お勧めヘヴィメタル
〜ダミ声でメロディアスな人編〜
[COVENANT]
Nexus
Polaris
耽美とダミ声!
このバンドは様々な掛け持ちバンドメンバーで構成されているらしい。
そんな成り立ちでありながらナガッシュ(Vo)は、
本業バンドを辞めてまで、このバンドに集中する気合いに入れたい模様。
というわけでこれからの作品がとても楽しみダ。
さて本邦初公開となったこのアルバムはホントに副業なんですかと
突っ込みたくなる程、出来の高品質作品。
どうしてもDIMMMU BORGIRと比較してしまう私ですが、
この作品は 明らかに耽美的要素がかなり濃い。
ただサウンドの重厚さ、シンフォニックさのレベルは押えぎみだ。
ナガッシュのデス声も....変幻自在(笑)でなかなかに趣がある。
1曲目『The sulpher feast』どこかしら洋物アニメのBGMを彷佛とさせます。
ナガッシュのしゃべってんだか歌ってんだかなのボーカルがオモシロイ。
華麗な曲調にとっても映えてます(イヤ本当)。
2曲目の『Bizarre cosmic industries』こりゃまた耽美的なトラック!
ピアノソロとギターが深く叙情的な世界を醸し出しておりまする。
それにしてもこの全編に渡って流れる女性ボーカルのソプラノ!!
私が連想したのは松本零士チックな世界でした(爆)ー----!
まるでこのパートは1つの楽器のようだ。(しかし脱退してしまったらしい)
7曲目『Planetary black elements』絶対どっかで聴いた事がある曲の始まり、
続く曲調、恐く一番このアルバムのなかでメロディックで聴き易い。
8曲目『Chariots of thunder』何を隠そうボクの一番のお気に入りのトラック。
だって一番ギターの切り込み具合がきいてて分かりやすいメロディなんだもの
(単純な自分が恨めしい)。
ただソプラノパートが私的にいただけない。あの合間合間のか弱げな美声は、
このトラックでは気が抜けてしまう。カラスが鳴いているようだがあれはあれで、
れっきとした演出効果なのだろうか?でもハズしているような気がする。
ちなみにギターのアステヌさんのヴィジュアルは私のタイプ......(微笑)
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