第七話 「鏡の中に浮かぶ私は誰!?」(83/4/15)脚本・上原正三 監督・小林義明
エスパー少女にとりつかせて悪の超能力者にするため、魔王サイコはダブルビーストを生みだした。洋館に住む少女が餌食となり、フラフラと道路へ出たところ、パトロール中の伊賀電が発見し保護する。家に送り届けると母親は「サチコは夢遊病」と話した。
後日、別人のように派手な服を着て濃い化粧したサチコを電は見かける。不審に思い後をつけるとサチコはディスコに行き、しばし踊りを楽しんで行方をくらませた。
電は洋館へ行きサチコが学校からもどってくるのを待ったが、帰ってきたサチコは街へは出ていないと笑った。
不信に思った電は夜になるのを待ち洋館に忍び込む。母親の悲鳴を聞いて駆けつけると、サチコは髪を振り乱して宙に浮かんでいた。しばらくするとサチコは気絶したが、再び目を覚ますと飛んでいってしまう。電は赤射して追いつき、現れたマドー一味と戦った。
ダブルビーストを倒したとき、サチコも明るい少女にもどった。
「オゼバン談」
猛烈な下ネタなので書くのがはばかられますが、この回のダブルビーストの顔は犬のチンチンにそっくりです。
洋館のおじさんがいい味を出しています。天性で笑わせる才能があるみたいです。階段から落ちるシーンはうますぎで(マジ落ちかも)、当時ビデオを購入した友人が、何度も巻き戻しては笑っていたのを思い出しました(犬のチンチンも彼が言い出したのです)。
サチコ役の細井正美さんは「特救指令ソルブレイン」の第2話にも出演されています。
少女のことばかり話すシャリバンに嫉妬するリリィがかわいいです。この頃から好意があったのですね。
空中での殺陣シーンが不安定な映像で、緊張感をかもし出しています。
大葉氏の出演は無し。
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