● 自前の蕎麦畑で「天日干し.手刈り.完全自家製粉.生粉打ち」にこだわったピカピカのお蕎麦 |
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かつては群馬県箕郷町で地元の名声を意のままにしていた「せきざわ」さん2005年から畑のある長野県小布施に移転され、その名声は全国区になっている様です。 朝思い立って 片道190kmのドライブでお昼を食べに向かったのですが、移動はほとんどが高速なので開店15分前にはお店に到着。一番乗りでした。 手入れの行き届いた庭先の木製ベンチに腰掛けて待っていると、開店の11:30までには更に4組ほどが順番に並び人気の程がうかがえます。 ウッディな店内はぴかぴかに磨き上げられ、靴を脱いであがります。広めのテーブルは間隔を空けて配置されて居心地良さそうですが、何組かでテーブル数が埋まってしまえば基本は相席になるようです。 注文は 3つのお蕎麦とそば粉の天ぷらがいただけるセットにしました。 まずは、天ぷらセット 味の濃い野菜をそば粉でカラリとあげた物を熱々を塩でいただきます。鳥の巣に見立てたそば粉と卵に見立てた豆、パプリカ、カボチャ、シシトウ、ズッキーニ、シメジ、オクラ、山芋、など 結構たっぷりの量があります。お蕎麦は生粉打ちから。繊細なお蕎麦はもちもち感が強い細切り。汁はまろやかで鰹や醤油など突出する物が認識できないのですが蕎麦とのからみが抜群。 二品目のお蕎麦は「変わり」。しそを練り込んだお蕎麦です。蕎麦単品で食べるとしそのさわやかな風味が口いっぱいに広がります、汁と絡めると不思議と角が取れてまろやかな味わい。ベースのさらしなのプリプリの押し返し感のある歯ごたえが癖になります。 最後のお蕎麦はあらびき、丸抜きの粒々が浮き出たお蕎麦はそれでいて上品、つなぎに少し使っていると言う小麦粉の風味でしょうか? より甘みを引き立てている気がしました。 追加で頼んだ 蕎麦アイス。蕎麦掻きが練り込んであるのだそうです。 こちらはアイスの甘さがふわっと来る直前でサラリと収束していく、いくらでも食べられそうな不思議な味わいでした。 小布施町は町おこしで観光に力を入れているそうで色々見て回る楽しみもありそうです。 |
三味蕎麦 \1400 お店外観 店内 生打ち蕎麦 小物 |
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