６月
６月
６月１日
・昭和３６（１９６１）年のこの日、個人的なヤジを禁止したルールが守られていないとして、セントラル・リーグ
理事会は、各球団に再度注意勧告。
・昭和４８（１９７３）年の今日、平和台球場で行なわれた太平洋−ロッテ戦で、「ライオンズの百姓野球」発言
に怒ったライオンズファンが、「金田を出せ」と大暴れ、機動隊出動の騒ぎ。
６月２日
・昭和５４（１９７９）年の今日、前日１軍登録された巨人・江川卓投手が後楽園球場で行なわれた阪神戦で
プロ初登板（先発）。ラインバックの３ランを含む３ホーマーを浴び５失点、８回で降板、敗戦投手に。
・昭和３２（１９５７）年のこの日、大洋・権藤正利投手は、甲子園球場の阪神戦で敗戦投手となり、３年越し
の２８連敗を記録した。
６月３日
・昭和４５（１９７０）年の今日、オートレース八百長と、野球の八百長にも関わったとして、中日のエース・
小川健太郎投手が永久追放処分。
・昭和２７（１９５２）年のこの日、名古屋の山崎善平が、門司で行なわれた大洋戦で１試合６盗塁の快挙。
・昭和３６（１９６１）年の今日、西宮球場での阪急−近鉄戦で、近鉄のブルーム二塁手は、ファンのヤジに
怒り、内野フェンスを乗り越えて殴りかかる。しつこく「ヤンキー・ゴーホーム！」とヤジられて頭に来たとのこと。
６月４日
・昭和４５（１９７０）年のこの日、前年に水原茂監督と衝突して引退していた中日・江藤愼一外野手がロッテに
入団。
・昭和５６（１９８１）年の今日、南海・竹口投手が、後楽園球場で行なわれた日本ハム戦の９回裏二死１塁で
登板、打者に投げる前に一塁走者を牽制球で刺し、０球セーブをあげる。
６月５日
・昭和４１（１９６６）年の今日、東映のラーカー選手がカラー・バットを持って打席に入るが、主審がすぐに取り
返させる。日本でカラー・バットが解禁されたのは１９８７年。
・昭和５４（１９７９）年のこの日、日本ハム・島田誠外野手が西武戦で１試合３盗塁を記録。
６月６日
・昭和５５（１９８０）年の今日、後楽園球場で行なわれた日本ハム−阪急戦の試合前、阪急の某選手の打っ
たトス・バッティングの打球が、バックネットを突き破り、観客に当たる。右目を負傷し、全治２週間。
・昭和２２（１９４７）年のこの日、後楽園球場で行なわれる予定だった阪急−南海戦で、阪急選手は球場へ
行かず試合放棄となる。阪急の宿泊した宿舎近辺が大雨だったため、中止と勘違いしたもの。
６月７日
・昭和３４（１９５９）年のこの日、第三回アジア野球大会（アマチュア）が東京で開催。国際的な野球大会が
日本で挙行されたのはこれが初めて。
・昭和２７（１９５２）年の今日、後楽園球場で行なわれた東急戦で、南海は史上初の毎回得点を記録。
６月８日
・昭和４２（１９６７）年の今日、阪急のスペンサーが、前日のゲームで自分の失策と記録されたプレーに
ついて公式記録員に抗議、スコアカードを破り捨てた上、認められず暴行をはたらく。制裁金５万円。
・昭和５５（１９８０）のこの日、巨人・江川卓投手が自分の運転するクルマでタクシーに追突事故を起こす。
記者にこのことを聞かれると「ボクは知らない。誰かがボクを陥れようとしている」と発言し反発を買う。
６月９日
・昭和５２（１９７７）のこの日、「なんと申しましょうか」の名調子で親しまれたＮＨＫ野球解説者の小西得郎
氏が死去。
・昭和５４（１９７９）年の今日、近鉄のチャーリー・マニエル選手、ロッテの八木沢壮六投手から顎に死球を
受け、下顎粉砕骨折の重症を負う。
６月１０日
・昭和３３（１９５８）年の今日、日本テレビ放送網も清水社長、全高７０メートルのドーム球場建設を発表。
結局、実現せず。
・昭和２３（１９４８）年のこの日、後楽園球場で行なわれた中日戦で、急映・大下弘外野手が竹バットを使っ
て出場。無論、ルール違反だが、制裁金１００円という軽微な罰金刑のみ。
６月１１日
・昭和９（１９３４）年の今日、東京に日本職業野球団設立事務所開設。
・同年、アメリカ遠征していた巨人軍・沢村栄治投手が、カージナルスに無理やり契約されそうになるものの、
鈴木惣太郎マネージャー（後のセ・リーグ会長）の機転で免れる。
６月１２日
・昭和２９（１９５４）年の今日、川崎球場での高橋−西鉄戦で、高橋・田村満投手が１イニング７四球という
プロ野球記録を作る。
６月１３日
・昭和２９（１９５４）年の今日、川崎球場に証明設備完成。
・昭和３３（１９５８）年のこの日、国鉄・金田正一投手は、開幕わずか２ヶ月で２０勝を挙げる快記録。
・昭和５２（１９７７）年のこの日、川崎球場での大洋−巨人戦で、巨人・松本匡史外野手は代走で出場し、
そのまま打者一巡の猛攻で回ってきた打席で満塁本塁打を放つ。代走出場で一巡した打席で
本塁打というのは史上初。
・昭和５２（１９７７）の今日、神宮球場でのヤクルト−広島戦で、ヤクルト・若松勉外野手は、昨日に引き
続き代打サヨナラ本塁打する。２日連続代打サヨナラ本塁打は史上２人目。
６月１４日
・昭和１６（１９４１）年の今日、折りからの日米関係悪化に伴い、アメリカ国籍を持つ４選手に帰国命令。黒鷲の
亀田忠投手、長谷川重一投手、阪神の堀尾文人外野手、亀田敏夫投手の４人。
・昭和４２（１９６７）年のこの日、東映の青野修三内野手は、カウント２−３からボールを見送って四球となったが、
気づかずに打席に立ち、次のタマを空振りして三振する。
・昭和５２（１９７７）年の今日、中日・高木守道はナゴヤ球場で行なわれた大洋戦で、第一、ニ打席で本塁打し、
都合４打席連続本塁打となる。高木は３試合にまたがる４打席連続本塁打で、これは史上初。
６月１５日
・昭和４４（１９６９）年のこの日、ロッテに入団した元五輪１００ｍ走日本代表選手の飯島秀雄が近鉄戦に初出
場。いきなり２盗塁を決め、サヨナラのホームも踏む。
６月１６日
・昭和２１（１９４６）年の今日、阪神の呉昌征投手（兼外野手）が、戦後初のノーヒットノーラン達成。
６月１７日
・昭和４５（１９７０）年の今日、ヤクルトの加藤俊夫捕手が無免許運転で事故。無期限出場停止処分を受ける。
・昭和５４（１９７９）年のこの日、後楽園球場でのヤクルト戦に先発した江川卓投手は、マウンド上で突然鼻血
を出して降板。
・昭和５５（１９８０）年の今日、日本ハムの柏原純一一塁手は、東名高速で発生した交通事故現場で、ケガ人
を救出し、他車の交通整理に当たり、警視庁から感謝状を受ける。
６月１８日
・昭和３９（１９６４）年の今日、大洋に入団していたストーン投手が解雇される。初登板からわずか４７日目で
クビとなった。
６月１９日
・昭和２７（１９５２）年のこの日、戦後初の外国人選手・巨人の与那嶺要外野手が初出場。初打席で見事な
バントヒットを決めた。
・昭和３０（１９５５）年の今日、近鉄の武智文雄投手は大映戦で完全試合達成。これがパシフィック・リーグ初
のパーフェクトゲーム。
６月２０日
・昭和３１（１９５６）年の今日、プロ野球創立２０周年記念事業として、プロ野球功労者表彰、オールスター戦
挙行が発表される。
６月２１日
・昭和３４（１９５９）年のこの日、中日球場で行なわれた中日−巨人戦において、巨人・坂崎一彦外野手の
打球をめぐり中日側が抗議。ファンも興奮して、丸山審判に暴行。
６月２２日
・昭和５２（１９７７）年の今日、中日の私設応援団「中日会」など複数の団体が、「試合内容が不満」として
応援放棄宣言。
６月２３日
・昭和３０（１９５５）年のこの日、川崎球場での大洋−阪神戦はノーゲームとなった。突然、照明灯が消えて
しまい、復旧できなかったため。
６月２４日
・昭和３１（１９５６）の今日、阪神・藤村富美男内野手が、甲子園での広島戦で、逆転サヨナラ満塁本塁打を放つ。
６月２５日
・昭和３４（１９５９）年の今日、後楽園球場で行なわれた巨人−阪神戦は史上初の天覧試合となる。４−４の
９回裏、巨人・長嶋茂雄三塁手が阪神・村山実投手から左翼スタンドへサヨナラ本塁打する。
６月２６日
・昭和４５（１９７０）年の今日、巨人の王貞治一塁手が史上初の通算３０００塁打を記録。
６月２７日
・昭和５６（１９８１）年の今日、後楽園で行なわれた巨人−広島戦がアメリカで放映される。この年は大リーグが
無期限のストライキに入っていたため、この放送がバカ受けで、視聴率８０％を記録した。
６月２８日
・昭和４０（１９６５）年のこの日、阪神のバッキー投手が甲子園球場で巨人を相手にノーヒットノーランを達成。
外国人投手としては初めて。
・昭和５２（１９７７）年の今日、巨人の私設応援団長が、後楽園球場のウグイス嬢に猥褻行為をはたらいて
逮捕。
・昭和２５（１９５０）年のこの日、巨人・藤本英雄投手が、青森で行なわれた対西日本戦で、史上初の完全
試合達成。
６月２９日
・昭和２１（１９４６）年の今日、日本勧業銀行（現・第一勧業銀行）が後楽園で行なわれる巨人戦を対象に、
野球クジを発売する。
・昭和２７（１９５２）年のこの日、大映は川崎球場で行なわれた毎日戦で、１試合２度の三重殺をする。無論、
プロ野球唯一の例。
６月３０日
・昭和３９（１９６４）年のこの日、広島球場で行なわれた広島−阪神戦で、主審のジャッジをめぐって大騒動と
なる。ファンが乱入し、球場施設を壊して回り、試合続行不能としてノーゲーム。翌日も復旧不可能として中
止になる。
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