せ・ん・せ・い
種別 音声 アニメ メーカー・ブランド 発売日
ADV あり なし ディーオー 1998.11

【いっせいの評価】

シナリオ システム 音楽 CGレベル エロ度
6 9 7 8 9
期待度 音声 鬼畜度 感情移入度 特別加点
7 8 9 5 6
総合点 俺のキャラ
74 池本咲子

【コメント】
 点数をごらんいただくと判ると思うけど、なんか「及第点」という言葉で全てが語れてしまうようなゲーム。ディーオーならではの非ロリキャラがほとんどで、非ロリ系の俺としてはその辺は結構好意的に受け止められたのだけれど、だからどうだという、なんつーかな、訴えかけるようなものが感じられない。設定があまりにも陳腐だったからかな。キャラがあまりにも類型的だったから? シナリオにしても、おおこれは!つう部分がまるでない。かと言って、これはひどいという部分も別にない。エロ小説誌でいう、穴埋めみたいなもんか。可もなく不可もなし。全く、レビュアー泣かせたあこういうソフトをいうんだろうなあ。
 具体的に言うなら、もう少しSLG的要素も加えて欲しかった。ストーリイの必然性とは別に、せっかくコマしたんだから、次はこんな道具使ってこんなこと、あんな道具使ってあんなこと、っていうような、「おまけ要素」があってもよかったんじゃない? 「虜」のメーカーならその辺考えて欲しいなあ。ディーオーならでは、っていうものがないと、そのうち客が離れるぞお。
 ところでこのゲーム、やたらと中出しが多いんだ。無理矢理、つう要素が原因かな。それと、一回しかないけど、露出散歩もあった。この系統をもっと充実させるテもあっただろうになあ。
 もうひとつ文句。音声だけど、やたらと絶叫すりゃいいってもんじゃない。うるさくてかなわん。俺んちの環境も考えてくれ。何だかうちのマシン、ヘッドフォンが付かないし。