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│ 林医院編集   9月20日発行 │
│健康と安全を考える情報誌 │
│            第6号      文責:院長  林 修 │
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 いよいよ今回から化粧品に使われている毒性添加物の登場です。
 まず、1番手は添加物の代表パラベンから始めましょう。
 パラベンは別名、パラオキシ安息香酸エステル(英語名 paraoxy benzoicacidの頭文字をとって、 parabenと省略します)と言い、いわゆる亀の甲(ベンゼン環)を1個持ち、エチルパラベン(パラオキシ安息香酸エチルとも表示します)、メチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベンなどの種類があります。食品添加物の保存料として、ソースや清涼飲料水にも使用されますが、化粧品では防腐剤として使用されます。ファンデーションや口紅はもとより多くの基礎化粧品に使用され、ほとんどの化粧品に使用されていると言っても過言ではないでしょう。「自然派」などとうたっている物でも、このパラベンだけは入っていることが普通です。
 私が、いくつかの化粧品メーカーに問い合わせたところ、基礎化粧品はまだしも、ファンデーションや口紅をパラベン等の防腐剤を使用しないで作ることは技術的にも困難だと説明していましたが、実際に無添加のファンデーションや口紅を作ることに成功しているメーカーがあることを考えれば、まじめに取り組んでいないことの言い訳のように思えます。少なくとも、努力もせずパラベンのような安価な原料を使って、化粧品を供給しているようなメーカーは、消費者である女性を、「どうせそんなことは考えもしないで使っているさ」と馬鹿にしているように私には思えますが、いかがですか? 消費者連盟の言葉を借りて、「みなさん、賢い消費者になりましょう」と声を大にして言いたい気分です。
また私の質問に答えてくれたメーカーの多くは、「パラベンは皮膚への刺激も少なく、安全な添加物だと認識している」とのことでした。
 確かに、いろいろ調べたところ、パラベンの毒性は下記に表示した化粧品添加物の中では低いほうと言えるかもしれません。統計的にも、少量のパラベンの皮膚毒性やアレルギー原性は比較的に低いようです。
 しかし、ほとんど全ての化粧品に使われている現状を見ると、薬事法で許可されているパラベンの使用濃度が1パーセント以下であっても、何種類もの化粧品を同時に使用すれば、総使用量はかなり多量になると思います。
実験上、エチルパラベンやブチルパラベンをネズミに食べさせてその半数が死亡する致死量から、人間に当てはめて推計した致死量は200−300グラムと言われているので、いわゆる急性毒性については心配ないようですが、飲み下すと、嘔吐、吐き気、発熱、肝炎、メトヘモグロビン血症などの起こることが認められています。
 しかし、長期間にわたり摂取することによる慢性毒性では、免疫機能低下、催奇形性、発ガン性が疑われています。     ブチルパラベンを8パーセント含む飼料をネズミに12週間与えた実験では、雄ネズミ12匹は全部死亡し、生き残った雌ネズミも体重は増加せず、運動量も低下しており、死後の解剖では、肺炎や肝硬変が認められたそうです。「雄のほうがやっぱり弱かった」(独り言)
化粧品について勉強していく過程で、いろいろな化粧品メーカーを知ることができました。そして、パラベンを含むすべての指定成分を使用しない本物の「無添加」化粧品は、基礎化粧品ではそれほど珍しくもないのに、無添加のファンデーションや口紅は本当に少ない物であることが判りました。しかし、それでも、何とか見つけることができ、近いうちに、みなさんに紹介できると思います。            また、「こんないい製品を知っている」と言う方は、ぜひ、教えてください。
  次回に続く
             これが危険な添加物保存版
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│食│ソルビン酸、パラベン(パラオキシ安息香酸塩)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール) │
│品│BHT(ジブチルヒドロキシアニソール)、サッカリン、アスパルテーム、亜硝酸│
│ │塩、硝酸塩、プロピレングリコール、コチニール、タール色素(赤、青、黄、緑色│
│ │等)、リン酸塩、重合リン酸塩(ポリリン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩) │
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│化│アミノフェノール、安息香酸塩、イソプロピルメチルフェノール、エデト酸塩( │
│粧│EDTA)、タール色素(赤色、青色、黄色、橙色、褐色201号、黒色401号)、│
│品│キサンチン色素、BHA,BHT、ピロガール、フェニレンジアミン、フェノール、│
│ │ラウリル硫酸塩、パラオキシ安息香酸塩(パラベン、メチルパラベン、ブチルパラ│
│ │ベン、イソプロピルパラベン等)、クロルキシレノール、 プロピレングリコール│
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