聞いたらこうなった(1)
Q:女の子にモテたいのだが?
A:ディスクを入れたらインストーラの指示に従ってください。
Q:どうやったら金持ちになれますか?
A:一日に18時間くらい働くのが効果的です。
Q:楽にお金を稼ぐには、どの方法が一番ですか?
A:真面目に働いて、お給料をもらう事です。これが一番楽です。
Q:広海さんを僕にください。
A:冷めないうちにお持ち帰りください。
Q:女の股を開かせるにはどうしたらええ?
A:チェロを弾かせましょう。
Q:幼女を飼育するにはどうすればいいですか?
A:結婚して女の子を作れば簡単です。
Q:熟女とヤルにはどうすればいいですか?
A:結婚して10年もすれば簡単です。
Q:結婚するにはどうすればいいですか?
A:役所に書類を出すと良いです。
Q:後腐れなくセックスするにはどうすればいいですか?
A:確か鶯谷で1万5千円くらいです。
Q:素人とセックスするにはどうすればいいですか?
A:結婚すれば簡単です。
Q:女房以外の素人の女性と後腐れなく金もかけずにセックスするにはどうすればいいですか?
A:ヒマワリとかに生まれ変わると良いでしょう。
Q:女房以外の素人の女性と後腐れなく金もかけずにセックスして女房にバレないようにするにはどうすればいいですか?
A:包丁を横に寝かせて刺すと効果的です。
Q:他のフリゲ作者たちに対して、これだけは負けないというのはありますか?
A:腕っ節です。
Q:ソープランドはどういう所なんですか?
A:お風呂で歯を磨く所です。
Q:自分の生まれた理由が分かりますか?
A:穴でも開いていたんでしょう。
Q:イキやすい体質なんですが、彼氏がしつこくて許してくれません。どうしたらいいですか?
A:めっさ激しくセキこむと、まず確実に止めてくれます。
Q:いじめに悩んでいます。どうすればいいですか?
A:そいつの住所を教えてください。私が代わりに殴りに行きます。
Q:オタクはなぜ疎まれるのですか?
A:パンクスが疎まれるのに近い理由でしょう。
Q:ではなぜパンクスは疎まれるのですか?
A:自分たちを一般人とは違う場所に位置づけており、かつパンクの魅力を親しい者たちだけで共有した結果、それ以外の人々の入りにくい雰囲気を作り上げてしまったからだと思います。
Q:オタクが疎まれないような世の中になるには今後どうすればいいでしょう。
A:一つ上の回答をよ〜く読めば、おのずと打つべき手も決まって来ると思われます。
Q:オタクは嫌いですか?
A:オタクという理由だけなら特に気になりません。
Q:はりーさんはオタクですか?
A:プロレスと80年代洋楽に関しては相当なオタクです。
Q:はりーさんはアニメが嫌いなんですか?
A:アニメという理由だけなら特に気になりません。
Q:やおいやBLに関してどう思いますか?
A:男同士が愛し合うものだと思います。
Q:そういうジャンルに対して違和感や嫌悪感を覚える事はありますか?
A:ぜんぜん気になりません。
Q:ご自分がそういう風になったら、とか考えますか? やっぱり気持ち悪い?
A:ぜんぜん考えませんが、気持ち悪いと思う相手は愛せません。
Q:やっぱり男の人は、そういう事は考えないものなんですか?
A:たまたま私がそうであるだけでしょう。
Q:もし男の人を好きになってしまったら、どうします?
A:どうもこうも、好きでしょう。
Q:セックスをしないと、いいエロは書けないというのは本当ですか?
A:するに越した事はありませんが、推理作家が捕まった話もあまり聞きません。
Q:では処女でも凄いエロが書けると。
A:実際、私は処女ですし。
Q:エロを書くコツはありますか?
A:全編ファンタジーでも構わないと思います(多くのエロ漫画がこれで成功しています)。そうでなければリアリティーが重要だと思っています(演技に見えるAVは敬遠されがちです)。
Q:リアリティーを出すコツは…。
A:取材と経験だと思います。
Q:それだと処女(童貞)には無理なんじゃ…。
A:スケベな事を感じれば、それがすでに経験の一部なのです。重要なのはいかに伝えるかです。
Q:オナニーを見つかった時の効果的なごまかし方を教えてください。
A:平然と全裸になって着替えや風呂を理由にしましょう。
Q:ケンカに勝つにはどうすればいいですか?
A:自分より弱い相手とやりましょう。
Q:強い相手とケンカする羽目になったらどうしましょう。
A:たぶん負けると思います。
Q:勝ちたいんですが(笑)。
A:ケンカの時点で自分を相手より総合的に強くしておく事です。武器を使う、不意を突く、コネクションや金銭を利用する、人数差を確保する、などが効果的な手段です。
Q:正々堂々と勝ちたいんですが(笑)。
A:ケンカという行為を選択した時点で正々堂々など存在しません。
Q:フリゲ(に限らず物語など)を作る上で、特に重要なファクターは何だと思いますか?
A:モチベーションと友です。後者は必須ではありませんが、ない場合は挫折率と酷評率が跳ね上がります。
Q:その辺をもっと詳しく教えてください。
A:友とは、完成を心待ちにしてくれ、時には励まし、そして妥協のない意見をくれ、なおかつテストプレイやデバッグまでしてくれる存在です。モチベーションの多くの部分を彼らは担ってくれます。
Q:そういう友達がいない僕はどーすればいいんですか…。
A:世界にはまだ豪腕はりーがいます。そんな時はまず私にご連絡願います。
Q:モチベーションを維持するコツなどありますか?
A:私の場合、ムチ係とアメ係、あるいはその両方を担ってくれる友と、定期的に連絡を取る手法がもっとも効果的でした。
Q:ゲームを酷評された時、どうやってその危機を凌いでいますか?
A:幸いにしてそれほどの酷評は未だ届いておりませんが、ゲーム(に限らずあらゆる作品)とは必ず、絶対に酷評されるものなので、それを危機と感じるのは間違いです。
Q:相当な毒を吐いてらっしゃいますけど、嫌われたらどうしようとか考えますか?
A:たかが豪腕の言う事に本気で怒るとか、そんな小さな人間はいません。
Q:嫌いなタイプの人間ってどんな奴?
A:世の中には2種類の人間しかいません。好きな人間と、どーでもいい人間です。
Q:今までで一番恥ずかしい思いをしたのは何ですか?
A:薬物を摂取した後でバックから攻めていたら、彼女の背中に思いっきりゲロを吐いた事です。
Q:その後、どうなりました?
A:意外な事に、別れただけで済みました。
Q:魅力的なキャラクターはどうやったら作れますか?
A:あくまで私の場合ですが、連中がゲーム世界で勝手にしゃべっているのを書き写しているだけです。作ろうとして作った事は経験がないので何とも言えません。要するに連中もゲームの中で生きているわけで、過去にどんな生き方をしていたのかを探り出せれば後は簡単です。
Q:ぜんぜん簡単に聞こえません(汗)。
A:では履歴書というか、どんな風に暮らしてきたのかを箇条書きにでもしてみるといいんじゃないでしょうか。好きな食べ物や家族構成、思い出に残っている旅行、苦手な科目、始めて作った何か、その他その他。
ただし、そのすべてをゲームに出そうとしても確実に失敗します。機構が複雑そうな機械は往々にして見る者の腰を引かせ、その上作成者にしか操作できなかったりします。
Q:好きな女性がいるんですが、なかなか告白できません。どうしたらいいですか。
A:告白ってそんなに大事でしょうか? そんな事より、次の日曜に映画にでも誘う方がなんぼか良いのではないでしょうか。告白して恋人にならないと(あるいは相手から許可をもらわないと)誘ってはいけないという法律はありません。
ちなみに恋人同士という状態は非常に漠然としていて、明確なラインはおのれの心に引くものです。告白する・しないという行為はラベルを貼る・貼らないという行為であり、ラベルがなくても中身のおいしさに変わりはありません。
Q:その映画に誘うにはどうしたら…。
A:つい目を疑ってしまいました(笑)。え〜と、「一緒に映画を観よう」とか言うといいと思います。
Q:それが言えなくて困っているんです…(涙)。
A:いやその、紙に書いたりメールしてもいいと思います。
Q:それができれば苦労しません…。
A:たぶん断られるのが怖く、それに付随するであろう噂や嘲笑が怖く、最終的に嫌われるのが怖いのだと思います。この辺はまだ見てもいない宇宙人を怖がるのと同じですが、スタートラインに座ったままでいくらゴールを夢見ても叶わないのもまた事実です。
世の中にはそれで満足できてしまう方も多いらしいのですが、あなたはその先に進もうと決心した時点ですでに歩き始めているのです。少しずつ進みましょう。マラソンは、歩いたって構わないのです。
まず、映画を観るという行為に敷居の高さを感じるのなら、そこまで上るスロープを作りましょう。具体的には「始めまして」から会話へ、メールのやり取りへ、徐々に進めると良いと思います(ここまで来ているのなら後一歩です)。
この時点ですでに挫折する場合、相手は芸能人か何かの可能性があります。さすがにそこまでのサポートはできかねますので、違う人間を好きになるか、相応の権力の座を手中にしてからまたご連絡ください。
マラソンは駆け引きが重要です。ゴールをどの辺に設定するかは個人の自由ですが(たいていセックスとか結婚とか言い出す方が多いのですが)、この時点ではとりあえずその景色を「捨てて」ください。最初の坂を超えないうちからそんなものを夢見ても仕方がありません。また、何か坂を超えるたびに、新たな坂が見えてくるのがマラソンです。まずは最初の坂を超え、その事実に自分を鼓舞し(実際素晴らしい事です)、また次の坂を目指して進みましょう。
んで、たいてい誰もが途中で何度も転びます。マラソンは転んだっていいのです。されど、転ぶと大変痛い思いをします。ここで再び立ち上がれるかどうかが重要です。この時こそ、始めに設定したゴールを思い出してください。そこには栄光があります。ただスタートラインに座ったままでは決して得る事のできない栄冠が、あなたを待っているのです。さあ、立って戦いましょう。
映画を観るなら、例えば相手がどんな映画が好きなのかを聞いてみると良いでしょう(いきなり誘うよりよっぽど精神的に負担が少ないでしょう)。たまたま公開中の映画に適合するものがあればこっちのものです。自分も観たいと思っていた、暇があれば一緒に観るかと。
ここで断られてもぜんぜん関係ありません。あなたは坂を上ったのです。その事こそが重要なのです。
一度坂を上ってしまえば、次の坂はもっと容易に超えられるはずです。この坂の一つ一つがゴールです。そうやって上り続ける行為を称して「恋愛」と呼ぶのです。これ以外の方法で、恋愛という長大なマラソンを制覇する事は不可能なのです。
「人間は次の山を求める」。ある高名な空手家の言葉です。この言葉を、謹んであなたに捧げます。
頂上から見える景色は、ゴールした瞬間の歓声は、きっと素晴らしいものでしょう。頑張ってください。沿道から最後まであなたを応援させていただきます。
豪腕注:この最後の長たらしい奴だけ、某女史のやってた相談コーナーの遺物です。今回許可を得て転載しました(だからえらい真面目に答えてます)。
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