宇宙語をしゃべる英語教室の先生

先生からお土産に貰ったアイテム。 もうひとつあったんだけど…見つからない…

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同級生の友人が

『私の通ってる英語教室の先生宇宙語をしゃべるの〜』

と弓道部仲間の我々に言い出したのは春先の事だったと思う。

学生時代と言うのは『不思議な物』がダイスキな世代でもある。

早速皆でそのオウチへ訪問する事になった(笑)。

私は昔からかなりSFやファンタジー物が好きだったので

かなりこの訪問には期待していた。

果たしてそこへ行くと1階は散髪屋の何のヘンテツもないお家だった。

2階がその家人の居住スペースでその一間が英語教室だったらしい。

先生は30ちょっと過ぎくらいの普通の男性で、物腰のすごく柔らかな人でした。

みんなで挨拶をして2階へあがらせてもらった。

まず目についたのは書棚に全巻陳列されている

『アダムスキーの記録』だった。

この界隈ではかなり有名なので知っている人は知っているだろう。

表紙は朱色の絹で相当高価な物らしかったを覚えている。

まだ肌寒い頃だったので招かれるままに皆でコタツに座り、

ふと目をやるとその上には怪しい器具が置かれていたのだ。

『錬金術』を思わせる器具でなんでも水を清浄にするものなんだそうだ。

先生と正味1時間程会見する事が出来たが、

先生いわく「この社会にはたくさんの宇宙人が人間の姿を装って生活している」

とのこと。先日などは銀行でその類いの人(?)とアイコンタクトしたとか…

…伝心術ですか!?…

『彼等』はパッと見、どこか不自然なんだって。

うーん、分かるような分からないよーな。

不敵は何かの小説を読んでいるような気分になった。

そしてこの地域でいわゆる『未確認飛行物体』の目撃が多いのは

そばにある自衛隊の基地を観察しているからだ、なんだとか。

それから人間1人1人に宇宙の名前というものがよばれており

不敵は『カルイエ』なんだって…なにがなんだかよぅわからんが、

恐らくは魂的階級の名称か何かかもしれない(あぁ自分で書いてて意味不明だ)!

そう、これはチャネラーだ!

確信した私はとんでもないことを質問した。

「先生は彼等と話をしたりするんですか?

それならぜひ、宇宙語(?)を披露して下さい!」

先生はものおじせずにそれはだれでも出来るんだと言い、

いきなり意味発音不明の言葉を私に発した。

「(意味不明発音不明な言語)」

突然の出来事に呆然とする不敵に先生は今の言葉の意味について

わかりますかと逆に質問してきた。

不敵は本能の赴くままに「…挨拶かとおもいましたが…」と答えた。

先生はほら、あなたにも出来るじゃ無いですか、と言った。

納得いかん。

そこで先生は宇宙語(?)をメモしてくれた。

古いのでかなり紙が汚くなっております。見苦しくてゴメン。

さて、この言葉、読める方いらっしゃいますか?

このあと、先生に不思議な小物2つ、本一冊をお土産にもらって、おいとました。

不思議な小物はいわゆる黄金の「カゴメ」と「ダビデの紋」をあしらった青い機械だった。

本は…ぢつは、のちの不敵の人生に少なからず影響を与え続けています。

どこにでもある普通のノンフィクション奇抜モノですが…内緒です。

世の中にはホント、色んなヒトタチが住んでいる。

…とにかく、もう思い出すも強烈な宇宙語体験でした。

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