.未確認飛行物体小話その2
私は南の部屋に巣食っている。
机で仕事(オタク作業?)をしているときひょいと横をむけば、
大きな窓ガラス一面に南の空と宅地が眼下に広がっている。
我が家が5階であること、団地の南端の建物、ってワケで空を見るのには何の障害物も無いのだ。
のーがきはこのくらいにしておいて。
高校生の頃の休日だと思ったが、
机で作業中、なんとなく、ほんとに何となくひょいと窓の外を見た。
すると南の空をこっちにむかって何かが飛んでくるんだよ〜。
『あ、サッカーボールだ〜』
『はっはっは、翼くんじゃあるまいしあんな高いとこ飛ぶかなぁ』
『あ、じゃあ野球の球か』
『...ここ、5階だぞ』
『......ン、なワケ、ねぇっ!!』
(今考えると本当にオツム悪すぎるよあたし)べちっと窓にへばりつく。
隣の妹を呼ぶ。窓を開けてベランダに転がり出る。
よく分析しよう。
1. 楕円形である
2. 鉛色で光を発してはいない
3. 回転している(か、形をふよふよ変えている?)
5. 窓がついている
形状から言うとあんなの↑。
隣の部屋でバカ笑いしていた両親を呼んだが間に合わなかった...
アレぁー見なきゃもったいないよー!!
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