掴みかけた　熱い「ピー」を
振りほどいて　君は出て行く
わずかに震える　黒いスーツに君の
年老いた　悲しみを見た
ハロワに向かう　長い廊下で
なぜだか急に　君は立ち止まり
振り向きざまに　部屋に走って逃げて
寂しそうに　笑った

やがてネットと　エロゲの渦が
一人のオタクを飲み込んで行った
（You kita na!）

立ち上がれ　もう一度その足で
立ち上がれ　田舎のおかんを想え


君はついに　立ち上がった
死に掛かった　長いニートに
わずかに開いた　君の両目に光る
涙が何かを　語った
獣のように　ア●スソフトは
襲いかかる　エロい力で
やがて君は　静かにソフトを捨てた
疲れて　眠るように

わずかばかりの意識の中で
君は何を考えたのか
（You sute ta!）

泣かないで　もうそれで十分だ
おお神よ　彼を救いたまえ
Ａｈ．．．

（間奏）

元気でやっていますか？

病気などしてないですか？

ちゃんと食べていますか？

仕事は忙しくないですか？


もし辛かったら、

いつでも帰って来なさいね。

父さんと母さんは、

ずっとあなたの味方です。

下りホームの　ベンチで君は
枯れた唇で　そっとつぶやいた
（You kime ta!）

帰れるんだ　これでただの男に
帰れるんだ　これで帰れるんだ
Ｏｈ．．．

ライラ　ライラ　ライラ　ライラ　ライ
ライラ　ライラ　ライラ　ライラ　ライ
ライラ　ライラ　ライラ　ライラ
ライラ　ライ・・・