7月




7月1日
     ・昭和37(1962)年のこの日、川崎球場で行なわれた大洋−巨人戦で、巨人・王貞治一塁手が初めて一本足
      打法。結果は4打数3安打1ホーマーの大成功。

     ・昭和45(1970)年の今日、近鉄の主砲・土井正博外野手が賭博容疑で書類送検。一ヶ月の出場停止処分が
      下る。

7月2日
     ・昭和34(1959)年の今日、後楽園球場で行なわれた巨人−大洋戦は、日本テレビ初のカラー中継となった。

7月3日
     ・昭和27(1952)年のこの日、オールスター戦が行なわれ、なんと延長21回を戦う。結果は引き分け。
      ご苦労さん(^^;)。

7月4日
     ・昭和34(1959)年の今日、大洋の幸田優投手は広島戦で1イニング4奪三振を記録。

     ・昭和53(1978)年のこの日、埼玉県立上尾高校野球部が夏の大会出場を辞退した問題で、同校教諭が
      自責の念にかられ焼身自殺。

7月5日
     ・昭和55(1980)年の今日、大阪球場で行なわれた南海−阪急戦で、南海の広瀬監督、新山コーチ、片平
      晋作一塁手が審判に暴行、史上初の3名退場事件に。

7月6日
     ・昭和48(1973)年の今日、現役大リーガーだったヤクルト・ペピトーン外野手は、14試合に出場しわずか
      1本の本塁打を記録したのみで突如消息不明(帰国していた)。後に自由契約。

7月7日
     ・昭和32(1957)年のこの日、大洋の権藤正利投手は3年越しの28連敗の記録を止めた。場所は川崎球場、
      相手は巨人。4−0の完封勝利で自らも適時打を放つ。

7月8日
     ・昭和47(1972)年のこの日、第一回日米大学野球選手権開催。7戦を戦い、日本が5勝2敗で優勝。

7月9日
     ・昭和49(1974)年の今日、川崎球場で行なわれた大洋−巨人戦で、巨人・河埜和正遊撃手の死球をめぐっ
      て川上哲治監督が猛抗議、平光主審の胸を突いて生涯唯一の退場処分。

7月10日
     ・昭和39(1964)年の今日、大洋の長田幸雄外野手が、外野スタンドからビンを投げつけられて激昂、フェンス
      をよじ登ってスタンドに乱入する騒ぎに。無論、長田は退場処分。

     ・昭和53(1978)年のこの日、巨人のクライド・ライト投手がゲームでノックアウトされて興奮、取材していた
      記者に暴行をふるう。

7月11日
     ・昭和54(1979)年の今日、江川問題から端を発したドラフト問題が衆議院法務委員会で議題に上る。
      参考人として下田コミッショナー、工藤パ・リーグ会長、鈴木セ・リーグ会長が出席。

7月13日
     ・昭和45(1970)年のこの日、近鉄のルーキー太田幸司投手(三沢高)が、オールスターファン投票投手部門で
      ダントツの1位。

     ・昭和54(1979)年の今日、東名高速日本坂トンネル事故でトンネル内大火災。この影響で用具が後楽園球場
      に届かず、日本ハム−南海戦が中止に。

7月14日
     ・昭和47(1972)年の今日、阪急・福本豊外野手の脚に1億円の保険をかけたと阪急が発表。

     ・同年同日、開催されていた日米大学野球で、早稲田大の東門明二塁手が、送球を頭に受け昏倒、意識不明の
      重態の後、死亡。

     ・昭和53(1978)年のこの日、オールスターファン投票でパ・リーグ選手が10名中8名を日本ハム選手で占める
      結果が出る。無論、組織票によるもの。

7月15日
     ・昭和46(1971)年の今日、ペナントレース前半戦の日程を終了。セントラル57万人、パシフィック30万人の
      観客減。「黒い霧事件」の影響と思われる。

7月16日
     ・昭和35(1960)年のこの日、川崎球場での大洋−巨人戦で、巨人・王貞治がなんとスクイズバントを成功させる。

     ・同年同日、甲子園球場周辺に漁場を持つ漁師らが、かねてから甲子園球場のカクテルライトでイワシが獲れない
      との抗議していたが、この日、甲子園の照明設備の角度を変える工事が施工される。

     ・昭和45(1970)年の今日、オールスター監督推薦で選出されていたロッテのエース・小山正明投手から申請
      されていた出場辞退要請をコミッショナーが却下。

7月17日
     ・昭和35(1960)年の今日、皇太子(現天皇)夫妻が初のプロ野球観戦。カードは後楽園球場の大毎−南海
      戦。

     ・昭和46(1971)年のこの日、西宮球場で行なわれたオールスター第一戦で、セントラル先発の阪神・江夏豊
      投手が9連続奪三振を記録。さらに、この試合はオールパシフィックが無安打無得点で負けるというオマケつき。

7月19日
     ・昭和35(1960)年の今日、駒沢球場での東映−大毎戦で、大毎・山内和弘が二死満塁で三振。ところがこの
      投球を東映・安藤捕手が後逸、東映は振り逃げと気づかず打者・山内まで生還し4点を奪う。

     ・昭和31(1957)年のこの日、大阪球場での南海−阪急戦で、阪急・渡辺清の放ったホームランはプロ野球
      通算1万号ホームランとなった。

7月20日
     ・昭和42(1968)年のこの日、衆議院法務委員会で、プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト)は、人身売買の
      疑いがあるとの議題が上がる。質問者は社会党・松前重義衆議院議員。

     ・昭和51(1976)年の今日、別当薫を団長として北京へ日中野球友好交流技術団が派遣。

7月21日
     ・昭和43(1968)年の今日、東京スタジアムで行なわれた東京−近鉄戦で、近鉄の荒川俊三が東京の榎本
      喜八選手をバットで殴打。榎本は昏倒し、警視庁南千住署が荒川を暴行容疑で書類送検。

7月22日
     ・昭和39(1964)年の今日、プロ野球規則委員会は昭和40年度から色つきバット使用の禁止を発表。再度の
      解禁は1987年。

     ・昭和37(1962)年のこの日、阪神・小山正明投手が5試合連続完封を記録。

7月23日
     ・昭和52(1977)年のこの日、プロ野球と社会人野球で以下が合意。
      社会人高卒選手は3年間はドラフト指名しない。社会人投手は、社会人1チームからプロ1球団は1名しか指名
      できない。

     ・昭和32(1957)年の今日、西宮球場で行なわれた阪急−南海戦で、阪急の梶本隆夫投手が9連続奪三振を
      記録。

7月24日
     ・昭和38(1963)年のこの日、オールスター第三戦が行なわれ、その純利益すべてが東京オリンピック開催
      委員会に寄付。ちなみに金額は1849万円。

     ・昭和39(1964)年の今日、新人選手獲得に関して、それまでの自由競争を撤廃し、ドラフト制度が提案され
      る。提案者は西鉄ライオンズの西球団代表。

     ・昭和53(1978)年のこの日、金田正一が音頭をとって昭和名球会発足。入会資格は、昭和生まれで通算200
      勝か2000本安打したプロ野球選手。

7月25日
     ・昭和36(1961)年のこの日、後の名参謀・牧野茂(元中日)を、巨人・川上哲治監督がコーチとして採用。

     ・昭和49(1974)年の今日、後楽園球場で開催されていた都市対抗野球夏季大会で、北海道代表の大昭和
      製紙が初優勝。初めて北海道へ優勝旗が渡る。

     ・昭和29(1954)年のこの日、甲子園球場での阪神−中日戦で、ファウルチップの判定をめぐり阪神が猛抗議、
      さらにスタンドのファンも興奮してグラウンドになだれ込み、試合再開不能に。大混乱の原因は主催球団にあり
      ということで阪神の放棄試合となる。このとばっちりで阪神・藤村富美男選手は出場停止処分となり、連続試合
      出場記録が途切れた。

     ・同年同日、大映・坂本文次郎内野手が10打席連続安打を記録。

7月26日
     ・昭和40(1966)年の今日、前年提案された新人選手ドラフトを採択。以降、新人選手はドラフト会議で指名
      されなければ契約できないことになった。

7月27日
     ・昭和55(1980)年の今日、大阪球場での南海−西武戦で、西武・田淵幸一一塁手の打球をめぐり、村田三塁
      塁審がファール、林レフト線審がフェアを宣告する椿事。村田審判は減給、責任審判だった大野審判は戒告処分。

7月29日
     ・昭和37(1962)年の今日、社会人都市対抗野球で、日本石油の佐々木吉郎投手(のち南海)が43イニング
      連続無失点の大会新記録を樹立。

7月30日
     ・昭和39(1964)年のこの日、国鉄・金田正一投手が14年連続の20勝を挙げる。

     ・昭和42(1967)年の今日、東京球場で行なわれた東京−阪急戦で、阪急・住友平二塁手がひとりでトリプル
      プレーを成立させた。日本プロ野球では唯一の例。

7月31日
     ・昭和54(1979)年のこの日、広島・高橋慶彦遊撃手が、広島球場での巨人戦で33試合連続安打の日本新
      記録達成。

     ・昭和56(1981)年の今日、南海・門田博光外野手が月間16ホーマーの日本新記録。


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