KGmapデータフォーマット仕様 ver000 KGmapバージョン000ではポリゴンデータとラインデータに加えて10色のユーザー設定色と 背景色の定義を行います。 ポリゴンとは閉じた平面のことを指し、ラインとは線のことを指します。 データ記述形式:アスキーテキスト(改行は\r\n) 拡張子:kgm データ構造 0行 フォーマット識別ヘッダ("KGmap000") 1行 ユーザー設定色(背景色) 2行 ユーザー設定色(色番号0) 3行 ユーザー設定色(色番号1) 4行 ユーザー設定色(色番号2) 5行 ユーザー設定色(色番号3) 6行 ユーザー設定色(色番号4) 7行 ユーザー設定色(色番号5) 8行 ユーザー設定色(色番号6) 9行 ユーザー設定色(色番号7) 10行 ユーザー設定色(色番号8) 11行 ユーザー設定色(色番号9) 12行〜ポリゴン及びライン座標データ N行 データ最終識別フッタ("TERM") フォーマット識別ヘッダ  KGmapフォーマットであることの確認とKGmapフォーマットのバージョンを記述  表示ソフトウエアではフォーマットとバージョンの確認を行い、そのバージョンに  対応した処理を行います。 ユーザー設定色  マップの背景色とポリゴン及びラインで使用する色を設定します。  CPGB…ユーザー定義の背景色  CP+色番号…ユーザー定義のカスタム色  各色情報は"="に続き色情報識別子"#"を加えた16進数のRGB色情報で定義します。 ポリゴン座標データ  ポリゴン座標データは開始識別子"PLGN=#"から始まる一連の座標で定義されます。  開始識別子は"#"に続き色番号(0〜9)の定義がされます。   PLGN=#AB    A:ポリゴン内部塗りつぶし色(FillColor)    B:ポリゴン縁色(StrokeColor)  座標の定義方法は下記を参照 ライン座標データ  ライン座標データは開始識別子"LINE=#"から始まる一連の座標で定義されます。  開始識別子は"#"に続き色番号(0〜9)の定義がされます。   LINE=#A    A:ラインの線色(LineColor)  座標の定義方法は下記を参照 座標の定義  ポリゴン及びラインデータで定義される座標は以下のフォーマットに従います。  記述は   経度+Tab+緯度  という順番で定義されます。  経度は全11文字(固定長)で構成され、   東経は+、西経は-の符号を先頭に付加   小数点以下は6桁から8桁で可変  となります。  以下は例となります。      0.0→+0.00000000(この場合は符号はマイナスでも可)   西経 90.0→-90.0000000   東経180.0→+180.000000  緯度は全10文字(固定長)で構成され、   北緯は+、南緯は-の符号を先頭に付加   小数点以下は6桁から7桁で可変  となります。  以下は例となります。      0.0→+0.0000000(この場合は符号はマイナスでも可)   南緯 45.0→-45.000000   北緯 90.0→+90.000000  上記の条件から、北緯37.0、東経137.0を例にすると以下の行で記述されます。   +137.000000 +37.000000 データ最終識別フッタ  データ最終識別フッタはデータの最後であることを明記して、最後の描画を正確に  行わせるために記述します。フッタは"TERM"の4文字で記述されます。