ホーム・スチール
理奈 「カントクー、メールでーす。Yasuhiko Sasaki」さんからー。
”最近、教えて野球のコーナーに更新がありませんが、もしかして質問のメールが
なくなったんですか? そうすると終わってしまうのでしょうか?”」
一平 「(^^;)」
理奈 「どしたのよ、答えなさいよ」
一平 「どうしたったって・・・(^^;)」
理奈 「更新、なかったでしょ」
一平 「いろいろあるんだよ、本職の方だって忙しかったしさあ、例の年末進行っての、
あれって毎年のように早くなってんだもん、他にも・・・」
理奈 「るさい!」
一平 「はい(^^;)」
理奈 「よし。じゃあ質問に入るかな。あ、誤解のないように説明しときますけど、質問メー
ルに関しては、目下順番待ち状態なほどです。ご質問はどんどんお受けしますが、
答えられるのは先になりますので、ご了承くださいね。
んじゃホントに質問。えーと、えどさんからです。”先日、草野球の試合をしていた
とき、相手のチームがホームスチールをかけました。タイミングはアウトだったと
思うのですが、判定はセーフでした。インターフェアだと言われたのですが、
どういうことなんでしょうか”」
一平 「実際に現場を見たわけではないからハッキリしたことは言えないんだけど、考えら
れるのはこういうことだね。例えばね、塁上に走者がいて、盗塁をしかけたとしよう。
捕手が慌てて、捕球する前にホームプレート上に飛び出してしまった時は、打撃
妨害になるんだ」
理奈 「あ、それだけで打撃妨害なの? 確か、バッターが振ったバットにミットが触れたら
打撃妨害だっていうのは聞いたことあるけど」
一平 「そうだな。それは比較的有名なパターンだね。審判の処置がこれだけだったかど
うかわからないけど、正確には、走者のホームインはボークによるものなんだ」
理奈 「ボーク? 何で何で? ピッチャー関係ないじゃん」
一平 「まぁね。これは投手の災難だね。ボークというのは便宜上そうなってるってだけで
別に投手の責任じゃないんだけどね。んで、上記のケースだと、説明した通り、
ボークで走者進塁、捕手の打撃妨害で打者走者は一塁へ出塁ってことになる」
理奈 「なんかよくわかんないな」
一平 「私もよくわからないんだけど、単に打撃妨害だけじゃ打者走者の出塁しか認められ
ないからね(注:もちろん、塁上の走者が詰まっていれば進塁権は出来る)。それは
それでいいんだろうけど、じゃあせっかくスタートを切っていた走者じゃどうなる?
まさか元いた塁に戻すわけにもいかんだろう」
理奈 「じゃあ走者の進塁をさせるためにわざわざボークにしてるってことなのかな?」
一平 「そんなところじゃないかなあ」
理奈 「でもこれ、けっこう使えんじゃない?」
一平 「あ、ホーム・スチールのことか? まあそうだな、草野球レベルではけっこうイケる
んじゃないかな。連打されたり、エラーが重なったり、四球連発したりとかで、バッテ
リーが浮き足立っている時なんか、それなりに有効じゃないかな。ホーム・スチール
なんて冒険というよりは暴挙に近いってことは誰でも知ってるから、相手だって、まさ
かそんなことやってくるとは思わないだろうし、そうなら大慌てになるだろうから、ボー
ク+打撃妨害でラクラク得点、なんてこともあり得るね、充分に」