〜ある拍手ボタンより〜


DRIVE


2008.07.05





 そろそろ本格的な夏であります。
 暑いのは別に誰かのせいではありませんが、ちょっとした事ですぐイライラしてレンタカー借りて人ごみに突っ込んだりしないよう気を付けましょう(非常に危険な発言)。

 さて皆さん、突然ですけど恋愛してます?

 唐突にアレですが、今回の記事は主に拍手レス的なアレでアレしたいと思います。
 さっぱり分かりませんな。

 いや、ちょっと前に拍手でいただいたんですよ。相談をね。
 こんな感じの書き出しでした。

 「空気を読まない拍手(相談)失礼します。恋愛話です」

 20代の男性からの拍手でした。
 全文を掲載するのは割愛しますが、要するに甘くて酸っぱい話だチクショー(なぜキレる)。
 そういう事です皆さん。

 現在進行で恋愛をなさっている皆さん、恋愛に憧れる皆さん、恋愛はもうコリゴリな皆さん、恋愛とはデンデンムシの主食と同じくらいに無縁の皆さん、1回の恋愛に9800円かかる皆さんこんばんは。
 恋愛というのは基本、二人いて初めて成就するものです。
 最近はソロでも可能な方も多いそうですが、そういう方々にとって恋愛ってのはSFです。
 すなわち遠い遠い、星の彼方の架空の話です。
 今回の記事は、そうでないすべての方々に捧げたいと思います。



 んで肝心の相談内容なんですけど。
 相談者に初めての彼女ができたそうなんですよチクショー(なぜキレる)。
 いや、それ自体は非常におめでたいんですけども。
 初めての彼女という事はですね。

 もちろん相談者は童貞なわけで。

 強調しといて何ですが、別に珍しい事じゃありません。
 男なら誰でも最初はやっぱり童貞なんです加藤鷹でも。



 そういうわけで、童貞から始まりセックスに至るまで、たとえ話で分かりやすくご説明できたらいいなと思います(弱い)。
 以下の文章はまことに男性主体のクソ文章です。
 女性の方は相当にご気分を悪くされるでしょうけど、たかが豪腕の言う事だと思ってカカトで踏むなりしてください。さあさあ。



 前にも日記で書きましたが、童貞なんてモノはぶっちゃけ自転車に乗れないとか普免が無いとかと似たようなもんです。
 自動車を一生運転しない人だって数多くいます。
 不自由しなきゃ別に構いません。
 また運転できたって下手クソな奴は下手クソなんです。
 気ばかり焦ってテクも無いのに暴走すると思わぬ事故に繋がります。

 だから、車を愛するならやっぱり安全運転ですよ。
 洗車したりオイル換えたり車ってのは本当に手間がかかりますから。
 でも、自分の個性でカスタマイズしたりドレスアップするのも楽しいですよ。
 お金もかかりますけどね車って奴は。
 しかしまあ、アレですよ。



 初めて運転する時は怖いんだよね。



 緊張してドライブどころじゃないんですよね。
 それが普通です。
 誰でも最初は初心者です。
 最初から琢磨のように走れるわけではありません。

 そしてそして。



 全力で走らせた時のあの爽快感。



 これもまた真実なんですね。

 車によってはもの凄いじゃじゃ馬とかありますね。

 手塩にかけて育てた車とか。


 グラマラスな外車とか。


 庶民には手が出ないほどの高級車とか。



 羊の皮を被った狼とか。



 そういう車をパワーでねじ伏せたりテクニックで限界性能を引き出せたら最高だと思いませんか。






それがセックスです。






 この話を知人に言ったら「俺、免許取って来る」と即答しました。
 お互い非常に残念な友情だと思います。

 そんな感じで。
 車が好きな方にとって、車というのは非常に大きなファクターです。
 そりゃ当然なんですが、そうでない方に対して車の良さを伝えるのは難しい。
 免許があると便利だし運転は楽しいよ、と伝えるのがせいぜいです。

 早い話が乗ってみろと。

 けれど特に不自由を感じておらず、他に楽しい事があるなら別に免許無くてもいいんじゃないかと。
 ひとまず豪腕はそのように感じます。



 んでね。
 車は乗ってるうちにその運転者のクセが付くとか言いますよね。
 これって本当でしょうか?
 そしてまた、中古車とか事故車とかの問題もあります。
 これって大丈夫でしょうか?

 特に初心者のうちは非常〜に心配だと思うんですよ。
 だって怖いもんね。
 そこで結論から書きます。






何一つ心配ありません。






 新車だろうと中古車だろうと事故の原因はたいてい車両ではない。
 まずはここを強調しておきましょう。
 事故は大変悲しいし、非常〜に深い傷を負う事も多いです。
 しかし、その原因はどこにあるのでしょう?
 ちゃんと安全運転してましたか?
 そういう事です。

 ただし。
 ディーラーの言葉は素晴らしかったのに、いざ実車を見たり試乗してみるとそのまま警察に雪崩れ込みたくなるような詐欺まがいも少数ながら存在します。
 そんな時はどうしましょう?
 どうもこうも、嘘をついたのは向こうですから買わなくて結構。

 ネットで知り合って、いざ会ってみたら顔がゲスラとかもあります。
 写真加工してんじゃねぇよと。
 車にだってそれはあります。
 ゲスラだったらチョコでも食わせりゃ大人しくなりますけど、車はあなたの命を乗せてるわけですよ。
 嘘をつくような相手に残りの人生乗せられますか?
 しっかり見極めてから買いましょう。



 大きな問題として認識されてるのは中古車という点ですか?
 これ、別に大きくないです。
 小せえ小せえ。
 見た目ピカピカで理想の車が2台あるとしますよ。

 どっちが新車でどっちが中古車か、大した経験も無い初心者に分かりますか?

 そりゃ片方がピカピカで片方がボロボロなら分かりますよ。
 そんなん最初ッから買わないでしょ?






大切なのはこれから自分がどう乗るかでしょう。






 そこを勘違いしたらダメ。ゼッタイ。
 大体何もしないうちから悪い事ばかり考えるネガティブな奴が多すぎる。
 無理して免許取らなくていいよそういう奴は。

 前のオーナーのクセったって、それが分かるような車は相当なアレです。
 ものすごい族車とかですか?
 ショック切ったりしてるんですか?
 今の時代、ワンオーナーで乗り口が劇的に変わるような車は極東には存在しません。
 わたくし豪腕、色々な車を運転してきましたけど、前の持ち主の変なクセが分かった事なんて1回もありません。
 そのクセってのは96%くらい車そのものに起因します。



 確かにその車、色々すごいアレかも知れませんよ。







だが、今運転しているのは君だ。






 その君が自信を持てなくてどーする。
 単にゲタ代わりで買ったんならともかく、君はその車を愛しているんじゃないのか。
 違うか?

 それでも嫌なら無理して車買わなくていいよ。
 いざ買ったらちゃんと乗れ。置き物じゃねぇんだから。
 好きなら手間ヒマかけて色々いじってみるなり、色んな所にドライブに行くのも良いんじゃないの。
 洗車くらいは人に任せず自分の手でやってみよう。

 洗車で思い出しましたけど、人間ってのは自動車よりも遥かに優れている点があります。
 それは細胞が生まれ変わる事。
 例えばちょっと傷が付いても、新しい皮膚が出てきて生まれ変わるのです。
 常に新鮮な肌なのですよ。
 これ豆知識な。



 …ぜんっぜん違う話になりますが。
 かつて私の先輩、TZRっていうバイクに乗ってたんですね。
 乗ってたというか、乗った事が何度かある、というか。

 買って1週間で盗まれましてね。

 その後どうなったのか分かりません。
 もしかしたら今ごろ東南アジア方面に売り飛ばされて第二の人生を送っているかも知れませんね。
 いやあ怖いですね。
 コルシカマフィアみたいですね。
 しっかりと鍵をかけ、チェーンまでしていても、こうした不幸な事件は起こり得ます。
 皆さんどうかご注意ください。

 比喩が無茶くちゃにつき、女性の方には大変失礼いたしました。
 もちろん寓話の粋を出ておりません。
 うちに来てる女性はたぶん豪腕な気質の方が多いと思われますんで、対抗して適当な比喩を用いられて結構です。
 豪腕はりーは逃げません。

 ちなみに資料として以下を添付しておきます。
 こんなデータもあるんですよ。



『恋愛アンケート ― 処女じゃないと嫌』





 結局、1位と2位を足せばそのまま回答になっちゃいますな。(5)と(3)です念のため。
 後はご自身の問題でしょう。
 どうしても嫌なら相手に対しても失礼ですから別れましょう。

 では最後に。
 私が前に働いていた工場の安全標語を贈ります。

 かなり真実に近い言葉ですので、受け取ってください。






人に優しいいつもの機械、
操作次第で人を噛む。















…それでは皆さん、今日も一日ご安全に。





ご感想は以下からどうぞ。




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