48 〜図形の恋〜
種別 音声 アニメ メーカー・ブランド 発売日
AVG あり? なし 13p 1998

【いっせいの評価】

シナリオ システム 音楽 CGレベル エロ度
7 3 5 7 6
ハマり度 期待度 音声 13p度 特別加点
3 5 1 5 9
総合点 俺のキャラ
51 揚羽ねえさん

【コメント】
 点数をつけていて、これほど驚いたゲームも珍しい。基本的に、出来る限り公平に採点しようとしてるんで、それぞれの項目について、これまでやった(=採点した)ゲームとも比較しながら、相対的かつ絶対的に各項目を採点して、それを10個合計することで総合点が出てくる、という仕組みなもんで、予想外の高得点やら低得点つーのは日常茶飯事なんですけど、――13pのゲームにこういう点をつけちゃうのは、正直言って気が引けるわー。昔のゲームには少し辛めの採点になるような採点方法だけに、一応は細心の注意を払ってやったんだけどね。
 各項目について言い訳してもしようがないんだろうけど、例えばシステムは、セーブポイントを限ったのは凄く大きなマイナスだし、各キャラ別にはなってるけど達成度も判らない、さらにサムネイル表示もないCG閲覧システムなんて、やっぱりマイナスポイントでしかないもんねえ。音楽は及第程度、13pらしさは結局あの「浮浪雲的江戸時代」という舞台設定と48手の図示という2点のみ、これはさすがにそれほど点をあげられない。バカ度はかなり高いけどねえ。バカパクにはならん。覚えてるかなあこのネタ。俺は木曜日の7時半からやってた頃のボキャ天(30分枠の頃ね)が好きだったんだよなあ。芸人が出始めてから方向性が変わっちゃったもんなあ。
 おっとっと。話が逸れちゃう。何しろ、あんまり語れるほどやりこんでない。つーか、やり込む必要もない。語るとすれば、あの音声のひどさだよね。Hシーンだけでもいいから、きちんとシナリオ読ませて音声入れればよかったのに。喘ぐだけの効果音を「これが音声です」はないよなあ。揚羽ねえさんの京都弁Hとか、あれが音声入りになったら、そこだけのために何度でもやるのに。年上の女のよがり声ってそそるよねえ。俺の最近の好みがこれ。で、京都弁は昔から好きなんで(大学のゼミで組んでた女の子が京都弁だった。別にそういう気は起きなかったけど、柔らかい京都弁は好きだったわー)、実はゲームスタート直後、結構期待した。だから余計に、落胆の度合いも大きかったのよ。必要以上に辛い採点になっちゃったのかなあ。
 CGに関しては、俺はそれほど嫌いじゃないんだこの人。ロリじゃないし。枚数もそれほど少なかないしねえ。CGのほとんどが48手なのは、ゲームの性質上しゃあないんですけど。俺の48手初体験って、中学生くらいのとき、親が買った主婦系雑誌の付録で、レオタード着たおばさん(おねえさんだったのかも。何か、NHKの昔の体操番組に出てきそうなノリの人だった)と全身白づくめで固めたおっさんが、くそマジメな顔でそれぞれのポーズを取ってたのを見た、ってヤツなんです。それに比べりゃ、こっちで覚えた方がちょっとはシアワセになれそう。でも、確か「あるす・あまとりあ」(高橋鐵先生の名著。河出文庫刊、560円。確か、高田馬場の芳林堂で平積みになってたのを衝動買いした)は62手で、こっちの方が科学的分析によるんで実用的だし、69やらフェラチオやらまで1手として勘定してないんで、所詮48手(とこのゲーム)は、楽しめないうえに実用的でさえないんだね、というところで落ち着いてしまう。悲しいやね。
 ま、この頃の経験が生きて、後の13pになっていった、と考えれば、少しは気が楽かな。(1999.10.6)