第20位

星のささやき
アイボリー

学園モノで定番設定なんだけど、天文部ってのは初めて。
部活系って女の子のバリエーションがつけづらいからか、少ないよねえ。
その部活の中で、さらに3泊4日の合宿での話、ってことに
限定したのは、パターンだけど効果的。
2回目以降のプレイがイヤにならない程度の、適度なこのボリュームは歓迎します。

 萌えゲーとして、こいつは.290のアベレージヒッター。Aクラスのチームの6番バッター、ってとこかな。シナリオだけを見た場合、エンディングは確かにマルチなんだけど、途中の分岐はちと少なくて味気ないような気もします。それと、ようやくHにこぎつけて、その次の日の朝の会話、これが結局誰攻略してても同じ、ってのはちょっといただけない。もう少し、その辺の機微ってのが欲しいなあ。だってねえ、幼なじみがそこから一歩踏み出した次の日の朝、ただ普通に、今までどおりに、会話できるの? まして男一人女二人の幼なじみでどっちかの女の子を選びました、なんてシチュエイションの次の日の朝だよ? 残っちゃった女の子もこの主人公のこと好きなんだから、反応はもっと微妙で、例えばもっと硬かったりしない? 山越えたんだからいいでしょ、的な投げやりさはキライ。
 ま、この次の作品が「とらいあんぐるハート」だったから、その辺は(メーカー内部では)だいぶ改善されてた、ということで。
 それよりこのシナリオ、天文部の合宿って事もあるんだけど、やたらと星に関する記述が多い。「もともと好きだったから」もあり得るけど、こういう形で薀蓄(うんちく)並べられるのは、俺的に、弱い。努力を買っちゃう。で、この順位。ま、基本を押さえてる、てのも理由の一つです。

 それにしても、こういう萌えゲーって、エンディングはひたすら弱いねえ。後日談ちょっぴり、CG1枚、はいおしまい、っての、何とかならんもんかなあ。そろそろ新しいパターンを見てみたいや。