お勧めヘヴィメタル
〜暗黒魔術師もしくは悪魔主義な人編〜
[PECCATUM
]
Strangling
from within
イーサーン、これがやりたかったのか!
でも一回で良いから本業に戻ってェ。
こりゃゴシック?クラシック?メタルだな??
死亡声と女性のソプラノヴォーカルをメインにゴシック様式の世界を構築している。
すごくダークで禍々しい世界。出だしッからイっちゃってるヨ。
でもネ、私ってこのテの禍々しさダイスキなんよ。
1曲目はこれから劇が始まります調の中世っぽいムードたっぷりオープニング。
歌じゃないけど。なにやら演劇調...もしかして
イーサーン、あんたは演劇演出家にでもなりたいんか!?
オープニングの引き込みから2曲目のSpeak of the
devilになりますが。
オヤジの声はクリーントーンもデス声も色っぽくて良いデス。
Insahnの奥さんのソプラノ...私にはどうもクるものがなかった。
だってか細いしヨレヨレなんですもの。
4曲目のThe song which no name carryは暗黒的でイイデスねー!!
地を這うようなデスヴォイスの導入部、
何か犯罪的でブキミなものが漂い、女性の悲鳴で終わる中盤
(このパートが凄くイイ!)のかけてが絶品デス。
5曲目のThe sand was made of mountainはケモノ声とハイトーンの
デスヴォイスが堪能できるこのアルバムの中ではヘヴィなトラック(短いんですけど...)。
6曲目は第2幕になるようで。InsahnとLoad pzのコーラスもちょっと聴けますね。
か細い奥さんのソプラノにヒヤヒヤ。
8曲目はおもしろいぞ。なにか聴いた事のありそうなフレーズを
もじってブラックメタル調に仕立ててあります。
要所要所でながれるフレーズもシンフォニックっぽくて聴き易い。(これは..縦笛??)
シメの曲はAn Ovation to Art。
翻訳すると芸術への大喝采。わはは-----!!
おかしな題名だけど聴いてみるとハマってる-----!!
メチャ大仰なオーケストラ!
エンディングテーマなんでしょーか。歌無しです。
イーサーンの本領が発揮されてるマニア向けアルバムですネ。
でももぅイイよ、早くエンペラーに戻ってクレ。
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