
第2位
WHITE ALBUM
リーフ
主人公(元の名前忘れちった)は大学生。高校のとき付き合い始めた彼女が
何を血迷ったかアイドルになっちゃって、何だか特に進展もないし、
そろそろ新しい恋に走るかなあ、などと画策を始めると
いつもは鈍い元祖天然の彼女が茶々入れてくるんで
もお大変。俺的にはこのヒロインがいちばんなんだけど。
ここにこう書いている今でも、1位と2位を逆転させたくて仕方ありません。好き好きランキングなら文句なく、こっちが一等賞なんだよなあ。ただ、ゲームとしても、もちろんここで評価の対象としてるエロゲーのシナリオとしても、完成度はやっぱり「To Heart」の方が上。悔しいねえ。まあゲームの中での整合性はさておいて(ほんとは置いときたくないんだけど、これはあの呪うべきシステムにも大きな一因があると思われるので)、プレイした際にどれだけ自然にその世界が受け入れられるか、というところでも、普通の人間ばかり登場させたわりには「To Heart」に負けてしまってました。おかしいよねえ。そりゃ確かに彼女がアイドルなんてのはびっくりしちゃう設定だけど、メイドロボットやら超能力少女なんかよりはよっぽどフツーなのに。でも実際そうなんだから仕方がない。そういえばグラフィックでも、「WHITE ALBUM」の女の子はみんな「ありそうな」色の髪をしてるよね。緑とか青とかじゃなしに。そんなこたデフォルメなんだからどうでもいいことかもしれんけど。
キャラクターの設定自体に迷いがあったのかなあ。彼女がアイドル、ってのが基本設定で、アイドルの彼女の近くにいられる主人公にするためのADのバイト、そのバイトができるようにするための、大学生という身分。それ以外に、主人公が大学生である意味は全く感じられない。先輩なら高校生でもいい訳だし。現に「先輩」ってイメージは高校までだし。あ、体育会系は知りませんよ俺。俺は軟弱文科系サークルだったから。まあそんなこたどうでもいいっスね。すいません。それと、主人公とヒロインの関係。子供っぽい、の一言じゃ済まされないよねえ。おまえ大学生だろ? やっちゃえよ。いいから。そう思いませんでした? 私は思いました。おまえ精子薄いなー、って。それじゃ中学生だろ、って。そのへん、この妙にプラトニックに昇華されてしまった世界に素直に入っていけない辺りが、このシナリオの唯一最大の弱点じゃあないでしょうか。
でもね、何度も言いますけど、地の文の文章力は完璧に近いよ。下手な小説より巧いし。のめり込ませる筆力、雰囲気づくり、そこは凄い。俺、ハマったもんなあ。
そうするとね、また言いたくなっちゃう訳ですよ。ビジュアルノベルにしとくべきだったろう? なあおい?