「りょーりはあいじょー」……味平（モンモンモン）。
皆さんこんばんは。永谷園のインスタントお吸い物に乾燥ワカメを入れて「料理」と言い張る豪腕はりーです。
ようやく彼女と同棲を始めまして、食生活が劇的に改善されつつあります。
丸７年間に及ぶ不毛な食事情を脱却した記念に、仕事で使うデジカメのテスト撮影も兼ねまして（そっちが主目的ですが）、我が家の食卓を適度にご紹介しようかと思います。
さらば男の料理。
だからそれは料理ではない。
■豪腕きんぴら■
※クリックで無駄に拡大します。
こと男の一人暮らしというものは、お惣菜に関して非常に縁の薄い生活になりがちです。
たまに食いたくなっても作るの面倒くさいし、スーパーに売ってるものは一人分じゃないしね。
私も以前、桃屋の花らっきょを１ビン買ってみたんですけど、来る日も来る日もラッキョウまみれで結局マティーニに入れて無理やり消費しましたしね。
そういうわけでこの『豪腕きんぴら』。
特徴は、しらたきが大量に入っている事です。
これによってカロリー変えずにボリューム増大という錬金術を可能にしています。
そして食感も面白い具合に。しらたき安いですからお勧めですよ。今回みたいに２玉も入れると大変ですけど。
味付けは、辛味を抑えつつ濃厚な甘味を重視したタイプ。辛さは後付けできるので、飽きてきたら随時辛いバージョンに化けて行く予定です。何しろ大量にありますからね。
そぼろ肉なんかも入ってます。
■豪腕シチュー■
※クリックで無駄に拡大します。
もうネーミングがアレ。
ソースは市販品ベースですけど、中に転がる巨大な肉は義理のお袋さんが数日かけて煮込んだ逸品です。確実にアイスクリームよりも柔らかいです。
当初は色付けにブロッコリーを使う予定だったんですね。
しかしフザケた事に１本２３０円もしやがりまして、仕方がないのでアスパラガス先生にお願い。しめじも投入してあります。
お皿に盛るとこんな感じです。
※クリックで無駄に拡大します。
まあ何ですか、当初はこっちの写真だけアップするつもりが、当日買ったばかりのプロ仕様の鍋をどうしても見せたいという貧乏人の浅い考えでこうなりました。
ちなみに豪腕家では、彼女の実家から米やら野菜やらがまるでマスドライバーみたいにバンバン送られて来るので、食材が尽きるという事は絶対にありません。
なんか被災地の自衛隊みたいで素敵です。
ちなみに買ったばかりの鍋は、米のとぎ汁を１度煮立てると良いみたいですよ。
米のとぎ汁は洗剤切らした時に救世主になったり、角煮をさらに柔らかくしたりする超ヤリ手です。無洗米ばっかり食べてる人も時には砥ぎましょう。
■キャベツの豪腕あえ■
※クリックで無駄に拡大します。
濃厚な味付けが続くと、さっぱりした物が食べたくなります。
そういう時こそ箸休めです。元祖は『チョロＱダグラム』であり、最近では『モモタロスの夏休み』でした。どーでもいいですが。
さて、こいつは見た目こそ普通の和え物ですが、実は中々のヤリ手なんです。
基本はマヨネーズあえに醤油が少々。しかし本当の味の主役は柚子コショウなんです。
柚子コショウは調味料界の抑えの切り札です。こいつと塩コンブがありゃイラク問題も解決します。
などと偉そうに書いて参りましたが、私はただ写真撮って文章書いてるだけで全部嫁が作ってるんですけどね。
洗い物とか米の仕込みは手伝ってるんですが、料理そのものに関しては「作ってやるからマスでもかいてろ」的な嫁の背中を見つつお送りしております。
されどもここは豪腕邸。
この家の玄関を潜った者は一芸を披露する伝統がありまして、私も負けじと何かを創造せにゃならんわけです。
それがこれ。
■Mooncresta■
※クリックで無駄に拡大します。
食後にはやっぱりデザートですよね。そういうわけで、ディジェスティフ気取りでシェーカーなど振ってみました。
料理のページのくせに何もレシピが無いのは大変困ってしまうので、今回はちゃんと書いてみます。
てか料理に関して私はカカシなので仕方ないんですが。
|
|
はい、知る人ぞ知る超有名カクテルの豪腕バージョンです。
ややお酒に弱い人向きです。強い人はジンでも飲みながらオリーブかじってりゃいいんです（これを豪腕マティーニと呼びます）。
作り方そのものは簡単なんですが、こいつのキモは２番目と一番下のレシピです。市販品では絶対にこの味は出せないんです。
うちの梅酒はナポレオン超えを果たしているので、もしそういう梅酒が手に入ったら作ってみましょう。感謝の言葉と共に。
そーいうわけで。
今後も画像を色々とアレせにゃならんので、仕事しながら連載できればと思います。