第二十四話 「昆虫ハリケーンが運んだ日本なまけ者病」(83/8/19)脚本・上原正三 監督・小笠原猛
夏休みの登校日、小学校へ怪しい老人が現れ子供たちに昆虫を配った。持ち帰った昆虫はガスを吹き出し、家族を怠け者にする。鈴木モータースでも一家全員が被害に遭い、翌日は店を閉めてしまった。
原因は昆虫にあると気づいた電は、リリィと共に回収作業を開始する。その最中に昆虫をばらまいている連中を見つけ、追跡するとマドー一味が現れた。ビルスビーストを前に赤射したが逃げられてしまう。
マドーはビルスビーストを昆虫博士に仕立て「昆虫からウイルスは検出されなかった。かわいい昆虫に罪はない」と発表させ、それまで以上に昆虫を配った。なまけ者病は全国に蔓延、都市の機能はストップする。
電は公園で配られていることを聞きつけて駆けつけた。襲ってきたマドー一味と戦うために赤射しビルスビーストを倒した。昆虫達も消滅し、街は活気を取り戻した。
「オゼバン談」
怪しすぎる昆虫……。アキラにクワガタを見せられた電が、何クワガタか悩みますが、私にはノコギリクワガタにペイントしたものにしか見えませんでした。もう少しなんとかして欲しかったです。
ちびっ子ファイトローがドクターポルターに資料を渡すシーンがあります。戦いには行きませんけど、一応仕事があるのですね。
愛用のジープにはレーダー、通信機など、様々な装置が付いていますが、まさか拡声器まであるとは思いませんでした。
福引所のオヤジに扮した栗原さんのいでたちは、とても似合っていたと思います。
幻夢界のさなぎを敷き詰めたイラストには悪寒を感じました。虫嫌いの人は目をそらすかも。
大葉氏の出演は一ヶ所。豪遊宴の影響か、少ししゃべり方がオカマっぽく聞こえました。
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