ランボルギーニカウンタックＬＰ５００Ｓ。
突然ですが、この素晴らしい車をご存知でしょうか？
先代カウンタックＬＰ４００をベースに、カナダの石油王ウォルター・ウォルフのためだけに作られた特別仕様車です。
鬼才マルチェロ・ガンディーニによる衝撃的なデザイン。
その代名詞たる流麗なリアウイングに、７０年代の子供たちはみんな憧れていたのでした。
あれだけ斬新なスタイルに羽根なんか付けたら、そりゃもう勝ちでいいでしょう。
これを「鬼に金棒」と言います。
そうです。
女教師に眼鏡。
おんなきょうしにメガネです。
そこかよ!!!!
これは、非常に危険な組み合わせです。
ウナギとウメボシくらいの破壊力があります。
ここにタイトミニとガーターベルトが加われば、星の一生を左右する事ができます。
全国８００万の姉属性の皆さん、お待たせしました。
うちのサイトではすっかり地雷作成会社と認定されている「すたじおみりす」の作品、その名も『おめがねティーチャー』の入場です。
ぜひJIGSAWの「SKY HIGH」を思い浮かべながらお読みください。
若い方は「nWo CRASH」なんかで。蝶野の。
それでは、ストーリーをご紹介しましょう。
注目のヒロインの名は、櫻井沙耶。
…さくらいさや！？
これは、偶然とは思えません。
なんだか、日本中の櫻井さんが眼鏡かけて腰を振る図を想像してしまいました。
櫻井さんごめんなさい。
まあ、しかし。
意味を求めたってはじまらないよ。人生は欲望だ。意味などどうでもいい。
映画「ライムライト」の名セリフです。
きっとチャップリンは天国で泣いている事でしょう。
まあ何と申しますか。
要するにこの女教師（おんなきょうし）が、主人公に勝手に惚れてヤリまくる。
それだけです。
ワビもサビもありません。
ヒネリも何もありません。
もちろん知性もありません。
カップラーメンみたいな割り切り方が素敵です。
ちなみにこの作品、極めて珍しい事に、血の繋がった妹が出てきます。
本当の妹です。
「親父の再婚相手の連れ子」とか「施設からのもらいっ子」ではありません。
ザ・リアルシスターです。
しかしお約束はきっちり守ります。
主人公にベタ惚れなんです。
今まで「血縁関係のない妹」ばかりだったこの惑星に、久々に降り立った救いの女神になり得るでしょうか。
なり得ません。
えっちシーンはおろか、ぱんつのヒモすら見えません。
単に出てきて物語をかき混ぜるだけです。
また、巨乳幼なじみなんかも出てきます。
お約束はきっちり守ります。
主人公にベタ惚れです。
ところが。
ぱんつのヒモすら見えません。
こいつらに共通する点はただひとつ。
眼鏡をしている事だけです。
割り切り方にも程があります。
私が食いに来たのは「天ぷらそば」です。
しかし中身はシシトウOnlyでした。
確かに、ウソは書いてありません。
この作品のタイトルは『おめがねティーチャー』です。
櫻井先生だけいれば良いらしいです。
ビバ先生。
グッバイＪＡＲＯ。
シシトウだけでも確かに天ぷらです。
実は大好きです。
しかしこの「天ぷらそば」は３８００円するのです。
この値段が高いか安いかは、このＮ２爆薬みたいな櫻井先生に、どこまで思い入れができるかで決まると思います。
私は７８０円で買いましたけど。
正直、『詩乃先生の誘惑授業』の櫻井詩乃先生と比べると、破壊力で数段劣るのですよ。
あっちは、馬鹿という次元の天上界を支配できる馬鹿でした。
突き抜け方が、常人の理解を越えていました。
そして、それでもやっぱり最後まで女教師だったという所が、あのキャラをそこらの馬鹿と隔てる点であったわけです。
対して、この『おめがねティーチャー』の櫻井沙耶先生。
先生「キスなんかしたら、今すぐ結婚だよ？」
主人公「どうして？」
先生「だって……赤ちゃんできちゃうもん」
・・・・・・。
単なる馬鹿でした。
神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える。
シェークスピアの言葉です。
与え過ぎにも程があります。
この先生のいる学校の偏差値が非常に気にかかります。
というか、この人はどうやって教員免許を手に入れたのでしょうか。
バビロンの空中庭園くらいに不思議です。
単に都合よくえっちができるだけの馬鹿。その粋を、最後まで越えられなかった可哀想なキャラであると言えましょう。
ところでこの作品、エロゲーにしては低価格なんですよね。
たとえ３８００円でも、まあ安い方でしょう。
安さには理由があります。
すべてのＣＧを埋めるまで、なんと１時間かかりませんでした。
すごいお手軽です。
ゲーム性や泣きを求めてはいけません。
ごくごく簡単に、櫻井先生とえっちがヤリまくれます。
もう何も考えなくていいんです。
「どうやったら子供ができるか」なんて知らなくても大丈夫です。
絵も可愛いし、選択肢で悩む事もほとんどないでしょう。
何よりもまず、眼鏡のおんなきょうしが顔を赤らめるだけでご飯３杯はいけるほどのツワモノなら、このゲームは「買い」という事です。
主人公はボンボンだけに早漏ですが、多くを求めては酷と言うものでしょう。
それでいいんです。
誰が見ても空は青いじゃないですか。
開き直って、お手軽にプレイしてみてください。
地雷作成会社、すたじおみりす。
その名に恥じない作品です。
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