突発コラム
『ぱんつが見えて何が悪い』
2010.02.23
考えてみたら深夜アニメしか取り上げていない豪腕はりーです。
皆さん元気に乳揺れ動画を検索してますか。
本来、このコーナーは突っ込み所を針小棒大にして楽しむみたいな傾向が当初からありましたけど、時には広い心で受け止める姿勢を持ち合わせたいと思います。
早い話がエロ方面です。
媒体はどうあれエロが嫌いな人間というのがほとんど存在しない以上、それをアニメに持ち込むのも至極当然なのでありまして。
そんなこんなで。
猪木だったら何をやっても許されるのかという、古いプロレスファンには有名な言葉があります。
結論から言うと許されちゃうんですよ。猪木だから。
正確には、たとえメチャクチャな事をやろうとも法に触れなきゃ何やったって文句言われる筋合いは無いのが真相であります。
実はこの言葉、他の事象においても使えます。
例えば猪木を『深夜アニメ』に変えて言い放ってみましょう。
そして周りを見渡してみれば分かるはずです。
ぱんつは見えるわ乳は揺れるわ歩道橋から美少女の首が落下するわで大変なサバトになっているはずです。
誤解を招くかもしれませんが、そういうのが良いとか悪いとかはどーでもいいんです。
「子供が観たら大変」などとPTAの枯れたおばさんのような事を言い出す方もおりますが、そんな時間まで子供が起きてるような家庭を築いたお前の方が悪いです。
また昨今では動画サイトなんてのもありますけど、あれは単なるツールであって悪いのはアップした人間だと思います。
彼女のいない人がnon−noの『特集・こんな彼氏は黄信号』に文句を言うようなもんです(どうせ買って読んでねえだろ)。
おまんこさえ隠しておけば法律上は犯罪ではありません。
表現の自由は守るべきであり、架空の人物に人権は存在しません。きつい事言ってますけどこれが最低のラインです。
逆にアニメだからこそ実写では許されないような表現も可能と考える方が建設的ではないでしょうか。
そういうわけで、観てみました。
いや想像以上にひどい世界ですねこれは。
もちろん誉めてるんですよ。豪腕は思いっきりモロ手を叩いて大賛成する立場です。
1973年には『キューティーハニー』があり、1981年には『まいっちんぐマチコ先生』がありました。
いずれも子供が楽勝で起きている時間に堂々と全国放映されていたのです。
その事から考えると、現在の状況は過去に比べてぜんぜん規制が厳しくなっているはずなのです。
そんな中で、非常に頑張ってる作品たちをご紹介したいと思います。
どうせタテマエは大人しか観てないんだからエロでもグロでも好き勝手やりゃいいんです。
そういう場が未だに存在する事を感謝しましょう。
『聖痕のクェイサー』
おっぱい飲んで強くなる。
これ以外、何の説明も要らない作品です。
キチガイみたいな設定ですけど本当です。バッチリおっぱい吸われてアンアン言ってるアニメです。
それ以外に観るべき所がまったく無いという、まるでドラッグレーサーのような割り切り方が凄いですね。
一応中身は中二病患者が喜びそうなセカイ設定を含んだバトルもので、毎回登場する敵をおっぱい飲んで倒して行くストーリーです。
非常に類型的でハンコみたいなキャラクターが周囲を固めます(献身的なメイドさんや金持ち高飛車なお嬢様など)。
だからこそ安心しておっぱいに集中できる親切設計であり、平均以下の頭しか持たない我々でも安心してオナニーができる逸品です。
しかしこれ。
よ〜く考えてみたら、別に目新しくも何ともないんですよね。
我々もおっぱい飲んで 強くなったわけですし。
あえて特徴的な所を探すとすれば、それは明らかにおっぱいを卒業した年齢のキャラたちが未だにおっぱい吸ってるという部分であり、これの意味する所は非常に深いのかもしれません。
大人になったオタクたちへの深い深いカリカチュアである可能性も考えてみましょう。
だとしたら、この作品は非常に精巧に作られた「鏡」です。
我々は、我々自身の姿を観てオナニーしているのかもしれません。
それがどうした。
おっぱい好きでしょ?
いい歳して未だに乳離れしていない、すべての男に捧げられるべきアニメの一つでありましょう。
そこ以外は本当にどーでもいいです。
土下座すりゃ楽勝で乳くらい揉ませてくれそうな天然バカの爆乳とか出てきますので、何も考えずにおっぱいゴクゴク飲みましょう。
ごちそうさまでした。
そんな感じでどんどん行きましょうか。
続いてはこちらの作品です。
『れでぃ×ばと!』
「主役の男があんまりウザくない」というただ一点のみで観る価値のあるアニメです。
実はこれ、なかなか稀有な上に素晴らしい事なんですよ。
だいたい主役がただそこにいるだけで磁石にくっつく砂鉄のように女どもが集まってくるお手軽オナニーアニメでは、かなりの割合でナヨナヨしい煮え切らない奴が主役を張ってたりするもんです。
まったく個人的な意見ですけど、死ねばいいとさえ思います。
あれだけの豪華料理を自動的に並べられた上に食い放題でしかも無料、そんな状況でも料理が冷めるまで箸を付けないような男は股間に焼きゴテ押し付けるくらいの作法で良いでしょう。
せっかくの料理が可哀相ですよ。
一番可哀相なのは冷え切ってしまった我々の股間だという事に早く気付いて欲しいものです。
その点この主役はごく普通の小僧なので、そうした面からのストレスはあまり感じられません。
ただし単なるぱんつと乳首のある学園ラブコメ物なので砂鉄のような女だらけというわけでもありません。
その辺はさじ加減であり好みの問題ですので、毎回見られるぱんつと乳首を素直に鑑賞するのが正しい観方と言えそうな気がします。
ただし、ヴィジュアル面は凄いです。
上半身よりも巨大なドリルを二つも装備した恐ろしいツインテールが登場します。
こんなの目じゃねえ。
進化の過程で絶滅してしまったサーベルタイガーを思い起こさせる髪型です。
ダーウィンが見たら進化論が書き換わっていた可能性があります。
ともかくそれほど恐ろしいインパクトのある凶悪なヒロインが登場し、毎回ぱんつやおっぱいを見せてくれるアニメなのです。
不思議なのは、周囲はわりと普通なのにこいつだけ宇宙から来たみたいなデザインになってる点でしょうか。
デザイナーはこいつの時だけシャブ打ってたに違いありません。
また、主役はまともなんですけど幼なじみのヒロインが最低の性格をしています。
ただ可愛いからって許されるレベルではありません。
されど、その松崎しげるよりもブラックな面をこいつから取ってしまうと箸にも棒にもかからないクソつまんねー女にしかならないので仕方のない処理なのでしょう。
そうしないと進まないストーリーも多そうですし。
結論として。
レディー・ガガでも塩沢ときでも萌えられる方なら萌えられるアニメです。
毎回ぱんつと乳首を観られるのなら、そのくらいの犠牲は覚悟して観ろという事かもしれません。
やっぱり宇宙は広いですね。
では最後にこちらを。
『ちゅーぶら!!』
「思春期の女の子が下着に対する正しい知識を身に付ける」という明らかに大きな男の子向けのお話です。
一応主役は中学一年生の女の子なんですが、この際はっきり言っていいでしょう。
そんな設定はぱんつを見せるための方便です。
そんなもんをわざわざ深夜のアニメで観なくても普通の女はみんなとっくに知ってます。
そうなんです。
土俵は深夜なんですよ。
そんな時間にこれを観ている中学一年生の女子なんかいません。
100%ぱんつを観るためだけにチューニングされた、混じりっ気なしの純粋サラブレッドです。
ぱんつさえ観えりゃ地球がどうなっても構わないくらいの開き直りが重要視される事でしょう。
毎回毎回、これでもかという程にぱんつの入れ食い踊り食いです。
当然のごとく中学一年生と言っても誰も信じない強烈な爆乳も登場します。
天は人の上に人を作らず下着が観えれば何でもいい。
正々堂々、清々しいほどの潔さすら感じます。
ストーリーですか?
いりません。
そんなもの144分の1ジオングに100分の1ドムの脚を付けるくらいに必要ないです。
美少女のぱんつ以外の興味があっても何一つ満たされないような気すらしてきます。
んで、それでいいと思います。この作品のために夜中まで起きてる方は、設定上中学生のぱんつを観るためだけに起きてるんです。
面白いとかつまらないではなく、ぱんつなんです。
それ以上のものを求めたらいけません。神はいないけどぱんつはそこにあるのです。
そういうわけで、深夜のカオティックなステージの一端をつらつら語って参りました。
もちろん深夜アニメが端から端までぱんつと乳揺れなわけではなく、ゴルゴだってコブラだって今では深夜に生きる男たちです。
コブラなんか尻すぎるほど尻アニメなんですけど、別に尻がメインなわけじゃありません。
しかし今回ご紹介した猛者たちは1から10まで全部ぱんつとおっぱいです。
今後も需要ある限り、そうしたアニメは作り続けられるでしょう。
ぶっちゃけテレビ放送できないエロアニメって丸出し感に萎えてしまう方もいるんじゃないかと思うんですよ。
アメリカンポルノとかAV女優みたいな感じで、あの手の作品に出てくるキャラってのはセックスするためにセックスする場合が多いんですよね(当たり前ですけど)。
しかし深夜アニメのエロはそうではない。
その辺の奥ゆかしさから、こうした作品のファンは消える事はないと思えます。いや知りませんけど。
次回も適当な角度でアレしていきます。お楽しみに。
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