公共事業の現状と将来を考えるシンポジウム
2009年4月26日
建設政策研究所北海道センター主催
パネラーは 川村雅則 北海学園大学准教授 永山利和 日本大学教授 加藤桂一 国土交通省全建設労働組合委員長 公共事業の予算が削減され、一般の道路や橋などの老朽化が進んでいる。公務員の削減により、現場の技術が継承されない。 道内の建設事業者の倒産や建設労働者のワーキングプアが異常な勢いで進んでいる。 従来型の公共事業ではない、「生活・環境重視型」の公共事業へ転換が急がれている。とりわけ、加藤さんの「公共施設は安全なのか」は、写真入で報告され、築25年で落下した橋、北海道では20年後に、築50年以上の橋が50%へ急増する問題などが、報告されました。 参加して、いかに目先の公共事業が進められ、50年、100年の長期にわたる政策がまったく欠如していることがわかりました。 いままで建設してきたさまざまな公共施設が維持・補修の時代に入っていることが数字的にも示されていました。 私たちが主張してきた「内需型の公共事業へ」「生活密着・環境重視型」の公共事業への転換が急がれます。 (日帰りで石川が参加してきました。) |
報告する川村雅則准教授 (4月26日札幌市にて) |
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