はっちゃけあやよさん1・2・3 for WIN
種別 音声 アニメ メーカー・ブランド 発売日
紙芝居 なし あり? HARD 1999.11

【いっせいの評価】

シナリオ システム 音楽 CGレベル エロ度
* * * * *
ハマり度 期待度 移植度 アニメ度 特別加点
* * * * *
総合点 俺のキャラ
* トモコのが好き。

【コメント】
 初めて、採点を諦めました。そりゃそうですよね、X68000とかPC9801、果てはPC8801用のソフトの、見てくれから内容まで完全移植ってシロモノなんですから。前にもどこかに書きましたけど、俺のエロゲバージンは「虜」に捧げたし、初めて買ったのもWin95専用の「for elise」だったんで、この頃のエロゲーは名前しか知りません。つーか、知ってること自体、われながらびっくり。「同級生2」がFD30枚組(だっけ、凄い数だったってことしか覚えとらんわ)だったとか、DOSゲームの頃の話は、実体験としては全くありません。友人から聞いただけ。もっと前、8ビットパソコン全盛期の話なら、実はちっとは判るんだけどね。ス○エアも光○もエロゲーメーカーだった、とか、その頃のソ○マップはレンタルソフト屋さんだったとか。ソフ○ップの会員だったし。データテープって知ってる? オーディオテープだよ、フツーの。ピーガーピーガーうるさかったこと。フロッピー(もちろん当時は5インチが高級品)でさえ、高校生には高嶺の花だったのよ。まあそんなこたあ歴史の本でも紐解きゃいい話なんだけどね。
 で、さすがに今から採点しようとは、どうしても思えませんでした。レベルが違うっていう以前に、ちょーっと手抜きに過ぎないかなあ、という怒りがあってさ。完全移植を謳うのは勝手だけど、伝説が先行してしまって、実際のゲームがいかにしょぼかったのか、製作者本人でさえ忘れていた、ということなのかな? ただし、あちこちで目にし耳にする情報を総合すると、結局当時の原画家さんやプログラマーの方々はとうの昔にHARDを飛び出してる訳で、著作権を持ってるという部分だけで勝負しようとしたHARDの商魂に負けてしまった、というのが俺的な真実のようです。当時のままのゲームを改めて発売されるって、やっぱり恥ずかしいんだろうなあ。気の毒だわ。
 あやよさん人気の原点なんだろうけど、正直なところ、それほどインパクトはなかった。最近のエロゲには、キ○ガイ度でこんなもんじゃないキャラがひしめいてますもん。ストーリーだって、表現としてもたいしたことないし。ま、時代ってヤツですかね。だからこその採点拒否ですし。キライ、とか否定、とか、そういうんじゃないの。今の基準で評価しちゃ申し訳ないです。当時の製作者の方々に。
 でもこの値段なら、「4・5・6」が発売されても買っちゃいそうだなあ、なんて考えてるのはヒミツ。(2000.2.29)