第十一話 「暗黒星雲から来た最強の悪役ファイター」(83/5/13)脚本・上原正三 監督・小笠原猛
銀河連邦警察から怪宇宙船が地球へ向かったとの報を受け、伊賀電は調べに行く。宇宙船は殺し屋ベンガルブラザーズのものであった。襲われた電は赤射して退けたが、その間に使った技はすべてデータとして記録されていた。
幻夢城に招かれたベンガルブラザーズはシャリバンのデータをマドーに譲り仲間にしてもらう。歓迎の宴の後、ベンガルブラザーズは魔王サイコの暗殺を画策した。だがサイコの人工頭脳はベンガルブラザーズの心を読みとっていた。ベンガルブラザーズは簡単に動けなくされ、ドクターポルターによってコマンドサイボーグへと改造されてしまう。
その後、グランドバースへベンガルブラザーズからの挑戦状が届く。リリィから連絡を受けた電は地獄谷へと向かった。
立ちはだかるベンガルブラザーズを前に赤射し、クライムバスターで倒したが、マドーはもう一体、シャリバンの技のデータを元に作りだしたショウリビーストを用意していた。
能力を封じられ、次々と技をやぶられるシャリバン。必殺のシャリバンクラッシュまで槍ではじかれ、戦意喪失寸前にまで追い込まれる。しかし、自分には守るべき者があることを思い出し、クライムバスターで槍を破壊、シャリバンクラッシュで両断した。
「オゼバン談」
この回より伊賀電の普段着が白いブルゾンにかわります。白いジープにあい、実にさわやかです。
シャリバンのジープも品川ナンバーでした。数字もはっきり読みとれます。
シャリバンキック、スパークボンバーの説明が突然入り、アニメなのにいきなり実写になってビール瓶の頭を飛ばす「空手バカ一代」を思い出しました。
ベンガルブラザーズを歓迎する儀式が妙に艶めかしいです。しかし、全宇宙を支配するつもりだったわりには弱かったです。
シャリバンクラッシュ(日輪背負わず)をはじかれますが、ベンガルブラザーズにはレーザーブレードもシャリバンクラッシュも見せていません。ショウリビーストが独自に破ったのならすごいことですね。
少しの間、高次元ソナーのアンテナを出したまま殺陣が続きます。
大葉氏の出演は無し。
もどる