魚珍の競馬場訪問記


Last Updated 1998.10.10

私が行った数々の競馬場の独断と偏見で書くコーナーです。
勝手に書いているのでそれは違うとは言わないように(間違っている内容にはチェックを入れてもらって結構です。)

京都競馬場 JRAが競馬を開催している数ある競馬場の中でもっとも好きな競馬場です。
よく行く競馬場っていうこともありますが、真ん中に池があり競馬場自体大きく見えます。
直線は東京よりも短いですが400m以上あり、広い馬場も手伝って外回りコースではなかなか見応えのあるレースが楽しめます。
よく利用する指定席は特別指定、少なくとも6時ぐらいには競馬場に着いていないとGTホースがでるレースなどは入れません。
初めて競馬場に行ったのもこの競馬場です。
初めて競馬場でみたのは、天皇賞(春)イナリワンとスーパークリークの時だったかな。(オグリキャップやったか?)
その日は当時の入場者数レコードだったらしく、通路に座り込んだきり動けなくなってしまいました。
天皇賞の前のレースの時に交代で天皇賞を買いに行って、パドックなどみてる暇もありませんでした。
今は自由席などで競馬をみるなんて言うのはあまり考えられませんが、はやく電話予約ができる日が来るといいですよね。
この競馬場で行われるGTは、春は天皇賞(春)、秋は秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップです。
阪神競馬場 阪神競馬場もよく行きますが、たいてい6時に着くように行くのですがここのSシートにはなかなか入場することができません。
まあ、Aシートでもゴール前なので十分なのですが、Sシートに入れなかった場合はあえてBシートの先頭に並ぶことが多いです。
料金は2000円ですし、残り200mの攻防をじっくりみれるのであえてこちらを選択することが多いです。
Aシートに並ぶより早く入れるしAシートのすぐ横に座れるのであまり変わりません。
変わるとすれば、Bシートに並ぶと外で待たなければならないことぐらいか。
寒いときや雨の時はちょっといやなので中に入れるAシートに入りますがね。
コースの形はおむすび型で小回りの競馬場です。
昔は直線も平坦だったので逃げ馬有利だったのですが、改装後直線に坂ができて展開面では幅がでた感じです。
この競馬場で行われるGTは、春は桜花賞と宝塚記念、秋は阪神3歳牝馬Sです。
中山競馬場 友人が千葉に住んでいるときには結構頻繁に顔を出しましたが今は全然いけなくなりました。
昔、スプリンターSの日に有馬記念の指定の予備抽選があるので夜行バスで西船橋に行ってそこからタクシーで駆けつけたのですが、指定席が満席でした。
関西では5時半に指定が満席になるというのは考えられないことです。
その年は外で見ましたが、ニシノフラワーが豪快に大外一気に指しきった年のスプリンターSでした。
そのレースは取れませんでしたが、その裏の中京開催のウインターSはキョウエイスワットとチェリーコウマン(なつかし〜)が入って200倍強の万馬券をとって帰ったのをよく覚えています。
寒いのに外で見ていてそれでも席を立つととられるので友人とかわりばんこに馬券を買いに行ったのを覚えています。
その教訓を生かして次の年は4時につくように友人の家に前日から行ってほとんど寝ずに競馬場に乗り込み、ゴンドラシートに入った経験があります。
結局有馬記念には2回ともいけませんでしたがそれなりに思い出深い経験です。
後は、皐月賞の指定を取りに今はマイル戦になってしまいましたが当時はスプリンター戦だったダービー卿CTにも何度か足を運び、皐月賞に2回訪れています。
皐月賞をみるために9時に大阪でて中山到着が2時半ぐらい。
入るときにおねいさんに「今来たんですけど。」というと変な顔をされた。
一度目は、ナリタタイシンが勝った皐月賞です。
ナリタタイシンとビワハヤヒデの馬券を2万円握りしめてみていました。
大外一気に武豊騎乗でつっこんできたこの馬には鳥肌が立ちました。
確かにビワハヤヒデは強かった。
もう一度やっても勝てないかもしれないけどナリタタイシンは3冠馬になるんとちゃうかと思ってしまったほどでした。
それほど、タイシンの34.2という上がりはあの小回りの中山ではすごいものなんですよ。
結局は、弥生賞を勝った馬は皐月賞は勝てずにダービーを勝っちゃうんですよね。
今年のスペシャルウィークと同様、柴田政人が引退を決意したというウイニングチケットがその年のダービー馬でした。
そして次の年もまたその舞台をみていました。
今度は3冠馬ナリタブライアンが勝った皐月賞です。
3歳時は好きだったナリタブライアンももうこのときには嫌いになっていました。
そして、そのときの勝負馬券はフジノマッケンオーでした。
結局マッケンオーは3着。
あっさりブライアンに勝たれてしまいました。
と、いろいろとあった中山競馬場ですが相性の方がすごくよくて新幹線代はおろかすべての費用をまかなうってもお釣りがくるぐらい相性がいいのです。
いままで10カ所のJRAの競馬場に足を運んできましたが、中山競馬場のゴンドラシートほどいいのはありません。
関東の人は本当にうらやましいです。
まず、あの臨場感あふれる展望席。
エアカーテンで冬も寒くなく蹄の音も聞こえるという贅沢なおかず。
そして部屋に帰ると(中山競馬場には2つ席があるんです部屋の中に)ウエートレス付きの部屋に席があり、お弁当や飲み物を頼めます。
そんな贅沢なシステムはほかの競馬場にはありません。
ほかの競馬場はただガラス張りにしてゴール前に席があるだけ。
それを考えると中山競馬場の指定席が5時には売り切れるのもわかります。
そんな中山競馬場ですが最近は全然訪れる機会がありません。
友人がこっちに帰ってきたからです。
まあ、友人が近くに帰ってくることは非常にうれしいことですし、それによって中山競馬場に行けなくなったのは仕方ないことです。
やはり、競馬はたくさんでわいわいいいながら各人推理して勝ち馬を検討して馬券を買うのが面白いのですから。
競馬のよいところは人それぞれの掛け金で楽しめること。
100円だろうが、1万だろうがそれはそれぞれの思いが込められています。
そして、接戦になって、100円買ってる人が「差せ!」って叫んでも、100万買ってる人が「そのまま!」ってさけんでもそれはそれで面白いんですね。
パチンコなんかは最低の金額(100円)っていうのが決まってるから1000円しかない人だったら面白くないですよね。
でも、競馬の場合は1000円でも100円ずつ買っていったら10R遊べます。
当たるもはずれるも掛け金には関係ないし、それぞれの感覚で同じゲームを楽しめるのはいいことですよね。
って話は大きく脱線しましたが、私は中山競馬場のゴンドラシートはおすすめです。
一度、入ってみたら競馬の楽しみ方が変わると思います。
そして長くなりましたが中山競馬場で行われるGTレースは春は皐月賞、秋は朝日杯3歳S、スプリンターS、有馬記念です。
東京競馬場 ご存じ日本一大きい競馬場で、4歳クラシックの最高峰、日本ダービーが行われる競馬場でもあります。
私が東京競馬場に足を運んだのは1度きり、しかもメモリアル60(そういうなまえだったっけガラス張りのとこ)が鉄筋工事の真っ最中の冬。
だから、あまりいい思いではありません。
そのレースはダイヤモンドSでたしかマチカネタンホイザが勝ちました。
いつも京都競馬場をみているせいかそれほど大きいとは思わず、逆に結構こじんまりしているというのが第一印象です。
京都競馬場にはじめていったとき、それは思ったより広くて思ったより馬が早いと感じました。
しかし、東京競馬場にはじめていったときは競馬慣れしていたせいもあり、それほど感動はしませんでした。
しかしながら、日本ダービーやジャパンカップ、天皇賞(秋)などGTでも格式が高いレースが多いのでやはり日本一格式の高い競馬場なの
でしょう。
東京競馬場で行われるGTレースは、春はフェブラリーS、NHKマイルカップ、オークス、ダービー、安田記念、秋は天皇賞(秋)、そしてジャパ
ンカップ
です。
中京競馬場 愛知県の南の方にある競馬場です。
私の家からは2時間半ぐらいと日帰りできる距離なので結構な回数を行っています。
思い出深いのはまだ、高松宮記念が高松宮杯と呼ばれ、2000mだったころ。
ヒシアマゾンがくるというので競馬場はいっぱいでした。
駐車場にやっとこ車止めたのが昼前だったと思います。
そんなどたばたのなか、ヒシアマゾンは5着?に沈んで、マチカネタンホイザが連に絡んだレース。
相手は忘れました(ダンシングサーパスやったかアイルトンシンボリやったかわすれた)が、4、5千円ついて大儲けして帰ったような記憶があります。
今は、ガラス張りのスタンド、通称ツインハット?も完成し、GTレースも行われるようになった中京競馬場。
東京同様、左回りの平坦小回りコースではあるが、それなりに楽しめる競馬場でしょう。
そして、この競馬場で行われるGTレースは電撃戦の高松宮記念です。
小倉競馬場 2回ほど行ったことのある競馬場ですが、小倉駅からのあのちんたら走るモノレールはなんとかならないですかね。
今は、全面改装中で今年は開催がないのですが来年はリニューアルして新しい小倉競馬場がお目にかかれることでしょう。
新しくなったら一度行きたいですね。
札幌競馬場 北海道に2つある競馬場のうち、GU札幌記念が行われるのが、札幌競馬場です。
札幌の郊外にあり、こちらは夏の真っ盛りにさわやかな風が吹く中行われています。
避暑を兼ねていくことが多いので、さわやかに競馬を観戦できるのはいいことですよね。
2年連続去年の年度代表馬エアグルーヴが登場し2連勝とさぞかし盛り上がったことでしょう。
スタンドはふるいながらも当然ガラス張りでした。
函館競馬場 函館競馬場にも2回ほど行ったことがありますが、スタンドには足を踏み入れたことが無いです。
いつも芝生にねっころがってみることが多いです。
確か向こう上面に海が見えたんじゃなかったかなぁ〜。
ちがったかな。
それにしても北海道の競馬場は涼しいし、ゆっくりみれるのが魅力ですね。
新潟競馬場 新潟競馬場には1度だけ行きました。
しかも特急で8時間もかけて・・・。
1日仕事でした。
向こう上面にたってるホテルの看板が印象的でした。
9時回ってから行ったのですが指定席が空いてて入ると自由席みたいな指定席。
しかも馬券は外に買いに行けだって。
それじゃ、指定席の意味無いじゃんみたいなところでした。
指定席エリアに入るのは席の確保と時間いっぱいまで考えられる余裕を買うのにね。
さすがに直線は長かったですね。
新潟競馬場は、左回りになって1000mの直線コースを造るっているのはどうなったんでしょうかね。
福島競馬場 JRA最後は福島競馬場です。
これも電車で行ったので東京まで3時間、さらに福島までまで3時間と6時間もかけて行きました。
行ったのは改装前なのでぼろぼろでパドックも小さくオッズも気を抜くと地方競馬みたいにえろう下がってたっていう印象しかないです。
福島の町は小さく、ちょっといくと山にぶち当たるというようなイメージでしたね。
私は温泉旅行も兼ねていったのでまあ、よかったですけど。
この競馬場も改装後、ミニ中山みたいに言われているのでもう一度いってみたいですね。
大井競馬場 トゥインクルレースにあこがれて行きました。
夕暮れ時期のだんだん暗くなってきてライトアップされるときはきれいでしたね。
とはいいながら、もっときれいなところがあるんですけど・・・。
そして1回目はナイター競馬にあこがれて、2回目は馬連単にあこがれて行きました。
まあ、知っている馬は当然でてこず、ギンキラパラダイスみたいな馬の名前が出走してきて、いまでもパチンコ好きの私はお守りでもってます。
また近い将来訪れるでしょう。(一攫千金を夢見て・・・)
園田競馬場 兵庫県にある地方競馬場。
祭日とかにやっているのでどうしても競馬が土日以外にしたくなったときいくことがある。
しかし、所詮地方競馬なのでオッズが信用できないし、やはりスターホースというか知ってる馬が走って無いとね。
ハッピーバレー 唯一、海外で行った競馬場。
まさにこの競馬場が大井のトゥインクルレースに勝つほどきれいな競馬場です。
とにかく、芝生が緑で、ナイターなのは当然ですが、周りに香港独特の高層マンションが建ち並び、照明に囲まれたような感じ。
あれほどきれいな競馬場はみたことがない。
建物も東京競馬場とは比べ物にならないぐらい大きくて長い。
直線距離は東京よりも短かったと思うがどちらかというと大井みたいに細長い楕円をしたトラック形状だった。
馬券もJRAに比べて多種にわたり、なにせ買い方がわからない馬券がいっぱいあり、当然全部は試していないのだが、6レースの単勝を全部
当てたりとか、そんな馬券は配当がものすごく、一種の宝くじみたいな配当だったように思う。
香港が返還されてからは行ってないが変わってないことを祈ります。
ドックレース場 (番外編)
香港に2度ほど訪れていますが、そのうち一回は苦労してマカオにあるドックレース場まで足を運びました。
これも馬以上に犬が早くて迫力満点。
人がまばらなのがちょっと残念ですが、たぶん、同時期にハッピーバレーで競馬がやっていたためでしょう。
トラック1週で勝ち負けが決まるのですが、犬の前をロボットが走る(飛ぶ)のですが、早い犬はそのロボットに追いついてしまうというすごい犬も
いました。
一生に一度ぐらいはみてみてはいかがでしょうか。