『Angel's Lesson』







本日もまた、読むだけで勉強になるエロゲのレビューが始まりました。

今日は、生物の勉強をしましょう。
スピード勝負のお話です。

地上で最も速く走る動物は、チーターさんです。
時速はなんと100km以上に達します。

たかが演歌歌手のくせに、ケツに火が付いたような速さです。

※このページには、30歳未満の方には不適切なギャグが含まれています。

では、海の中を見てみましょう。

最も速く泳ぐ魚は、バショウカジキさんです。
こやつも時速100kmに達するそうです。

ボケられません。すみません。

最も速い鳥はアマツバメさんで、時速は約200km。
最も速い人間は、100mを10秒以内で…。

違います。

ではこれから、人体の持てるスピードの記録に挑戦した、フロンティア精神あふれる果敢な作品をご紹介しましょう。




さて、今回の犠牲者作品は『Angel's Lesson』という、2000年に発売されたゲームです。




どんなゲームかって?


看護婦さんです。


白衣の天使です。


ナースです。







第11話・魔の山に飛べ。





※このページには、30歳未満の方には不適切なギャグが含まれています。

いやあ、ナースさんっていいですね。

ついつい採尿時にツッパリ息子と対話のチャンスがありそうです。

このゲーム、見目麗しい3人のナースさんが登場します。

「主人公を敬愛するはりきり娘ナース」「ちょっと怖いキャリアウーマンナース」「しとやか令嬢巨乳ナース」と、基本ラインナップは及第点をあげてもいいでしょう。

絵も綺麗でいい感じです。
主人公は、当然若先生ですね。
院長先生の息子です。ボンボン医者です。

キリンさんの首が長いのと同じくらいにヒネリのない設定です。

今日のテーマは生物です。

普通って偉大ですね。

さて、肝心のストーリーなんですが。

いきなりクビにされます。

決して長くはないけれど有益だった私のエロゲ人生において、始まる前に終わったゲームは大変珍しいです。

チーターは時速100kmで走ります。

まあ、それじゃゲームにならないんで、素敵なナースさん達が主人公を鍛えるんですね。
立派な先生として更生するように。

お前らが治すのは医者の性根じゃなくて患者の方だろという突っ込みは、この際どうでも良くなります。

そうやってナースさん達と仲良くなって、早い話がヤッちゃうわけですが。

すごい早さでえっちできます。

元々スルメのように薄いシナリオに加えて、便利なヒント機能もあるおかげで、狙った展開がえらく簡単に得られるのです。

バショウカジキは100kmで泳ぎます。

そして特筆すべきは、主人公の神々しいまでの早漏っぷりです。

テキストを数回クリックしただけでイッちゃいます。

まるで繋ぎっぱなし。気分はADSLです。

サーキットを駆け抜けるインディ・カーのごとく、見える物すべてが風となって過去へ飛んでいく感じがします。

アマツバメは200kmで飛びます。

でもこいつには敵いません。

えっちシーンがシナリオの圧縮に貢献しているという、なかなか不思議な作品です。




ちなみに、各ヒロインとも2種類のエンディングがありまして。
3人のナースさんに加え、入院患者の少女一人が攻略対象なんですけど。

「純愛ルート」「淫乱ルート」と分けられています。

「純愛ルート」は、書いて字の通りラヴラヴなエンディングが待っています。
「淫乱ルート」はちょっと痛いシーンがありますが、基本的には軽い陵辱エンディングです。

4人の女の子相手に2種類ずつ。
合計8種類のエンディングが用意されています。

その他、バッドエンドも数種類。
非常に多彩な感じがしますね。

甘かったです。

フルコンプリートに2時間かかりません。

お手軽にプレイするには、極めて適したゲームだと思います。
この失踪疾走感を、ぜひ体験してみてください。

そしてあなたが入院した時、いかにもボンボンな先生がいたら、ふふんと鼻で笑ってやってください。

まあ、「純愛ルート」を選べば、この闇雲に早漏な主人公も少しは頑張ってくれますが。

あかひげ薬局とかに相談した方がいいんじゃないでしょうかね。






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