| [title] |
sugarless |
| [artist] |
スガシカオ |
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ネットで購入した再発盤のレビュー、だけだとすぐにネタが尽きてしまうんで、DQNの殿堂ドンキホーテで買ってきたバリバリの新譜のレビューなんかもしようと思います。
んで、このアルバム。スガシカオはデビューからずっと追っかけてきてるんだけど、追っかけ始めたきっかけが朝日新聞の音楽評欄で「岡村靖幸を思わせる」なんて表現をされてたからてのはヒミツね。聴いたことのある方なら判るとおり、まるで別物。どっちも好きだけど。オカムラの弱点が声だとしたら(1回目の変換では「肥えだとしたら」だったので思わず失笑)スガシカオはその強みこそが声。音域が特に広い訳でも高音が綺麗に当たる訳でもないけど(外しもしないけど)、あの「青枯れた」声に勝る声はそうはない、と俺は思う。曲がどうとか、いろいろ解説したい気もするけど、よくよく考えてみれば俺がスガシカオを聴く理由は多分、あの声を聴いていたいから、なんだよ。だからがらりと音の変わった4枚目も、うーん前3枚のが好みなんだけどなあなんて思いながらも、迷わず買っちゃう。ある意味「環境音楽」とも呼べるね。もちろん、音づくりはともかく、曲をこしらえる才能もかなりのものはあると思うけど。
えー、スガシカオ論になっちゃった。今回のアルバムに関して言えば、ちょっと統一性に欠けるのが気になるなあ。頭からしばらくは昔の(トラックダウン式の)音の作り方で、おおまた昔の音に戻ってるぞと喜んだんだけど、途中にスタジオ系の音が混じり始めて、さらに前4枚に入ってた曲の別アレンジものが入ってたり、何だか完全なニューアルバムには見えないのが寂しかった。「バクダンジュース」は再録の必要ないんじゃないかなあ。「夜空ノムコウ」使って話題づくりしたからその流れで入れた、ってのはすぐに読めるんだけど。TVCF見ても判るとおり、今回は“売り”に出てる感じだよね。他に売上見込めるタマがなかったのかな? 俺よく知らんのですけど、日本のアーティストも「これから5年の間に4枚アルバム出せ」みたいな契約結んでんの? 何かこう、そういう契約をタテに取られて無理やり出したアルバムにも見える(つーか聞こえる)んだよね実際。蔵出しの曲もあるらしいし。あんまり追い詰めると潰れちゃうよ。もったいない。(2001.10.15)