評価基準

  1. 項目
     基本項目は8つ。「シナリオ」「システム」「音楽」「CGレベル」「エロ度」「ハマり度」「期待度」「評者特別加点」。
     これに加え、「コストパフォーマンス」「感情移入度」「切な度」「お兄ちゃん度」「音声レベル」「鬼畜度」等の中から、そのゲームを評価するのにふさわしいと思われる項目を評者が選定し、合計100点満点での評価としている。

    シナリオ
     シナリオとしての完成度、整合性を総合的に評価。日本語としての正誤もチェックするつもりなので、変換ミスなどはもっての外。
    システム
     プレイする上での操作性、プレイ後のCGモード・音楽観賞モード等を総合的に評価。セーブデータが少ない、セーブできる箇所が限られている、等はもちろんマイナス要素。
    音楽
     BGM・SEの完成度を評価。音声関係は別項目で評価する。主題歌が入っていればいい、といういいかげんなゲームは、もちろんマイナス評価となる。
    CGレベル
     絵としての完成度の他、原画をCGに落とした際の再現度、色数と見栄えと展開速度のバランスなんかも評価する。絵柄の好き嫌いももちろん入ってしまうが、まあ当たり前だよね。
    エロ度
     18禁ゲームとして製作・販売されている以上、この評価は外せない。おざなりに付け足しました、というエロシーンは、一目見ればそれとわかります。そんな、勘違いしたエロゲーには無論、容赦ない低評価が待っています。
    ハマり度
     何回やっても飽きないゲームは、この評点が高くなる。繰り返し同じ場面を通る羽目になるAVGのフラグ立てで苦痛が少ない(テキスト飛ばせる、とか)、何回同じ場面を通っても苦痛にならないほどシナリオが練りに練られてる、そもそも同じ場面をほとんど通らないのに山ほどのエンディングが待っている、というゲームは、高得点が望めます。
    期待度
     雑誌記事や広告等で盛り上げられた期待がどれだけ満たされたか、という数値。簡単に言えば、さんざん煽っておいてこの程度かいっ、というゲームは低く、ほとんど取り上げられていなかったのにおっとびっくり意外や意外めちゃおもしろいじゃん、というゲームは高くなる。
    評者特別加点(特別加点と表記)
     項目を問わず、評者に割り振られた点数。いわば特別ボーナス。俺のこの想いは一項目10点だけじゃ収まりつかねえぜっ! という場合には、ここにさらに点数をプラスしている。
    コストパフォーマンス(CPと表記)
     流通価格は正直です。クソゲーは大体お安くなってます。だから買った価格で順当かな、と思うことがしばしば。でもこの価格でも納得いかん、高すぎる! というゲームは、実は(特に18禁の場合)多いみたいです。評点が高いほど、「いやあこの値段でこんなゲーム買えてよかったなあ」ということになります。
    感情移入度(感情移入と表記)
     主人公の男キャラにどれだけ同化できるか(なりきれるか)、もしくはその世界(舞台設定)にどれだけ溶け込めるか、を数値化して評価。
    切な度
     琴線に触れたぜっ! 萌えたぜっ! 甘酸っぱいぜっ! という率直な想いを数値化して評価。
    お兄ちゃん度(兄度と表記)
     ああこれが妹だえへへ妹妹妹っていいよなー、と思ってしまった場合、この項目を評価表に追加し加点する。
    音声レベル(音声と表記)
     上手いか下手か、キャラのイメージと声質(声優)が合っているか、に加え、同メーカーで同じ声優ばかり使っていないか、ワンパターン化していないか、を全てチェックし評価。
    鬼畜度
     そっち系のゲームの場合、思う存分苛められるか、ちょっと苛めたくらいで死んだりしないか(キャラがひ弱すぎないか)、気持ちのいい悲鳴を上げてくれるか、そそる泣き方をしてくれるか、それでもちゃんと逃げないでくれるか、というあたりを評価。
  2. 点数
     できる限り冷静に、客観的に評価することにしている。
     まあ、無理はありますが。
  3. 俺のキャラ
     萌えたキャラでも、最高に苛めがいのあったキャラでも、とにかくそのゲームでいちばん気に入ったキャラを選定している。
     もちろん、いない場合はブランクもあり得ます。
  4. コメント
     レビューページを名乗るからには、ある程度の本数を確保しないと恥ずかしい。よって、できるだけ簡潔に述べることにしている。
     これも大いに無理があります。判ってるんです。ですので、思い入れの激しいゲームについては評者それぞれが別口でスペースを設け、その思いの丈を書き連ねています。共感できるゲームがありましたら、そこもついでに覗いてあげて下さい。