『Deux×Troisオフ会レポ』その2



 さて、前回の残り人数は300人でしたね。
 どんどん落として行きましょう。

 ゲームセンターで激しく発散した後は、定番のカラオケです。
 発散したのは一人だけのような気もしますが、ともかくここは歌なんです。砕け散ったゾンビのためにも。
 向かう先はサンシャイン側の「カラオケ館」です。
 知っている方は知っていると思いますが、ブラックライトが妙にウザいお店です。
 なんでここかと言えば、カードがあるから安いわけで。
 私の場合、払いのほとんどは酒代なんですけど、多少でも安い方がいいに決まってます。

 休日だけに、カップルとか多いですね。
 カップルで来た事のないちょっと寂しい方々は、とりあえず手近な野郎に完熟トマトのひとつでも投げ付けたい場面ですね。
 それは残念ながら犯罪なので、落ちてください。残り200人くらいですか。

 15分待ちで突入したんですけど、いやあ何とも。
 若さは可能性ですね。
 まずは最新ヒット曲を歌えない方、落ちましょう。残り150人ほどでしょうか。
 GUCCHIさんなんて、ゴイステですよ。
 知ってます?
 はいはい落ちた。残り100人程度。
 知らない方は、どこを切っても激しすぎてよく分からないかと思います。
 私、たまたまライブが趣味なんで知ってはいましたが、カラオケで聞くのは大変久しぶりです。
 そして椎名さんもすごいです。
 さすがは池袋のジル・バレンタインです。
 有線でしか聞いた事のないような歌を、次々と披露です。
 これぞ普通のカラオケなんですね。

 世の中、歌いに行けば7割以上がアニメの歌という方もいます。
 それはそれで結構ですが、落ちてください。残り50人くらいですか。
 代々木アニメーション学院の打ち上げでもない限り、一般の曲も歌えた方がいいと思います。
 私とGUCCHIさんのどこが一般の曲だ、という冷静な意見もあるんですが。

 かく言う私も大変です。
 ついて行くのがやっとです。
 何しろ、年齢にして10年くらいの開きがあるわけです。
 10年ですよ。都会の猫なら2世代分です。
 それを埋めるには、技を駆使するしかないのです。これぞ兵法の基本です。
 真っ赤な嘘です。
 んで、久々に披露してみました。
 奥義・一人デュエット。

 お疲れ様でした。
 お疲れ様でした。
 あんまり疲れたので、2回書いてみました。
 たかがカラオケで、なんで私は寿命削って歌っているのでしょう。

 ところで、皆さんご存知ですか?
 カラオケに棲む魔物の事を。
 意外に多く存在するんですよ。これ。
 例えば、自分だけ入力しまくるとか。
 他人の歌の時には大騒ぎするくせに、自分がやられると烈火のごとく怒るとか。
 結婚式の2次会で中島みゆきとか。
 ロードを第3章まで歌うとか。
 落ち着きましょう。空気を読みましょう。
 そして落ちましょう。残りは40人程度でしょうか。

 そうやって命の削り合いを仲良くした後、いよいよ飲み会に出発です。
 その前にもちろん清算です。
 気づいたら5杯もジョッキを開けていた私は、さすがに部屋代の大部分を払わせていただきました。
 適度に酔うのは結構ですけど、酔っ払ってはいけません。
 特にワリカンという言葉に酔うのだけは、何としても避けたい所です。
 最近、この辺を勘違いしているどこかの平塚市民もいますからね。皆さん注意しましょう。
 大切なのは飲んだ分だけ払う、ここです。
 残ったのは30人くらいでしょうか。

 とまあ、ここまで来れば自分の家の庭みたいなもんです。
 お酒を嗜む年齢なら、大きなターミナル駅にひとつくらいは知った店が欲しい所です。
 ここで半分落ちるでしょうか。残り15人。
 早速、よく利用している居酒屋さんに突撃です。
 なぜかここでトップロードさんから連絡があり、何だかさっぱり分からないままに合流することが決定してしまいました。
 遊びに行くなら秋葉原な種族と、今を生きる若者との歴史的な邂逅です。
 いや、そんな大層なもんじゃありませんが。

 という事で。
 次回、『Deux×Troisオフ会レポ』最終回。
 「なんだかこわい」。
 うんがっくっくん。






 ※映像はフィクションです。



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