【コメント】
結論から言うと、本当に不快極まりないゲーム。昔のバージョンにはなかったそうなんだけど、このｒｅｍａｓｔｅｒｓには、ＣＧアルバムでおもしろい機能が追加されてます。見てないＣＧの枠にマウスポインタ持ってってクリックすると、そのＣＧを見るための選択肢のヒント（ほとんど解答）が表示される。これってつまり、このヒントでＣＧ見やすくしたから、とりあえずＣＧ１００％まではやってください、不快なゲームで申し訳ないけど、というメーカー側の罠だったような気がする。俺はこの罠にかかって、結局、ＣＧ１００％に到達しました。２回目のプレイからはほとんどメッセージスキップ使って、テレビで高校野球なんざ見ながら、機械的に進めて。こんなん、もうゲームで遊んでるとは言えないよね。やめときゃよかったわ。「嘘ドム」だけやればよかった。
ストーリイなどは省略しますけど、要はね、犯罪者が出てきて、無理矢理にいろいろやらされてる、というスタンスに見せかけられながら、主人公が教育実習先の女子高の女の子や女教師にあんなことこんなことをやっちゃう、それだけのゲームです。やることはめちゃめちゃだし、犯罪者が２人も絡んでるんで、自分が手がけた女の子以外はえらいかわいそうなことになっちゃう。まあ、自分がやってても、ホントにひどいことやってるんで、めちゃめちゃになるっつー部分は変わらんかなあ。
何より不快だったのは、事件が終わって（解決して）、それでもそれぞれの生活は終わらないんだよ、生きなきゃ、などというえらそーなナレーションが入った、その後。
たった１年で、傷が消える訳ねーだろっ！？
全国中継でオナニーさせられた女が、何でにこにこしながら主人公とデートしてんだよ？
全国中継でオマ○コ広げられた女が、何で主人公と幸せな家庭なんか築けるんだよ？
人間って、女って、そんなに強い生き物かあ？
途中の鬼畜ストーリイはこの際どうでもいいとして、その後のそういう片付け方がめっちゃ腹立ったんで、「嘘ドム」がなかったらその場でアンインストールしてたと思います。「嘘ドム」がおもしろいのは知り合いに聞かされてたんで、それだけはやってみようと。で、実際にやったら、俺的には大ヒットでした。こっちが本編にすりゃイイのに。ここの系統の人達の作品って、おまけの方がおもしろいことが多いんだよね。「ｆｌｏｗｅｒｓ」のおまけシナリオにもさんざん笑わせてもらったし。
やーっぱ俺、鬼畜はキライだわ。 しばらくＰＩＬはやめよっと。「Ｗ．Ａ．Ｍ．」はどうなんだろ。（99.8.15）