【題名未定】 だがサブタイトルは「恋写モードは超・高感度!」とかその辺でしょうな。 |
※この企画は、2007年9月2日の日記を元に書いてあります。 ご興味があれば豪腕の日々・2007年9月と共にお楽しみください。 |
ゲーム概要 プレイヤー視点=主人公で進む恋愛系ADV。 主人公は某・弱小カメラ会社の開発センターに勤める平社員。 上司(当然美女)より、新機種開発のためにデータ収集を命じられます。 プロトタイプのその試作機には、現代で言う「顔認識」よりもさらに進化した機能が注ぎ込まれていたのです…。 …この辺はシステム面に触れるので何も言えないんですけど、例えば1枚絵を写真画像として拡大・固定で「その部位認識」みたいに学習するとか、それをやると絵師は楽だけどスクリプターは死ねるとか、まず確実におっぱい認識やぱんつ認識になって大きなお友達も大満足とか色々です。 閑話休題。 「数人分の対人サンプルを。テレ側ワイド側(近く遠く)、マクロに広角、昼と夜の光量差…。メモリが許すまで撮り続けなさい。開発リミットの1週間以内で」 かくして、新たな仕事に燃える主人公。 プロト機を抱えて撮影現場に急行します。 …まずゲーム期間は1週間。これを区切りとして最初に提示しておきます。 メモリの量に触れておく事で、「無駄な写真は撮れないな」と匂わせておきます(デジカメでそれは有り得ませんけど)。 う〜ん、画像消去するとCGモードからも消えちゃうとかで対応…。 面倒臭ぇな(笑)。 とりあえず、被写体にべったり張り付いて写真を撮りまくる。 馬鹿でも分かる内容です。 しかし、主人公は一人暮らしで彼女もいません。 誰かを取り続けるなんて事は逆立ちしても不可能です。 仕方なく、上司は大英断を下します。 「…私の家に来なさい」 有り得ません。 今日から丸々1週間。 ひと癖もふた癖もある上司の家族と主人公の、奇妙で不思議でちょっぴりHな生活が始まります。 始まりません。 夢見すぎです。 …そんな感じで、いわゆる陳腐なギャルゲーというかエロゲーな設定です。 ゲームなんだから出来すぎな感じのファンタジーで良いわけです。 普段の豪腕はこういう仕事もしてますが、被写体が美人の女性という事は100%無いですね。 せいぜいマネキンの生首です。 ちなみにマネキンの名前はジェニファーといいます(笑)。 それではキャラ設定に参りましょうか。 |
母・そに子 職業:専業主婦 ナイスバディでセクシーダイナマイツな若奥さん。 極めて広範囲な趣味を誇り、何にでも首を突っ込むが最初の1回目は必ず失敗する。 またギャンブルも好きで主婦のくせに億単位の浮き沈みがある。 よって家族の中ではトラブルメーカーの側面が強いが、強気で派手な言動とゴージャスな外見のおかげでご近所では人気である。 ちなみに感情が沸点を超えると精神が崩壊する。この現象をそに子タイマーという。 好きな食べ物はトロ。 セリフ:「駄目なら駄目で次に当てりゃいいのよ。なんたって私はセレブなんだしさ」 長女・かの子 職業:カメラ会社の電子事業部・開発センター主任 デジカメ一家を(主に収入面で)支える眼鏡のお姉さん。ちなみに主人公の上司。 ずっと女子高育ちの優等生で、家事も仕事もきちんとこなすがまるで観音様のように身持ちが固い。 いつも愛用のノーパソやら小型デバイスを使って何やら難しい事を超高速でやってるらしい。 怒ると青白い炎が身を包み、難しい法律用語をカタカナ交じりでまくし立てながら特許侵害を申し立てたりする。実はアンドロイド説あり。 彼女の持つデバイス群は、合体すると巨大な大砲になるらしい。 セリフ:「その採択した請願で法的に適当と認めるものは、その請願の処理の経過及び結果の報告を請求することができる。…ので、あの、これ…。よ、読んで…」 次女・に子 職業:北斗真剣流茶道師範(お茶の先生) 落ち着いた感じの和風美女。基本的には和服。 長女・かの子に淡いどころか画面の隅までクッキリとした恋心を抱いており、何かにつけて一緒に行動しようとする…が大抵は撃退される。 逆に三女・ふじ子のアホさを徹底して鼻で笑う黒さも持つ。 普通の茶は元より強力な誘淫剤から巨象を一滴で昇天させる猛毒まであらゆる茶を調合する事が可能であり、その茶によって色々と画策したりする。 ただし簡単に鬱になり、事あるごとに死のうとする(バックに桜が舞ったりする)。 セリフ:「御姉様のような知的で凛々しいお方がそのような事をなさってはなりません。…出番ですよ、ふじ子さん」 三女・ふじ子 職業:大学生 着る物すべて緑色。当然髪も緑色。 大学のバレーボール部ではアタッカーをしており、家族の中では一番背が高い(そしてもちろん巨乳)。基本的にはボケ担当。 徹底したベジタリアン。地球緑化運動に異常に情熱を傾けており、何を思ったか某国奥地の山々をペンキで真緑に塗り上げるなど奇行も目立つ。 ちなみに違う色のカツラをかぶせると途端にテンションが下がり、別人のように暗くなる。この現象を家族は鬱ルン死(デス)と呼んでいる。 好きな有名人は川合俊一、グレート・ムタ。 セリフ:「あァん!? そりゃ緑が足りねーんだ、緑が!! おら食え、食わねーと塗るぞ!!」 四女・かし子 職業:高校生 極貧を地で行く手足の生えた大安売り。 同じ家族なのに一人だけツギハギだらけの服を着ている歩く不幸。分厚い眼鏡に三つ編みでそばかす、しかし眼鏡を取ると当然のように美人になるが当然のように誰も気付かない。でも隠れ巨乳。 別に家族から冷遇されているわけではなく、自分から進んで必要以上の倹約に努めた結果である。その証拠に常に電卓で収支決算をしてたりする。 家族(特に母)が無駄遣いすると絶望のあまりダンプカーに飛び込んだりするが、体が丈夫なので壊れない。これを自殺とショックにかけて自〜しょっくと呼ぶ。 セリフ:「絶望したっ!! 資本主義に簡単に股を開くお母様の豚のような軽薄さに絶望したっっ!!」 五女・ぱな子 職業:幼女(笑) ゴスロリ少女。お姫系。おでこが広く、キツい目をしている。 他者と接する時は思い切りネコを被っているが実は相当に黒い。 なぜか「〜じゃよ」的なお爺ちゃん口調でしゃべり、エメリウム光線のポーズを取ると額から大画面プラズマ光線を発射するなど、その性格も相まって中々に侮れない。 家族の中で一番若いくせに一番立場が上っぽい印象がある。 いつも抱いている白い犬の縫いぐるみの名前はびくたん。ぱな子に従順どころか絶対服従の関係である。 セリフ:「ぱな子は嬉しいのじゃよ〜! きっと大事にするのじゃ〜! …チッ、安物か(ペッ)」 後輩・り子 職業:開発センター社員、メイドさん(笑) 主人公の後輩に当たる新入社員。今回の計画を聞き、女ばかりの家に向かう主人公の身を案じて勝手に転がり込んでくる勘違い娘。 ノリで母・そに子と意気投合して「お手伝いさん扱い」となる。 これだけ人数がいてメイドの働く余地は確実に無いが文句を言ってはいけない。 あらゆる物事をコピー機のように完璧に憶えるという特技を持つが、正しく聞かないと的外れな答が返ってくる。 セリフ:「えっと、24分前に酒屋さんがお見えになられて、今月分の注文と一緒に奥様の豊かな胸のサイズについてお尋ねでしたぁ! …はい? もちろんちゃんとお答えしましたぁ! …きゃ〜っ、何で? 何でぇ〜っ!?」 ペット・ぺん太 職業:ペット(当たり前) デジカメ一家で飼われている眼鏡をかけたペンギン。光るものが大好き(ガラス製品など)。 意外に計算高く、保身に長けている。 セリフ:(むむむぅ、誰から餌をもらうのが一番得かよ〜く考えるペン) カメラの精・おりん(お臨・お倫) 職業:カメラの精(アホかと) 主人公の使うカメラのオペレーティングソフト。なぜか頭に皿がある(河童かと)。 落雷イベントの「ボディシフト」で実体化する隠しキャラ。 ちなみに読み方は「おりん」だが、カメラをハングアップさせると「お臨」に、色っぽいシーンでは「お倫」に読み方が変わる。 セリフ:「ISO感度を設定してください…あぁん、そんなに上げちゃダメェ…」 ライバル・子ダック軍団 職業:悪の組織 アメリカの某ネズミ漫画に出てくるキャラクターと著作権侵害スレスレに似ている着ぐるみ集団。されどなぜか全身が真っ黄色に塗りたくられているので安心である。 あっちの国の商売拡大を狙って日本に上陸するが、そんな目立つ格好をしているあたり日本の現状をまったく認知していない。 主人公の商売敵でもあり、また三女・ふじ子とは黄色か緑かで大戦争を勃発させる。 こういう設定だから、中身は当然のごとく爆乳メリケン美女である。 セリフ:「私たちは友達デ〜ス! 特別に私たちの製品を黄色い豚共に売ってあげマ〜ス! (鏡を見せられ)…はっ、しまった!! やっておしまいなサ〜イ!!」 |
駄目っぷりにも程があります(笑)。 他に、京都出身のいとこ・せら子とかいろいろ考えたんですけど、あんまり死者をムチ打つのも何ですな。 絵師が死ねるしね。 お父さんが出てきませんが、それはギャルゲーだからです。 主人公の勤める会社の創設者で、写真家としても有名だった…あたりで良いでしょう。 南無阿弥陀仏。 今回のキャラなんですが、家族はなるべく「2面性」で共通項としてみました。 それでありながらぜんぜん違うキャラに。 また、あんまり「金型作り」にはこだわってません。 わりと既存臭のするキャラに調味料な感じで仕上げるつもりでいます。 基本、既出のパロディは使いませんが、何人かはわざとそうしてあります(間口の問題です)。 一番の問題は全員が危険なパロディという点です。 ネーミングの適当さといい、幼女とか平気で出してる所といい、まず確実に同人でないと出せないでしょうな。 イベント的には、以下の組み合わせで。 【天井裏イベント】 暗所での撮影のために天井裏でカメラをいじくる主人公。 さも当然のように屋根の下では着替えシーン。 エロゲーなら一人Hでも良いですね。 三女・ふじ子あたりに素で天井殴られるとか、次女・に子だったら槍で突かれるくらいは当然アリでしょう。 【お風呂イベント】 「完全防水100%」の売り文句を確かめるため、風呂場で撮影にいそしむ主人公。 後の展開は書く必要も無いですね。 五女・ぱな子の場合、悲しい微笑みをされておもむろに電気トースターを風呂桶に放り込まれる、程度がいいんじゃないでしょうか。 【心霊写真イベント】 何気なく撮った画像の1枚に、奇妙な影が写っています。 液晶でもパソコン画面でも確認できないのですが、印刷すると確かに写ってます。 実は単なるプリンターの不調なのですが、それが分かるまで家族は恐怖のズンドコです。 このイベントの意味は「萌え率」の補完であり、有能でちょっぴり怖い長女・かの子あたりが実はすっごい怖がりだったりして、夜中におしっこに行けなくなったりします。 【下着泥棒イベント】 家族の下着が盗まれ、主人公のデジカメ画像が証拠となって解決します。 母・そに子のものすごい下着や玩具をエサにすると効果的でしょう。 この手のイベントは応用が効くので、万引きの現場を捕らえたり誘拐事件で車のナンバーを撮ったりできますね。 【修理屋イベント】 主人公の汚名返上のために持ってきます。 風呂釜でもテレビでも何でもいいのですが、不調になった機械を手先の器用な主人公が直して尊敬されるというだけのイベントです。 母・そに子あたりに「やっぱり男手は必要ね」と言わせて終了。 【意外な一面イベント】 個別ルートに入る直前くらいが効果的でしょう。 四女・かし子が風呂上りに眼鏡を取って髪を下ろすを皮切りに、五女・ぱな子はよだれを垂らして眠っている、長女・かの子は赤ちゃん言葉で子猫と戯れる、三女・ふじ子はブティックでひらひらの服を真っ赤な顔して鏡の前で当てているなど、キャラごとに設定します。 【セピア色の写真イベント】 終盤、ここぞという所で出します。 今は亡き家族の父、主人公の会社の創設者である男が生前に撮った写真を発見するイベントです。 その技に主人公は驚愕します。 そしてその写真こそ、主人公がこの道に入るきっかけ――子供の頃に見た、作者不明の1枚の写真――だったのです。 【結婚式イベント】 エンディングです。物理的に結婚できない相手の場合、擬似結婚式でもいいでしょう。 バージンロードを歩む二人、フラッシュの嵐。 その中に、主人公が手塩にかけて育て、市場で大ヒットを飛ばしたあのカメラを見るのです。 「ファインダーの向こうで、おりんが笑ったような気がした」 かすかな駆動音を耳にした主人公は、カメラを持つ子供にそっと囁きます。 「ISOをもっと下げてごらん。カメラを信頼して」 後日、送られてきたその写真の中で微笑む二人は、あのセピア色の写真によく似ていました。 …こんな感じですか。 基本ドタバタで笑いの要素を繰り返しつつ、適当な所でしんみりさせます。 「感動させよう」などとは間違っても思わないように。 そういう匂いが完全に消えた時に持ってきてこそ効果的だと心得ます。 そしてこの企画。 100%丸投げします。 暇があってゲーム作りに興味があり、なおかつギャルゲーのネタを考えているあなたに贈ります。 まあこの程度のネタなら、ライターだったら10や20は頭の中にストックしてあるはずですが、何もヒネらずシンプルに行きたいのならこの辺が落とし所かと存じます。 頑張ってください。 相談にもお答えいたします。 私が作るのだけは勘弁してください。 特に今年は色々と大変なんです。 生きるだけで精一杯なんです。 仕事は元より他のイベントに縛られてもうアップアップです。 ただ、まあ。 すべての立ち絵に加えてイベント絵の50枚も仕上げてくれるスーパー絵師さんがいれば、この限りではないです。 ちゃんちゃん。 |
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