女が1人、明らかに不相応なピンクのキャミソールを着て気味悪い顔で微笑んでいたのです。
セール品は返品不可なので、もう私の3000円は戻ってきません。私は、やり場のない怒りで肩を震わせながら、この使えない服をどう処分しようかと途方にくれるしかありませんでした。
 

1:48 2005/01/12【時間の長さ】

ちょっと前まで販売業のバイトをしていたのですが、お店が混んでいて、お客様と会話し続けていると、時間なんてあっという間に過ぎていって、気がついたら1日が終わっているんですよね。それなのに、お客様がぜんぜんいなくて1人でぼーっとしている日は、いつまで経っても時間が進みません。暇で暇で時計ばかり見ていると、まるで何日も立ち続けていたみたいに足腰が疲れてしまいます。

ところで最近の世の中は、1人で家に閉じこもっていても、インターネットを介して簡単に人と会話できるようになりました。
チャットやメッセをしてると、気がつくと平気で一晩経っているし、更新されたサイトを巡回しているだけで平気で数時間が過ぎてしまいます。そういえば、他人の日記を読んだり読まれたりするのもコミュニケーションの形であり、一種の会話のようなものですよね。

もしかして、ここ数年やたら時間の流れが速いと感じるようになったのは、大人になったからだけではなくて、インターネットが普及したからなのかもしれない、なんて思ったりします。他人の言葉に触れる機会があまりにも多いから、大して成長もしないうちに2年、3年と経ってしまうのかな、と。
 

1:06 05/01/08【一身上の理由 】

「もしもし、おはようございます、アルバイトのifです。申し訳ございませんが、本日私用につき遅刻させていただきますので、よろしくお願いいたします」

ここ1週間洗濯をサボっていたせいで、着られる服が下着を含めて何もなくなってしまい、朝起きてから慌てて洗濯して、必死で今ドライヤーで乾かしているところなので遅刻します、とは言えませんでした。
 

9:15 2005/01/07【聴かないよりは良い】

つい最近まで、私はmp3にもMDにも否定的でした。CDの音質にすら懐疑的なのに、明らかに違う音になってしまうmp3なんて聴いていたら耳が悪くなってしまう、試聴ファイルとしてダウンロードするのには便利だけど、真面目に聴くつもりなら最低でもwaveファイルでしょ?と思っていました。

ところがその信念を貫き通そうとした結果、音楽を聴く時間がどんどん減ってしまっていったのです。引きこもりだった頃はそりゃもう毎日何時間でも好きな音楽を聴き続けていたわけですが、毎日資格学校やバイトで外出するようになってからは、「最も良い音質で聴くためには自宅のスピーカーが一番」→「昼間は自宅に居ないし、夜は近所迷惑なので音を出せない」→「自宅のスピーカを使う機会がない」→「音楽を聴く機会がない」という論理で、完全に音楽と離れた生活を送っていました。

このままじゃヤバい、音楽脳が退化してしまう、と危機感を抱いて、最近ついに話題のハードディスクプレイヤーというものに手を出してみました。ソニーのNW-HD3です。

これが意外にも快適なのです。確かに音質はちょっと不自然だけど、どこに居てもすばやく聴きたい曲を聴ける、という利便性は目から鱗です。おかげで最近は、1日数時間は音楽を聴くようになり、絶頂期の音楽鑑賞ペースを取り戻すことが出来ました。

なんつーか、やっぱり音楽はいうのは耳で聴くよりも心で聴くものなんだよな、と思います。オーディオマニアだったはずの友人たちが続々とiPodにハマっている理由が分かりました。社会人になってより忙しくなったら、物事の取捨選択をもっと上手にしなくてはいけませんね。些末なこだわりのために、聴く機会自体をなくしてしまうのはあまりにも勿体なかったと思います。
 

0:47 05/01/04【素質と努力】

たとえば化粧についての姿勢をアピールすることは、どんな方針でアピールしたとしても、天から地の端までありとあらゆる解釈が可能になってしまうのです。

「私は化粧を頑張っている」「私はぜんぜん化粧をしない」は、両方とも自慢になり得ます。前者は、自分は身だしなみ意識が高くてこれから年取ってもずっと一定レベルの容姿を保つだけの努力はしますよ、ってことだし、後者は、自分は化粧の必要がないくらい元が良いんですよ、ってアピールになりうる。

そして、プラスアピールになるということは、裏返せば自虐アピールにも応用できるってことです。 「私は化粧を頑張っている」は「だって元が悪いから…」という自虐にもなるし、「私はぜんぜん化粧をしない」は「私は女を捨てているのでこれから容姿が向上することはない」っていう自虐にもなるわけです。

自虐スキーなテキサイっ子たちは、化粧をするにせよしないにせよ自虐の意味でアピールすることが多いと思うけど、これって一般人から見ると「それ自慢?」って思われてしまう可能性もあるわけで。困ったものです。

更に言うと、全く同じ構造が「私は勉強をがんばっている」「私は勉強をぜんぜんしない」などの言及についても当てはまります。両方とも、解釈によって自虐にも自慢にもなりえてしまう面倒な文章ですよね。

この手の、素質がないことを嘆けば努力を自慢していると思われてしまい、努力できないことを嘆けば素質を自慢していると思われてしまうような時ってどうすれば角が立たないのでしょう。

あ。
私の場合、「素質もなければ努力もしていない」ケースなので関係なかった。
 

2:48 05/01/03【Ctrl+C】

うちの母のパソコン音痴っぷりは、本当に私と血が繋がっているのか疑いたくなるレベルです。確か去年の今頃は、ワードの使い方を教えようとしたら「コピーアンドペースト」が出来るようになるまで2時間もかかりやがって、それ以上の機能を説明する時間もとれなくなってしまったことを覚えています。また、未だにポストペットの添付ファイルの開き方も分からないみたいです。添付ファイルについては、下手に開き方を教えてしまってウイルスファイルでもクリックされたら余計に面倒くさいので、もう最初から何も教えないことにしていました。

ところが、今回実家に帰ってきたところ、私のいない間に回線がADSLになっているんですよ。申し込みもインストールも全部自力でやったとか。その上、マウスも古くてボロボロだったのが光学マウスに変わっているし、年賀状作成ソフトはアップグレードしてあるし、妙に環境が整っているのです。

これらの設定を自力で出来るようになったなんて、機械音痴にしてはずいぶん頑張ったなと感心しました。年を取ると新しいことを覚えられないと言いますけど、その気になってやればできるじゃないですか。すごいすごい。やはり大切なのは習得したいという心構えであって、年齢は二の次、「高齢だから」なんて理由は免罪符にはならないんですね。さすが我が母、ゆっくりだけど着実に進歩しているみたいです。

母:「あ、そういえば、去年ifちゃんが言ってた‘コピーアンドペースト’っていうの、やり方忘れちゃったからまた教えてくれない?」

……前言撤回。進まなくてもいいから、せめて後戻りするのだけはやめてください。
 

9:38 05/01/02【あけましておめでとうございます】

お正月といえば、帰省先で高校の時の友人たちと元旦早々飲み会を開くのがここ数年の恒例行事となっています。そうして互いの近況を報告し会って、20代半ばになるというのに社会人になっている人がまだ過半数にも達していないという事実を確認して「ああ、私はまだ大丈夫」と安心するのもまた恒例となっている、はずだったのです。

ところが今年は違いました。社会人率は相変わらず高いとは言えないものの、なんかみんな、4月からの就職が決まっているんですよ。まともな人間になるために努力なんて密かにやっていたらしいんですよ。なんだよそれありえねーよ。今更努力したところで間に合うと思っているのかよおまいら。

いや、うんと譲歩して就職はアリということにします。まあ働かないと生きていけないのは確かだし、私自身だって就職が内定しているわけですから、他の人を裏切り者だと責める資格はありません。

でも、でもですよ。酒を飲みながら一通り近況報告をし終わって、二次会のカラオケなんかに行くわけじゃないですか。

私の旧友とかけてカラオケと解く。その心と言えば、アニソンしかありません。いつだってカラオケとは、愛すべきオタク精神全開で、残酷な天使のテーゼやら、タイムボカンシリーズの主題歌やらを大合唱し、社会から迫害されている自分らの運命を呪いながらも運命共同体としての仲間意識を高めていく、そんな儀式の場として機能していたはずなのです。

ところが、本来ならまっさきにギャバンとかルパン三世とか歌い出すはずの彼らが、ココココブクロ?とか、オレンジレンジ?とか、モテソングを歌い出したんですよ。気がつくと、嬉々としてアニソンを歌いまくっていたのは私1人だけだったのです。

その上、プリキュアの主題歌を歌おうとしたら「そんな曲聞いたことがない」「え、ifさん、まだアニメなんて見てたの?(爆)」なんて抜かすんですよ。そこでまたブチ切れですよ。なんだなんだ、おまいらみんな、オタクとしての誇りはどこに消えてしまったんですか。世渡りだけが上手な薄っぺらい人間にはなりたくないね、と語り明かしたあの夜のことは忘れてしまったんですか。

憤慨する私に向かって、彼らは一言、こう言い放ちました。

「だってもう大人だし」

そうか、そうなのですか。大人になったら、オタクはやめなくちゃいけないのですか。同じ価値観を持つものだけの世界に引きこもって、傷を舐め合い存在理由を与え合い、かろうじて救われるような生き方ではなくて、一般人たちの顔色をうかがい機嫌をとるような生き方をしなければいけないのでしょうか。

それだったら私、大人になんてならなくても構いません。一生オタクでもいいじゃないですか。常に一般人たちへの懐疑を失わず、その違和感を言葉にして、テ、テ、テキストサイトとして発進し続けてやろうじゃないですか!

そんなわけで、私の2005年は「大人になってもテキストサイトはやめない」という堅い決意から幕を上げました。今年も素晴らしいインターネットになることを確信しております。
 
 
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