『第1回・オフ会レポ』その3



 はい、カラオケに向かった所からですね。
 男性7名の女性2名。
 実に異様な集団です。
 とりあえず2時間半、飲み屋さんが開くまで戦い続ける覚悟です。

 しかしこの集団、どんな歌を歌うんでしょうね。
 最新ヒット曲なんて1曲も出なさそうです。
 いわゆる「痛い」感じがふつふつと湧いてきます。
 会社や学校では恥ずかしくて歌えないような曲を(しかもボイスチェンジで)歌いまくり、その上その痛さに誰も気付かないような。

 危険です。
 あからさまな罠の匂いがします。
 きっと誰一人としてSOUL'd OUTの「Magenta Magenta」とかは歌いません。
 私も歌えませんけど。
 覚悟を決めて天明を待ちます。

 しかし、しかしですよ。
 だ〜れも歌わないんです。
 まるでマイクがエンガチョのように、誰一人として曲を入力しないんです。
 だって9人もいるんですよ。こんな経験は始めてです。
 その代わり、エサを求めるヒナのようにしゃべりまくる集団。
 単なる座談会です。
 別に歌ってもいいんですよ?
 ひょっとしてみんな、ここは歌も歌える場所だというのを知らないんでしょうか。
 困ったもんです。

 仕方ないので、私が先陣を切って歌いました。
 誰一人として聞いてないのが爽やかです。
 その後、ぽつりぽつりと曲が入るのですが、歌うのはなぜかみんな30代以降の人間ばかり。
 どうしたんでしょうか。カラオケが若者の娯楽などというのはもう古いのでしょうか。
 その割に平気で競馬とかやってる連中なんですけど。
 9人もいて、待たずに入れられるのはすごいです。

 ここで、いよいよMAGさんの登場です。
 来なくていいよと言ったんですけど、どうもリスザルみたいに寂しいようです。
 しかしウケがいいですねこの男は。
 彼が来る前に、一人の心ない男が彼の秘密をばらしまくったからでしょうか。
 悪い奴がいるもんです。

 ごめんねMAGさん。
 同人誌の事ばらして。

 んで、入れ替わるようにnimiteruさんが退場です。
 なんとこれからバイトとの事。
 別にそんな時に来る事はないんですが、わざわざ参加くださってありがとうございました。

 さて、宴もたけなわです。
 予想通りに替え歌が出たり男同士のデュエットが出たりしています。
 一瞬、なぜかムード歌謡が出たりしましたが、幸い他の客や店員には気付かれずに済みました。
 スナックかここは。
 さすがは主婦とNTT職員です。
 ちなみに「銀座の恋の物語」です。
 今時パパも歌いません。
 あらゆる意味で何か勘違いした集団だと言えるでしょう。

 そんなこんなで時間です。
 次は、居酒屋さんでシメですね。
 すでにピッチャーが4つくらい空いていますが、まだ飲むらしいです。
 一体何の集まりなんでしょうか。
 てか、もうオフ会だとか何だとかはどうでもいいみたいです。

 困った人たちですね。
 一番飲んでるのは私ですが。

 ということで、続きは次回に。



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