問17の答え
東尾さんの言ってることはむちゃくちゃ(^^;)。走者が、明らかに併殺と思われる打球に、ダブルプレーを
防ごうとして捕球したり蹴飛ばしたり、要するにわざと接触したと審判員が判断した場合は、その妨害を
行った走者にアウトを宣告し(走者が触球したから)、味方選手が守備妨害を行ったとして打者走者にも
アウトを宣告、よってダブルプレーが成立する。
さて、この場合、三塁走者はどうなるのだろうか? 通常、併殺を取りに行くということは、1点覚悟なわ
けであり、ダブルプレーだが三塁走者生還ということになる。が、このプレーの場合、走者が守備妨害を
行った時点でボールデッドとなる。つまり試合がその場で停止してしまうので、三塁走者は動けないという
ことになってしまう。従って、三塁走者の生還まで認められなくなってしまうことになる。
この手の卑劣なプレーは、何も得るものがないという好例である。