巫女1



 …メイドときたら巫女だろう(間違い)。
 という事で。
 世の中何が間違っているかと言えば、メイドと巫女に囲まれてウハウハな生活ほど間違ったものもないのだが、そういう社会的に必要とされない人の病的な妄想にも目を向けてみよう。
 ボランティアである。

 どーでもいいけど、フォント変えるの面倒くさいね。
 普通に書きます。

 さて、かつてうちのサイトで『メイドさんの話』をアップさせていただいたが、基本的にメイドさんには3つのタイプが存在するという持論を元に展開した。
 巫女さんの場合はどうだろう。
 あそこで書いた話はそのまま巫女さんにも通用するような気がするね。
 果てはたいていの美少女キャラは潜在的に有するタイプなのかも知れない。
 要するにアレだ。
 ギャルゲーのヒロインのバージョンに過ぎないと、そういう事を確認した記事であった。
 実際あれに『体育会系元気娘』とか『年上淫乱グラマー』とか加えれば、それだけで何も考えていない私のような馬鹿が引っかかるギャルゲーになってしまう。
 うーむ困った。

 されど。
 別にいいじゃんそれでという気持ちが無くもなかったり。
 巫女さんには確かにあるのだ。
 少年サンデーという偉大な雑誌の功績により、広く認知されるに至った巫女さんの2大潮流というものが。
 具体的にはこの二人。
 サクラ先生とおキヌちゃんである。

 おお、なんか書けそうな気がしてきた。
 実際ここに幼女キャラが加われば、上・中・下で見事に3タイプが揃うのである。
 ビバ巫女。
 ではまず、巫女さんの基本的なスペックから列挙しよう(死刑囚ではない)。

 ・巫女装束を着ている(当たり前だ)。
 ・神社にいる(だから当たり前だ)。
 ・ロングの黒髪である。
  …ただし、タイプによってはピンク色の髪とかが許される場合もある。後述。
 ・清楚、清純、純潔である(要は処女だ)。
 ・考え方が古風である。
 ・ボケキャラである。
 ・竹ぼうきと払い串(時には破魔矢や呪符)を装備している。
 ・なぜか必ず呪術の師匠がいる。

 他にも、普段は弱っちいくせに戦うと反則のように強いとか、癒し系の術が使えるとか、目立つ所に変な紋様だの刺青だの埋め込んだ物体だのがあるとか色々あるが、この辺まで来ると各キャラの個別能力に近いので、それぞれの項で語るとしよう。
 という感じで。

 いるわけねえよな現実に。
 乱暴な分類をすると、ハタキを持って屋内を掃除するのがメイドさんであり、竹ぼうきを持って屋外を掃除するのが巫女さんであり、この両者の差はこことコスチュームくらいなのではあるまいか。
 この辺がギャルゲーにおける記号化たる所以であろう。
 そんな事は百も千も承知なのだ。
 虚構の世界における『日常』の巫女さんがこれである。
 ビバ巫女(しつこい)。

 そういうわけで次回から、タイプ別に見た巫女さんの徹底解剖を行いたいと思う。
 記号化マンセーである。
 開き直ってお付き合い願いたい。

 …続くのか(笑)。



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